ちきりんのレビュー一覧
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著者のちきりんが、「考えるための方法論をまとめた本」。
序章から、机上の空論が語られている気がした。
本のタイトルになっている「自分のアタマで考える」ことは、「知識と思考をはっきりと区別することからはじまる」という。つまり、知っていることをいったん捨てて、ゼロベースで考えよというわけだ。確かに、知識と思考は別物だ。そして、自分の頭で考えることは大切なことだ。だが、知識と思考をわけることなどできるのだろうか。理論としては納得できるが、実行するのはまず不可能だろう。
第1章以降は、どの情報がどうであればこうするという「決めるプロセス」や、2×2マトリクスを使った「判断基準はシンプルが一番」と -
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正解は調べるもの、意見は考えるもの
ネットの普及で、労力ゼロで発信できるようになった。ほとんどが何も考えてなくても言える反応。ポジションとるのが意見。
ポジションとってないくせに、質問とか一概に言えないとか、知的に聞こえるけどこれもただの反応。
正解だったかどうかって時点によって変わりうる。人生長い。人間万事塞翁が馬
いろんな人、いろんな意見、いろんな嗜好があり多様だから豊かに発展してきた。一つの正解では社会は豊かにならない
自分の表現ツールはいろいろ持ってた方がいい。心の中は言葉では表せないほど複雑。
学校的価値観で正解を探すスタンスだと自分の満足する生き方さえ、誰かに褒めてもらえ -
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「生産性」の大切さを説いた1冊。
仕事だけでなく、プライベートでも、いや、プライベートこそ生産性って重要なんだなと思いました。
やりたいことを最優先するために、やりたくないことはやめる(外注するなど)、プライベートの予定を先に決めてしまうのは、本当にそうするべきだと思います。
仕事で「何に時間を割いているのか見える化しろ」と言われて、つい最近いやいややりましたが、それはその仕事の生産性を上げたくない=好きじゃないのかもと感じました。
でも、プライベートの時間管理はぜひやりたいと思い(やろうと思ったこともありませんでした)、さっそくアプリを入れました。見える化するのが楽しみです。
また、この -
Posted by ブクログ
2024.06.28
10年以上前の本ですが、今でも参考になるというか「こういう考えもあるんだなあ」と視野が広がったり、気持ちがラクになる部分がたくさんありました。
特に第1章の「目標は低く」とか「退屈な時間を楽しもう」あたりは、休職中の私にとって、「これでいいんだ」「こんな自分でも罪悪感を感じながら生きる必要はないか!」と思えました。
序盤で、早々に高望みを諦めて身の丈で生きろなんて書いてある本はそうそう無いと思う笑
でもそうズバッと言ってもらえるとそれはそれで痛快というか、自分は何で自分を特別扱いしてたんだろう?という気づきにもなって良かった。
せっかく凡人の親から生まれた凡な人生なんだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ失敗しないよう十分に注意する
うまくできるようになるまで勉強する
のではない。そんなやり方では準備と勉強だけで一生が終わってしまう。
とりあえずやってみる→失敗し学びを得る→もう一度やってみる
を繰り返す。
できるとわかっていることばかりに時間使わず、できないかもしれない大きな目標に早くチャレンジしろ。もちろん失敗するだろうが、話はそれからだというわけだ。
組織型の 決めてからやる
市場型の やってみてから決める
大きな波がやってきたときに、驚いて右往左往し、沈みゆく船にしがみつくことにならないために
せんもんせいをみにつける。一生に一つではなく、10年に一つくらい。
⇨新卒から10年経