ちきりんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大変なことにも我慢して取り組めば苦労の先に輝かしい未来が待ってる、みたいな苦労先行型の考えは今の自分の辛さを正当化するので耳障りが良いけど、一回きりの人生の中でそれを繰り返すことが自分が目指す本当の人生の姿なのか、と問われるとそれは違う気がする…、そんなことを考えさせられる本でした。あと自由って自分が考えてるよりもっと深い概念なんだなと。経済的な制限であったり、家庭的な事情とか、目に見える自由への障壁は分かりやすいけど、例えば世間から見られてる目とか自分のプライドとか社会規範とか、そういうところにも大きな呪縛が存在してて、そこにも自由と自分を隔てるものがあって。そこから解き放たれないとなぜ自分
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Posted by ブクログ
「社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談」という1冊。
足掛け4年、合計100時間に及ぶ対談、と聞くと少し構えてしまいますが、新書の200ページ弱のフォーマットの中に読みやすく凝縮されているので、エッセンスが上手に凝縮されているんでしょうか。
対談本というと、「師匠と弟子の対談という形で、師匠の主張をわかりやすく伝えるもの」「違う立場の人が特定のテーマを議論するもの」とありますが、本著は後者ですかね。お互いにバックグラウンドが違うので、相手の専門分野に触れる時は前者のニュアンスもちょっとありますが。
前者の対談本が存在する理由は、とっつきづらいような難しい内 -
Posted by ブクログ
なんとゴーヂャスな講師陣!それぞれの講師のエッセンスがぎゅっと濃縮してあるが、それゆえもっと知りたい事も出てくるのでそれぞれの著書で深読みしたくなる。
○大人の時間割を作る。時間割で自動的に動くようにすれば、深く考えないでスムーズに行動できるようになる。タイムマネジメントのスキルアップは「てこの原理」で少ない労力で、大きな成果を上げる。(本田直之氏)
○情報収集やデータ分析は思考そのものではなく、考えるための材料集めに過ぎない。
○「なぜ」「どうすればいいの」この2つの質問を何度も自分に問うだけで、自然に思考が深まる。
○ブザーが鳴るまでの30分間、一切本を読んだり情報集めたりせず、ひたす -
Posted by ブクログ
読書する際、気になるページにブックマークを挟むのだが、見事に「生きること」「働くこと」にそれらが集中していて、私の気になる事はそこなんだなぁと言うことが客観的にわかって面白かった。
○「忙しい忙しい」って言うと、「人生って何が大事かわかっていません」と言ってるみたいな気になるから言いたくない。
○人生の時間のどれくらいを誰と共有するかは、人生がどんなものになるかを、ほぼ規定する。
○ 愛する人が存在していると、生きる意味を問う必要がないのでとても楽。
○どんな仕事をする時も「半分の時間で終わらせる方法はないの?」と工夫している間に生産性が上がる。
○本を読んでいるのは考えている状態ではない。 -
Posted by ブクログ
著者が一人暮らし、かつ60m2のマンションが対象のため、ここからズレる場合こう変わるのかなという想像をしながら読むことになりますが、それでも参考になることがたくさんありました。
◯なんでもできるわけではない
・剥がしてみないとわからない
・トイレを動かすのは難しい
◯客と業者の共同プロジェクト
・自分の生活や求めてるものを開示する必要があるため、信頼できると感じる担当者が重要。
・詳しい他人に意見をもらうとブレる。現地見たわけでも趣向が同じわけでもない。
◯予算
・どの金額のプランが欲しいのかという観点で言うべし。同じ業者でふたパターン出すと違いが分かる。
・集計項目が違うため、業者間の