ちきりんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・世の中の問題には、「正解がある問題」と「正解がない問題」がある。
・正解がある問題は調べれば分かるのでさっさと調べれば良い。逆に、正解がない問題についていつまでも調べ続けても意味がない、自分の頭で考えるしかない(いつまでも保険商品を決められない私は完全にこれに陥っていた…)
・正解がない問題に対しては、会議の場などでも自分の意見を言うことが大事。
・「反応」と「意見」は違う。立ち位置(ポジション)が分からないものはすべて「反応」。
例:新規事業を始めようと思うがどう思うか?という問いに対して、結局その人は賛成なのか反対なのか分からないコメント。意見した人への否定や質問だけで終わるコメントなど。
・他人の意見に反応するだけではなく、自分の意見が言えるようにならなければ、議論仲間としての価値は提供できない。(年齢や職位関係なく)
このあたりが心に残りました。
ちきりんさんはおそらくバリバリのコンサル会社にいたようなので、新入社員の頃から反応だけせずに意見を言えと育てられたらしい。
私はディベート的なものが苦手なので身につまされる気持ちになりました。
また、自分の会社の人は優しい人が多いけどそれはもしかするとあまり意見を言わない・遠慮する・言い切らない人が多い=議論が前に進まない
ということかもしれず、あえて、立ち位置をはっきりさせたうえでの意見を述べるような練習をした方がいいのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
メディアで流れる世界のニュースは本当なんだろうか? 私が今信じているこの価値観は世界でも通用するのか? 「おちゃらけ社会派ブロガー」を自認する筆者が、世界を自分の足で歩いて、考えたことが記されております。
「自分の目で見て、自分の足で歩いて、自分の心で感じよう! 」
社会派ブロガーを自認する筆者の3冊目の著作です。実のところを言うと、彼女の書いた本を本格的に読んだのはこれが初めてのことで、書いてあることは彼女が世界中を旅して『考えたこと』いうなれば旅行記といったことで、小田実氏の『何でも見てやろう』や、僕も大きく影響を受けた沢木耕太郎氏の『深夜特急』。
チェルノブイリで現在でも暮らす人々は森のキノコをまだ食べているのかなと思いを馳せたくなる辺見庸の『もの食う人びと』など。そういった先達の流れを汲むものではなかろうかと、そんなことを勝手ながら思いながらページをめくっておりました。
一国の経済状態をコーラの普及度合いで分析してみたり、ビルマでであった『富豪』に結婚を迫られながら「本当の豊かさとは何か?」
ということを自問していた箇所は心に残るものでございました。
筆者は旅行がかねてより好きということですので、若いうちから世界を旅する彼女の行動力は単純にすごいなと感じてしまいました。ベトナムでは食事に関する考察から戦時下でもうまいものを食べていたのかなと思ってみたり、シンガポールの戦い続ける姿をときに痛々しく感じるとおっしゃるのはひとつのものの見方として参考になりました。
現段階では筆者のほかの作品を読んでいないのでなんともいえませんが、海外に行くときにでも参考にしていただけたら、よろしいのではないかと思われます。
※追記
本書は2014年8月7日、大和書房より『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう! (だいわ文庫)』として文庫化されました -
Posted by ブクログ
ちきりんさんの本なので読んでみた。
内容は当時Twitterのツイート集めたもの。今140字以内の規定があるので、その中で詰め込まれている文章はどれも切れ味があり勉強になる。
でも個人的にはなぜそう思ったのか、もっと深く知りたい気もした。
短文で読めるものは短文での理解になり、腑に落ちるというのが少ない気がする。
やっぱり苦労して手に入れたものは、それだけ自分の血肉となるのかなとも改めて思った。
あとこの本の出版が2014年なので、10年前。
この10年間でどれだけ時代が変わったのかもまじまじと実感させられた。
10年一昔という言葉があるけれど、「ちょっと前はそうだったけれど、今は違うよね」感もややある。
でも、10年前と変わってないことも相変わらずある。
ちきりんさんのツイートの内容は、この本の出版時のほうがもっと言いたい放題な感じ。
今はもう少し言葉や場を選んでいるような印象はある。
主張そのものはほとんど変わっていないけれど。
あと読んでいて思うのが、ちきりんさんは自分の立場だけではなく、それ以外の立場の人もよく考えて発言しているということ。
例えば、ちきりんさんは出産は経験されていないけれども、不妊に関する見解などはまるで当事者のような意見だと思った。
こういういろんな視点に立てる人はやはり憧れる。
・新人が真っ青な顔で「やばいいっす!」って言ってきたら先輩や上司は「よしきた!」って思えばいいのです。その問題を解決するために、あなたは雇われている。
・あと、自分のことを「すごい!」と思ってくれる人達の中に数年以上いるとアウトだよね。気持ちよくはすごせるけれど、終わっちゃう。若い時期にそんな環境にいる人はちゃんと自分で飛び出したほうがいい。
・すごい人に会って、憧れているようでは話にならない。悔しがらないと。
・今、5分かけて話したことは、いったい何時間かけて考えたことなのか?ってのが話してておもしろい人とそうじゃない人の差だよね。5分考えたことを5分話す人と、100時間考えたことを5分話す人がいるんだもん。おもしろさが違ってあたり
まえ。
・「頭がいい」とかより「稼ぐ力がある」ほうが、これからの世の中、圧倒的に有利だと思う。
・みんな、今日の仕事をよーく振り返って考えてみてほしい。それは本当に、「とりあえず、コレやっとけばいいだろ」という仕事ではなく、「これは絶対にやる意義のある仕事」と思えるのかどうか。時間を埋めるため、予算を埋めるための仕事に人生使うのはホント無駄よ。
・テレビ番組って、女性識者や女性社長を「二児の母である」って紹介し、男性についてはそう紹介しないことが、「子育ては女性がするもの」というプロパガンダに加担することと同義であるって、理解できてないレベルの人が作ってるんだよね
・出産年齢が遅くなるのは女性が仕事と出産を両立できないから
云々とよく言われるけど、それだけじゃない。女性が20代に出産しようと思えば、男性の多くにも「20代でパパになる覚悟」を固めてもらわないといけない。こっちの問題も結構ハードル高いのでは?
・テレビ局はそろそろ女性識者が出てきたときに「〇〇さんは二児の母親でもあります」って紹介するのを止めた方がいい。どうしても子供の有無が大事な報道内容だと思うなら、男性についても「〇〇さんは二児の父親でもあります」って言うべき。
原発問題や財政問題(将来の子供に負担)についての討論でも、すぐに女性は「母親としてどう思いますか?」って聞かれる。男性にも「父親としてどうか?」って聞けよって感じ。
・不妊に協む女性が増えていることに関して
あたしがこの問題で一番よくないと思っているのは、「40才で子供を持てた!」的な成功本ばかりが発売されることです。それに比べると(多数派であるはずの)、長期間に渡る不妊治療で大切なモノを失わざるを得なかった人達の声は全く取り上げられない。
・なぜなら、世の中の大事なことの大半には、そんな簡単な答えなんて存在しないから。簡単な答えが存在するのは、どーでもいいことだけ。
・親世代を見ていて思うのは、「60才になったら、もうモノを捨てる能力はなくなる」ということです。20才から35才までは溜め込み、
35才から45才は維持(増やさず)、45才を過ぎたら、所有物の体積はどんどん減らしていきましょう。
・デパートとか行くと、平気で10万円くらいのダウン・コートを売っててびびる。でも35年ローンで家を買うのは、ああいうコートを着ることの100倍、贅沢なことだと気がついてない人はたくさんいる。
「皆が持っているモノ」を手に入れるために人生の時間を使っていたら、自分が本当に欲しいモノを手に入れるための時間が足りなくなりますよ。
・めちたいなら、自分の欲しいモノを手に入れたいなら、「頑張る」のではなく、「駿てる分野」を選び、「目立つ方法」や「手に入れるための工夫」について考えるべき。むやみに頑張るのは人生の無駄。
・「ゲーム、マンガ、お笑い」の3つは、フォーマットとしてすごくポテンシャルが高い。活きる分野は「教育、高齢化社会、メンタルヘルス」の3つです。どの分野もこれから真剣に問題解決が必要になる分野だね。3x3で9分野。
・自分一人が解雇されるのと、会社倒産で全員解雇だったら後者のほうがいいっていう人が多そうだよね。実際には自分一人が解雇されたほうが、退職金もきちんとでるし、転職市場の需給も崩れないし、絶対いいはずなのに。
・「将来、子供に負担をかけたくない」という親は多い。そういう人がやるべきは、老後資金をためることではなく、早めに子供から自立して、自分自身で前を向いて生きていくことなんだよね。
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Posted by ブクログ
前半はなかなか入ってこなかったけど、後半になってからは興味深いことがたくさん出てきた
P85からはなるほど!!と思えることが多かった
特に職業人生を2回あると考えること
20代は旅行で言うとパッケージ旅行
自分は何が得意か、何が好きかまだわからず、とりあえず有名どころを回る旅
40代からはオリジナル旅行
今までの経験から自分は美術館が好き、食べ物巡りをしたいなど、どこに行きたいか、何をしたいか知っている
だからこそ、これからの働き方を40代から変えてみる
ちょうど来年仕事を辞めて、これからの職業人生を考える私にはぴったりな内容
まだまだ頭が固くて柔軟に物事を考えられなかったりするけど、少しずつ前に進んでる感じがします!
良い刺激をもらえました!! -
Posted by ブクログ
ちきりんさんの本。
価値あるものを認識する力こそがマーケット感覚である。
「価値あるものに気が付く能力」がないと、一生自分にはできるものがないと追い続けるということが書かれており、目に鱗だった。
# メモ
・学校、婚活、行政...全ての領域は市場化が進む。
・市場性の高い場所に身を置く。
・市場化は国内だけでなく海外も含めた市場化が進む
・市場性の低い環境は市場競争の格好の的、変わらないと"替"えられる
・すべて価値ベースで考える。どんな価値を生み出すと売れるのか
・私的援助こそ弱者を切り捨てる。自由競争は皆にチャンスがある
・勝てるかどうかは市場の選択が鍵
・プライシング能力。人によって価値を感じる度合いは違う。支払い金額も違う
・自分にとってそれの価値はいくらなのかを常に考える。
・インセンティブシステムを理解する。