ちきりんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生観、社会の見方が一変する一冊。バイブルにしたい。
凝り固まった考えをしていると、どんどん変化している現代に対して否定的になり、そしてそういった企業、業界、組織から淘汰されていく。対照的に、自らがその流れに任せて柔軟に変化すれば、現代では圧倒的有利になる。
しかしその変化が難しいというものだ。まだ学生で、将来の見通しがきかない私からしたら、資格に固執すれば安泰なこともなく、保証なんて一つもないことを突きつけられた作品だった。ポンと社会に放り出されて、はい、じゃあ臨機応変に頑張ってねと言われるようなものだ。
実際、マーケット感覚とは具体的にどう鍛えればいいのか?その能力をもっていても、社会でその能力を活かし成功するには緻密な計画力、その他諸々の能力も必要ではないのか。事実、私もマーケット感覚を持っていると自分でも感じるが、それをどう社会で活かすのかを考えると、大きな壁が立ち塞がる感覚に陥る。
とにかく、社会の実際の複雑さを明瞭に捉えるきっかけの作品ではあった。上記の問を解決するためにも、何度もこの本は開こうと思う。 -
Posted by ブクログ
転職をしようとした際に、どこがいいのか、自分がどんな評価をさせるのかしたらよいのか、全くわからず不安に思っていたため、この本を手に取った。
まず、マーケット感覚が日常のどの場面で使われているのか、使われたことによってどのような価値が生まれたのかが挙げられ、そこから実際に身につけるための方法が書かれていたため分かりやすかった。
自分の中ではマーケット感覚とは、市場にどのような価値が求められているのかを見極められる力だと思った。
そしてその上で、変化を失敗もしながら楽しむことができるようになっているのことがマーケット感覚が身についていると言えると思った。
価値は常に変化する。
同じモノコトでもそれぞれの状況や事情によって価値は異なる(同じ高級マンションでもニーズや家族によって価値は変わる)だからこそ相場ではなく自分でその価値を判断できるようになることが必要である。
また、同じモノコトでも見方や市場、価値を与える相手を変えれば、価値のあるなしが変わると思った。(例えば子供と遊ぶ主婦に選ばれない電気毛布はずっと座り仕事の人には喜ばれる)
自分の生活の中でも市場にどんな価値を与えているのかを見極めながら生活していきたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ"p31 駅前でたむろしてるタクシーは生産が低い。今後はUberに持っていかれるだろう
p36 公共事業に反対してる人は生産性の低さに反対している。交通量の少ない高速道路や誰も来ない美術館
p47 テレビ番組を見る人たちが減ってきているのは短い時間で見ることができない生産性の低さ。番組が面白くないという理由ではない。漫画にも面白くないものがあるから。
P87 生産性を高めるための対策をしているか?その会社が潰れたらどうなる?
P90 人工知能にインプットでは勝てない。残業すればいいってもんじゃない
p114 頭が動くときのTodoと動かないときのTodoを分けよう。
p152 1日の総労働時間を制限する。そうすることで生産性を高めようとする。
p155 業務単位を3時間ごとにする。区切りをつけやすく生産性を高められる
p167 ビジネスで成功している人がよく若いときはいっぱい働いたと言うが、それはいっぱい働いたから成長したのではなく、働くうちに生産性を高める術を身に着けただけ。
p??? 本当に生産性を高め切ったのか?を自問自答する。保育園も給料が低いと言われるが本当に生産性を高め切ったのか?
p195 時間にも家計簿を作る。どこか削ってもよい部分があるのではないか?
p203 なにかを普及させるには圧倒的に生産性を高めるものじゃないと流行らない!電気自動車は流行らない
p210 生産性を高めたシェアハウスがめちゃ流行るかも
p229 一度お会いしたいと言われれば、まずはお電話で。と伝えることで移動時間を短縮できる" -
Posted by ブクログ
・以前から知っている知識と、考えたことは違う。
・最初から片面の意見が出る時、それはバイアスがかかっている。
・思考と、知識による思い込みは違う。
・知識とは「過去の事実の積み重ね」、思考とは「未来に通用する論理の到達点」
・情報は意思決定に必要なものでなければ意味がない。
・具体的な意思決定プロセスを明確にして、それに必要になる情報をリストアップしてから考えるべき。
・「思考」と「作業」を区別する。
・思考とは、「集めて加工した情報を、どのように結論につなげるかという決めるプロセス」
・思考と情報のバランス
・なぜ?とだからなんなの?を問うクセをつける。
・全ての要素を抽出したら、その組み合わせで全てのタイプが分かる。
・比較には「なにとなにを比較するのか?」(比較の対象)と、「どのような点について比較するのか?」(比較の項目)
・比較の基本は縦と横
・プロセス比較は間違いの原因が浮き彫りにされる。
・「自分はなにによって物事を判断すべきか」という優先順位の高い判断基準を明確化しておけば決断が簡単になる。
・2×2マトリクスで本質を抽出
・話題のレベルが大事。
論理の何段目かは常に把握。
・レベルを揃えると本音が見える。
・自分自身のフィルタを作ることも考えるということ。
・次に思考の棚にはいるべき情報が手に入ったら、何が言えるか。結論は何か。を考える。
→その情報を手に入れる価値が判定できる。
・情報の価値とは、その情報によってわかることの価値
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①知識は思考の棚に入れておく
②空いている棚にはいるべき、まだ手に入っていない知識を常に意識すること
③それらの知識が手に入れば言えるようになることを、事前に考えておくこと
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Posted by ブクログ
伊賀泰代の「生産性」「採用基準」を読んで、実はちきりんは伊賀泰代と同一人物?ということで、気になって読んだ
最高。論理的に正しいことをひたすらやるというつまらない思考から抜け出し、世の中にある価値を発見のに必要なのがマーケット感覚。一生懸命目の前の与えられたことを理解しようとするだけの人生は面白みがなく、そこにマーケット感覚に基づいた価値提供とセットでいろんなことが成せるんだなぁと感じた。そのマーケット感覚を持つには、欲望に素直になり自分なりにプライシングする能力が前提として必要。相場だったり、過去の経験の積み上げから考えがちな自分にとってかなり伸び代がある能力と感じた。
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Posted by ブクログ
ネタバレ意見に対する価値観の変わる1冊であった。今後の会議やマネジメントをしていく上で、実践的な内容をこの本から得られた。また読み返したい。
【正解のない問題と意見の必要性】
世の中には正解が存在しない問題が多く、専門家でさえ判断できない場面がある。生命や人生に関わる重大な選択こそ、自分自身が結論を出す必要がある。「正解があるはずだ」という誤解が、当事者として意見を持つことを妨げている。
【正解の有無を見極める重要性】
正解のある問題は調べれば答えが出るが、正解のない問題は調べても答えは見つからない。自分が向き合う問いがどちらなのか最初に判断しなければ、時間も労力も無駄になる。
【正解のない問題には誤答もない】
正解が存在しない以上、正しい意見も間違った意見もない。だからこそ、自分の頭で考えた「意見」が必要になる。「人によって異なる答えしかない」という性質を理解することが大切。
【過去の選択に正解はない】
過去の選択が“正しかったかどうか”を判断できるのは神様だけで、人間には不可能。大事なのは「今が幸せかどうか」であり、過去の選択の正誤にこだわる必要はない。
【社会と多様性が生む価値】
異なる価値観や行動パターンを持つ人々が共存することで社会は発展してきた。多様性は社会の成長に不可欠であり、単一の正解を求めない姿勢こそが重要である。
【意見と反応の違い】
意見とは「自分のポジションを明確にして述べること」。相手の意見の否定や質問だけを行うのはただの反応であり、思考の欠如を意味する。反応しかしない人は自分が意見を述べていると誤解しやすい。
【なぜ人は意見を言えないのか】
意見を言うには考える必要があるが、多くの人は面倒に感じる。また、「間違っているかもしれない」という不安も意見表明を阻害する。しかし意見とは「考え尽くした自分の結論」であり、正解を当てる行為ではない。
【意見を持つために必要な思考習慣】
意見が持てないのは知識不足ではなく、考え尽くしていないだけ。考える習慣を持てば自然と自信が生まれる。正解は調べるものだが、意見は考えることで形成される。
【意見を持つことが自信と承認欲求を満たす】
承認欲求とは「独自の自分を認めてほしい」という欲求だが、そもそも独自の意見を持たなければ承認されようがない。自分の意見を言語化し続けることで自己肯定感が高まり、他者の評価に振り回されなくなる。
【自分の意見を持つこととリーダーシップ】
リーダーシップの第一歩は自分の意見を持つこと。意見を持たず反応しかしない人のもとに人は集まらない。意見を持ち行動する人こそ信頼され、支持される。
【意見が未来の行動を守る】
災害や緊急時のような“当事者になってからでは判断できない問題”も、普段から考え意見を持っておくことで自分や家族を守れる。
【組織構造と議論の問題点】
縦割り組織では新しい問題が部門間でたらい回しになり解決されにくい。また会議では、本来は複数人の意見をぶつけ合うべきだが、現実は一人の意見に対する“反応大会”になっているケースが多い。
【賢く見えるだけの反論の罠】
「一概には言えない」「例外もある」といった反論は何も考えなくても返せるため、実質的に“へぇ”“ふーん”と同じ。賢く見えるだけで意見にはなっていない。
【「わからない」は思考放棄である】
意見を求められた時点で正解のない問題だと理解すべき。知識がなくても考えれば意見は言える。「わからない」は思考を放棄した証拠である。
【意見を持つ力は訓練で身につく】
意見を言う力は知能ではなく姿勢と習慣で鍛えられる。長期的には意見を持つ人が出世し、市場からも顧客からも支持を得る。
【日本の教育と意見の欠如】
戦後の日本は大量の労働者を育成するため、意見を持たない人材を育てる教育をしてきた。しかしイノベーションに必要なのは、批判されても意見を貫く人である。
【調べる時間は10分と決める】
調べ始めると無限に時間が溶けるため、1テーマ10分と決める。意見形成に必要なのは検索ではなく“思考の時間”である。
【語彙力不足ではなく思考不足】
語彙・表現力が足りないと悩む人の多くは、実は「考える習慣」が不足しているだけ。考えた量が言葉の質を決める。
【ネット発信がこれからの武器になる】
これからの時代、ネット上で自分の思考を発信しないのは、過去の時代に学歴を持たないのと同じレベルの不利につながる可能性がある。発信は“自分を理解してもらう行為”として大きな価値を持つ。
【子育てに求められるのは意見を持つ力】
子どもに必要なのは、正解を覚える力ではなく、正解のない問題に対して堂々と意見を言える力。自分の意見を持てる子は自信を持てる -
Posted by ブクログ
考えるって、結局どうするの?ということが分かりやすく書かれていて、定期的に読み返して思考のトレーニングに励みたいと思わせてくれる良書。
・考えるとはインプットをアウトプットに変換すること
・いったん思考と知識を分離する。知識は思考に活用するもの
・意思決定のプロセスを決める
・なぜ?だからなんなの?と問う
・縦と横に並べて比較する
・判断基準の取捨選択。自分なりのフィルターを
・レベルをごっちゃにしない
・データはとことん追いかける
・視覚化、グラフ化で思考を進化させる。階段グラフで要素分解
・知識は思考の棚に整理する。一度じっくり考えたことは知識よりも圧倒的に長く記憶できる -
Posted by ブクログ
知識に騙されない思考とは何だろうと思いましたが、知識に引っ張られて物事をフラットに見えていない状態のことのようでした。
私は専門家がこう言ってたからこうに違いないと思い込んでしまうことが多々あるので、その部分は知識として蓄え、思考に関しては事実をそのまま受け取って色々な可能性を考えられるようにしたいと思いました。
考えるために、「知識と思考を切り離す」、「過去と競合・縦軸と横軸で比較する」、「ゴールとゴールを達成するための条件を具体的に決める」、「思考を視覚化する」、「得たい情報や得る可能性がある情報と得た情報から分かることを事前に考える」ことをして力をつけていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマーケット感覚は、サービスや物だけでなく、自分の価値を最大限発揮できる場所を見極める感覚でもあると思った。
とくに転職市場では「自分をどう売るか」。本の中にも似た例があったけど、コミュケーション能力の高い人は一人で作業することの多い事務職では活躍しづらいけど、営業やディレクション職なら活躍できる可能性が高い。
上記は当たり前のことのように思えるけど、実際「資格や自分の勉強してきたことを生かさないと」などと思うあまり、自分の得意=市場価値を見極められず活躍できていない人は案外多いと思う。
【マーケット感覚を身につける5つのポイント】
①自分自身の価値基準を持ち、プライシング能力を身につける
②自分の欲望センサーを働かせ、人間のインセンティブシステムに関心を持つ
③市場で評価されるために、「やってみて→決める」。組織での学びに固執するのではなく、市場での実験的な学びを得る。
④さっさと市場に向き合い、さっさと失敗を重ねる。市場からフィードバックを得る。(クラウドソーシングで単価が低い案件でもやってる)
⑤需要と供給がダイレクトにぶつかる市場性の高い環境に身を置いて、市場の反応を体感する -
Posted by ブクログ
これまで、「自分には意見がない」と感じる場面に何度も直面してきました。
そのたびに、「なんて自分は無能なんだろう……」と打ちのめされてきました。
でも、この本を読んで、意見を発信することの大切さや、意見を持てるようになる方法を知ることができて、心がスッキリしました。
これからは、ただ反応するのではなく、自分の意見をしっかり持つことを大切にしていきたいです。
そしてそのために、日々の中で考えを深める努力を重ねていきます。
たとえば、ごはんを食べて「おいしい」、映画を見て「面白い」と感じたとき。
それだけで終わらず、**「なぜそう感じたのか?」**を自分に問いかけてみたいと思います。
特に、知識のない社会問題については、ChatGPTとディベートをしながら、思考力を鍛えていきたいです。
私はこれまで、他人の意見を鵜呑みにして、ただ反応してきました。
でもこれからは、正解のない問題については、調べすぎず、自分の頭で考えることを大切にしていきたいです。