ちきりんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
意見についての理解と、その重要性について語った本。正解のある問題に意見は相対せず。正解のない問題に対してポジショニングをどう取るかが意見の始まり。その意見の背景にある深い思考が価値となり、今後はそういった意見の発信をインターネット等で発信することで、自分がどういった人間かどういった考え方で価値を出せるのかを判断するような時代が来る。会社においては、会議の例がわかりやすく、議論をする場において意見ではなく、反応している人が非常に多い。ここに関しては、主催者及びコーディネーターが意見を出すような信仰を行うことが大切だと思った。究極的には意見を持つというのは、自己認識の拡大であり、それにより自分の中
-
Posted by ブクログ
●1
「とにかく頑張る」思考の危険性
・成果が出ないのは、考えるのをやめて無思考モードで作業に没頭しているから
・がむしゃらに働くのではなく、成果と時間のバランスを考えることが重要
【具体例】毎日残業しても、目的や優先順位を考えなければ成果は増えず、疲弊するだけ
●2
生産性の本質とは
・限られた資源(時間・お金)をどれだけ有効に使えるかの度合い
・新しい技術や仕組みは「生産性が上がるか?」という軸で評価すべき
【具体例】紙の書類管理をデジタルに切り替え、検索や共有にかかる時間を大幅削減
●3
「意味がある」と「価値が高い」は違う
・「無意味ではない」と「生産性が高い」はイコールではない
-
Posted by ブクログ
・世の中の問題には、「正解がある問題」と「正解がない問題」がある。
・正解がある問題は調べれば分かるのでさっさと調べれば良い。逆に、正解がない問題についていつまでも調べ続けても意味がない、自分の頭で考えるしかない(いつまでも保険商品を決められない私は完全にこれに陥っていた…)
・正解がない問題に対しては、会議の場などでも自分の意見を言うことが大事。
・「反応」と「意見」は違う。立ち位置(ポジション)が分からないものはすべて「反応」。
例:新規事業を始めようと思うがどう思うか?という問いに対して、結局その人は賛成なのか反対なのか分からないコメント。意見した人への否定や質問だけで終わるコ -
Posted by ブクログ
メディアで流れる世界のニュースは本当なんだろうか? 私が今信じているこの価値観は世界でも通用するのか? 「おちゃらけ社会派ブロガー」を自認する筆者が、世界を自分の足で歩いて、考えたことが記されております。
「自分の目で見て、自分の足で歩いて、自分の心で感じよう! 」
社会派ブロガーを自認する筆者の3冊目の著作です。実のところを言うと、彼女の書いた本を本格的に読んだのはこれが初めてのことで、書いてあることは彼女が世界中を旅して『考えたこと』いうなれば旅行記といったことで、小田実氏の『何でも見てやろう』や、僕も大きく影響を受けた沢木耕太郎氏の『深夜特急』。
チェルノブイリで現在でも暮ら