ちきりんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
育休復帰後、どう考えても忙しくなることへの対処法を模索している中で出会った本。
キーワードは「生産性を高める」
忙しい、時間がない、こんなはずじゃなかったのに、とあくせくしている4人の登場人物の描写がまた絶妙で、当てはまる人は多そう。
内容ももちろん良かったのだけど、著者の頭の中を整理して言語化する力も、わかりやすい構成でアウトプットする力も凄まじくて感銘を受けた。
忙しいときに、「時間をかければいい」と思考停止モードにならないことが重要だし、「すべてをやるべき」と思わないことが必要。
時間やお金といった希少資源を有効活用するために、見える化して、価値のあるものに使えるように工夫すること。そのためには、価値のあるものは何か?もきちんと認識していなくてはいけない。
そう理解しました。
「投入する時間を制限する」ことが、生産性を上げるための鍵であることは間違いない、と言いますが、まさに私も限られた時間をどう使っていくかという課題に直面して初めて生産性を意識しました。
本書はとてもわかりやすく書かれていますが、では書かれていることを自分にすぐに落とし込めるかというと、それは途轍もなく難しい。
常に「どんな方法を採用すれば、もっとも生産性が高いか」を考えるには、自分の意識を変えていく必要があるし、思考の癖を変えるようなもの。ただ、難しいけれどできないことではないと思うし、これをするかしないかで本当に生産性に差がでてくるのだろうと痛感します。
そして、それを実現すると価値のある時間の使い方、ができることに気付いて、すごくわくわくしているのも事実です。
社会が急速に「高生産性社会」へシフトし始めているという話も、肌で感じていることが言語化されていて学びになったし、このシリーズ「今後の社会を生きていくために、そして人生を楽しむために、私たち全員が身につけるべき根幹の能力とはなになのか」というテーマにも興味があるから他の著書も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
約10年前の本になるが、ちきりんさんの先を読む力や社会に対する考えって今読んでさえハッとする。流行と不易をしっかりと把握し、「自分自身で自由に生きたい!」という信念のもと、それを考え続け、実行するところに憧れる。「憧れる」のではなく、自分自身でも気づき考え行動せんかい!と思いますが(笑)
■「旅に出て、自分の存在の小ささを実感する」に共感。自分がいてもいなくても、世界は回っている。そのことを思うと、日頃思い悩んでいることがどうでもいいことに感じられるのが旅の効用。
■「インプットを最小化する」…自分がインプットだけして満足していることが多いことにはっとする。そのインプットで、どんなアウトプットを出せるのかということが重要。「アウトプットにつながるインプット」を意識してインプットしていこう。
■食べること=生きること。おいしいものしか食べたくない。その「おいしいもの」というのは「高級食材」「高級レストラン」ではなく、自分が本当においしいと思うもの。食事がおいしいと感じられるのは、様々な条件が揃わないと楽しめない。平和、健康、精神的安定、一緒に食べる人との好ましい関係、時間的余裕、良い食材と良い料理に、最低限の経済力…。そのとき、自分が選択できる最高のものを食べたい。それはTKGやうどん、カップラーメンであっても、心と体を整えていただきたい。
■「よかった確認」物事の良い面をより多く見て、生きていけば楽しく暮らせる。 -
Posted by ブクログ
1 どんな本?
ちきりんの「コレからの時代に必要な能力」シ
リーズ四部作の一つ。マーケット感覚=「価値を
認識する力」として、発掘されていない需要や自
己の価値に対して分かるようになる方法を説く
本。
2 なんで読んだの?
(1) ちきりんの本だから。
(2) マーケット感覚を生活に活かす方法
(3) 生活に活かす事ができる状態
3 著者の問題提起
金塊の価値を理解できるから金塊を換金でき
る。金塊以外の物の価値に気付いてますか?
4 命題に至った理由
時代の変化に伴い様々なビジネスが生まれて来
ているから。
5 著者の解
価値に気づく力が有ると時代の変化に対応でき
るし、人生を切り拓く事ができる。
6 構 成
全7章260頁構成
マーケット感覚とは?から始まり、市場の力
〜価値とは?〜マーケット感覚を磨く方法〜変わ
らなければ替えられるで終わる。
7 重要な語句・文
(1) プライシング
(2) インセンティブシステム
(3) 作り込みよりとりあえずやってみる。
(4) 失敗と成功の関係を理解する。
(5) 変わらなければ替えられる。
(6) 一生一つの専門性は無理
(7) 私的援助こそ弱者を切り捨てる
8 感 想
私には足りない感覚だと感じた。社会の変化に
ついて行けるようになりたいと感じた。取り残さ
れる恐怖すら感じた。
刺さったのは失敗と成功の関係。欧米では失敗
した事の無い人は評価されない。チャレンジ経験
が無いとか成功への道のりを知らない人だと判断
されるらしい。考えを改めたい。
深く知りたい事はインセンティブシステム。人
は何で動くのだろう?
人に勧めるなら私的援助こそ弱者を切り捨て
る事。市場原理は何処にでも働いている。
図やチャートで失敗が成功に不可欠な事等が分
かりやすかった。
タイトル通りのマーケット感覚の身につけを勧
める本だった。
9 TODO
(1) とりあえずやってみて修正(なんでも)
(2) 変化にポジティブになる。
(3) インセンティブシステムを意識(行動原理)
10 問 い
求められるのは?
11 答 え
柔軟性 -
Posted by ブクログ
最近、僕の中で"思考法"がトレンドになっていて、書店で気になったので手にとってみた。
2011年刊行なのに未だに書店の第一線に並んでいることにもビビるw
実際に読んでみると、10年以上前の書籍とは思えない普遍的な内容ですごく参考になった。
ちきりん氏の思考の深さと比べるのもおこがましいが、自分の浅すぎる思考に読んでいて恥ずかしくなるw
ただ考えている"つもり"だったんだなと。
情報過多のこの時代、ついついレビューに惑わされるけど、周りの評価なんて気にせずに、もっと自分らしく思考を深めていきたいと思えた。
【Action plan】
①決断のとき、判断基準は2つに絞る
②毎朝30分間、思考をメモする(図や絵を交えて) -
Posted by ブクログ
・ブログの時代の、成功例として勉強になった
古いものもあるけど、今にも通ずるものもある
今からメディアをやっていくということは何なのか、考えるきっかけになった
・少なくともブログでヒットを飛ばすという思考は避けるべき
とはいえ、ブログにはブログの価値がある
例えばその人のブランディングとか熱心なファンづくりとか
そういう今後も残り続けるものを汲み取ってやっていくことなのだろう
ーー
・記事を作る上で頭を使うのは構成を考える部分だけ
それ以外は、基本的には作業的
書く部分も難しいことは考えすぎず、構成に乗っ取り、話すようにわかりやすく書くだけ
・成長するとは変化すること
・トップの人はトップを狙って2位、3位なわけで、3位を狙って3位になれるわけがない
つまりは妥協的目標は絶対に到達しない -
Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすい。
マーケット感覚を大きく分けると2つになる。
一つ目は、自分がお金を払う際のマーケット感覚。
例えば今買おうとしているモノは、自分にとってその価格の価値があるのか判断できること。
それがないと50%オフセールというだけで、自分の基準ではなく安い!と購入してしまう。
これは自然と身に付いていた。
二つ目は自分の価値や置かれている立場の価値を見い出すマーケット感覚。
これは全く身に付いていない。自分に何か市場で求められている価値の素がないかと探して、気がつけるか意識していきたい。
・どんな分野でも10年働いたら価値ある能力は身についている。もしそれがないと感じるなら、足りないのは価値ある能力ではなく、価値ある能力に気がつく能力である。
・ANAのライバルはオンライン会議やネット通販かもしれないという考えが、マーケット感覚
・高く売れるのはよい商品ではなく、需要に比べて供給が少ない商品
・今後は英語よりインドネシア語ができる方が有利かもしれない
・20代でルックスは良いが、年収が低い男性が婚活に使う場所は結婚情報サービス会社ではなく、合コン等
・これならお金を払ってでも手に入れたい人がきっといると気づく能力がマーケット感覚
・ちきりんセレクト(ブログ)
・自分が困難に直面してそれを苦労して解決したら、その情報は多くの人にとって価値があるのかもしれない
・草むしりや花を手むけるお墓参り代行者、一緒に不用品を選別してくれる価値がある
・相場より安い値段だから良いと思うのではなく、自分にとってその金額を稼ぐのにどれだけ働く必要があるのか、それでも手に入れたいモノなのか、それだけの価値があるモノなのか考える。人がその値段で買っているから自分もその値段で価値があるかどうかは別。
・あれがやりたい、これを実現したい!と自分の欲望に素直に向き合うと自分の欲望センサーの感度が高まり、他者の欲望や人間全体に共通するインセンティブシステムについても理解が進む。するとビジネスで成功する。
・皿洗いが面倒だと素直に思うことで、食洗機が市場に登場する
・自分の欲望と向き合い人間のインセンティブシステムに関心を持つ
・なんでも無理な可能性がある、規制があるかもしれないと考える規制脳はという病気 -
Posted by ブクログ
■ 退屈な時間を楽しもう
そもそも「充実した休日」って言葉として矛盾しています。なぜ休日が「充実」している必要があるのでしょう?休日は「休みの日」なんだから、1日ごろごろしていて疲れがとれたらそれで充分です。
平日も休日も同じですが、「予定の多い方が充実している」という考えは、下品です。時間に追いまくられることが、あるべき姿ではありません。
旅行も同じです。あそこに行って、ここに行って、あれを見て、これを食べて…。「旅行は疲れる」と言う人はそういう旅行をしているのでしょう。せっかく個人で旅行しているのに、まるでパッケージ旅行のように何から何まで予定を立てて予約を入れて、時間に追いまくられて旅行をする。
予定がないと不安になるから事細かに予定を立てる一方で、予定通りに進まないことが出てくると焦ったり怒ったり罪悪感を覚えたりする。これでは一体何のために旅行しているのか分かりません。
仕事に関してなら予定を立てて効率的に進めるのは当然でしょうが、休日なんて効率的に過ごす必要はありません。私も休日の予定を立てるのは大嫌いで、1日に複数の予定は絶対に入れたくないと思っています。 退屈すること、予定が入っていないことが怖くなると一種の現代病です。
■ 人生の主役を生きる
騙される事、利用されること、傷つけられることを必要以上に怖がり、器用に避けて生きる必要はないでしょう。それらを恐れて何もしなければ、楽しくて嬉しくて素晴らしいことにも出会えないのだから。良いにしろ悪いにしろ感情大きく喋ることが何もない人生なんて全くつまらない。他の作家の言葉である「人生の傍観者になるな。観客席に座っては座っていてはいけない。舞台に上がって自分の人生の主役を演じるのだ「閉じると言うのも同じ意味でしょう。
■ 人生設計3 × 3
人生の時間の使い方には大きくくれば「仕事」「趣味」「家庭」の3つがあり、人生のある時期、この3つのうちどれが選ぶかと言う選択肢が与えられています。
ただし一時期に3つとも選ぶのは誰にとっても非常に大変で、 この3つの中から最大2つを選ぶという選択が人生設計です。本体から見ればどれか1つあきらめる、という選択なのです
■維持費が蝕む自由
家計が苦しくなり節約が必要になったとき、多くの人が食費や旅費等変動費の切り詰めを始めます。けれど重要なのは変動費ではなく、固定費の水準を下げることです。
自分の持っているものに、自分が苦労してやっと手に入れたものに、縛られて生きるので、なんと馬鹿げたことでしょう。
■ 稼ぐべき時、払うべき時
「学びたければ金を稼げ、金を払っている場合じゃない」と言うのは一般的な法則です。大学も同じで、学費を払って1年間学生として勉強するより、一定の講師料をもらい1年間授業を任されたら、その方が圧倒的に多くのことを学べます。 仕事にすれば、お客様がいます。旅行が好きなら、お金を払って旅行するべきです。お金を払えば自分の好きなように設計すればよし、他人に合わせる必要はありません。「好きなことを金を払ってやれ、もらってやるな」と言うことです。
■ 宗教の定義
世間に否定された落ち込み、苦しんでいる自分を肯定してくれるからこそ、人は宗教を信じます。科学を超越する力を吹聴することも重要です。これが神者に「救い」を与えます。世の中には、社会が解決できないでいる問題がたくさん存在します。その多くは、宗教がカバーする領域となります。 あなたを救ってくれるように見えるものの名称が「セミナー」や「〇〇道場」や「〇〇の集い」であっても、この4つが揃えばそれは宗教だと言うことを覚えておいてください。
1教祖や神など、絶対的立場のシンボルが存在する
2現実の世の中を否定している
3現在の科学レベルでは不可能なことを信じている
4集客と集金のシステムがある
■ 勝てる市場を選ぶ
最も良い方法は、あまり背伸びをして大企業の一流企業に入らないことです。必死で背伸びをしてようやく寺届いたような企業に入社すれば、内定をもらった時点では、にも昇るほど嬉しいかもしれませんが、自分が最後までその組織ピラミッドに分かれる可能性は非常に小さくなります。
一方、業界下位の企業に入社したり、人気のない業界でキャリアをスタートした人の中にも、最後まで有意義な職業人生を送る人がたくさんいます。
勝つことが難しい市場で必死に頑張るより、「勝てる場所」を選ぶことの方が、勝つためには最も重要なのです
■「成長したい!」だけではダメ
こういう人に「成長して、何がやりたいの?」と聞くと「え?」と怪訝な顔をされることがあります。「成長して〇〇が出来るようになりたい」と言う具体的な目標があって初めて、成長する事は意味を持つのです。
私は日ごろから「インプットとアウトプット」のバランスを意識しています。アウトプットの目標がないのにインプットに時間やお金をかけるのは馬鹿げていると考えるようになりました。昔は英語も「とりあえず」勉強していましたが、今は、仕事や趣味に必要な英語力だけ獲得・維持できればいいと思っています。それ以上のインプットは、私にとっては無駄なインプットなのです。
就職や転職時に取れるのは「あなたは何がアウトプットできるの?」と言うことです。履歴書に輝かしい学歴や資格を書き連ねて「僕はこれだけインプットしました!」とアピールする人がいますが、問われているのは「そのインプットで、どんなアウトプットを出せるの?出してきたの?」と言う点です。大事な事はインプットではなく、「アウトプットにつながるインプット」なのだと言うことを忘れないようにしましょう。
■ インプットを最小化する
働く時間が一切触れないようにしてしまえば、人は必ず生産性を高めようと考えます。明日の夕方が締め切りの仕事を、今日の夜ではなく明日の朝始めるとか、今日も明日も一切残業をしないなどと決めれば、より早く終わらせられる方法を考えざるをえません。
そうなれば人は、不要な仕事をし分けてやらないことを決め始めるし、やることの優先順位を強く意識するようになります。当然、やり方も工夫するでしょう。を働く時間を減らさない限り仕事が早くできるようにはなりません。一般には真面目な人ほど、仕事が終わらないと働く時間を延長します。 生産性はどんどん下がります。
生産性とは「アウトプット÷インプット」で計算する比率です。分母のインプット=働く時間」を増やしたら生産性(=仕事の効率」はどんどん落ちます。やるべき事は「より長く働く」ことではなく「働く時間を少なくする」ことなのです
■ アドバイスの正しいもらい方
相談を受ける側の人は、相談をする人の何倍も幅広い知識や経験を持っている場合が多いです。でも質問をして得られる事は、その相手の持つ知見のうち「質問者が思いついた質問の回答だけ」で それが「他に何かありませんか?何でもいいです」と問えば、相手は自分の経験と知識の大海の中から「その相談者に最も有益なメッセージ」を探し出して語ってくれます。だから、自分が思いつくレベルの質問をさっさと切り上げ「相手が大事だと判断すること」「相手が言うべきだと思ったこと」を聞く時間を十分に確保することが重要なのです。
■ 相手の受診体を理解する例えば学生だけで話す、同じ職業の人だけで話す、同じ年代や性別の人だけで話す、同じ国の人だけで話す、と言う生活をしていると、人は自分が所属するコミュニティーに属する人の受動体や 感動を「当たり前のもの」と思い込み、意識しなくなってしまいます。そしてたまに異なる受動態の人と話すと「なぜ伝わらないの!」と驚くのです。
コミニケーション能力とは、話せ技術等発信側のスキルではなく、「受信側のシステムを理解するスキル」なのです。だから、他者の受信メカニズム、感動や感情のバリエーションに関する知識や理解こそが重要なのです。
様々な受動態を持つ人と付き合うことこそが、コミニケーション能力を鍛える最善の方法なのです。
■ 性格は変えられる
「うつ病になりやすい人の特徴」としてよく、「真面目で責任感が強い」「内政的」「心配性でネガティブな方向に考えがち」「几帳面」といった項目が挙げられますが、それを聞いているといつも「まさに自分の性格だなぁ…」と感じます。
今のところまだ、うつ病を患った事はありませんが、その理由の1つはすごく気をつけてきたからだと思います。「自分だけは大丈夫」と思っている人が危ないと聞きますが、私の場合はその反対で「自分は気をつけないと病気になるかも」とずっと心配してきました。
何に気をつけているかと言うと、まずなるべく「モノを考えない性格の人」と付き合うようにしています。これはもちろん悪口ではありません。楽観的で何でも前向きに考えて、失敗しても大笑いして済ませることができる人たちと一緒にいると「こんなに大変なことでも、こういう風に受け止めれば良いのだ」と学ぶことができます。あまりにのんきに見える友人たちはみんな大事なメンタルコーチです。
反対に、自分と同じように内省的で考えすぎる人に出会うと、深く理解しあえるメリットがあるのですが、一方で「生きる意味は?」「これが人生で今やるべきことなのか?」と答えのない議論を突き詰めたり、傷口を探しあてお互いにピリピリしてしまい、ときには強く感じることもあります。
もう一つ気をつけているのは「一定以上の努力が必要な事はしない」ことです。別の言い方をすれば「自分の能力を大きく超えた目標立てない」ことです。
真面目な人は、1段高い目標を立てると最後まで頑張ってしまいます。適当に済ませることができず「できなくてもいいや、仕方がない」と思えません。そうなることが目に見えているので、私は最初から「がんばらなくてもできそうなことを回)を目標にします。やり始めたことでも「これはかなりの努力をしないと無理だ」と分かった時点でやめます。「お前ならできるはず」などと、おだてられてやる気になったりしないよう気をつけています。
私は「性格を変えられる」と確信しています。昔と今の時間比べればその変化はかなり大きく、「よくがんばった」と自分で15褒めて位です。大抵の人にとって「成長」とはスキルが向上したり、知識が増えたり、判断力に磨きがかかったりすることを意味するのでしょうが、私にとっての成長とは「できるだけ鈍感になること」「あまり考え込まないようにすること」であり、振り返ればそのための性格改造こそが成長の目的であり軌跡だったと思います。
■ 自分の表現方法と出会う
人間は皆自分の中に「何か」を持っています。それを払わな中の表現方法として伝達可能な形にしないと他人には理解されません。 誰かに自分のことを伝えたい、理解してほしい。自分自身、今自分の中にあるものを理解したい。これは誰もが持つ自然の欲求です。だから、その「自分の中の何か」をうまく表現できる方法やツールを手に入れられたら、とても幸せでしょう。 そういうツールとしては、
話し言葉、書き言葉、短歌・俳句、詩、コピーのような言葉、韻文、漫才、写真、絵、デザイン、意匠、楽器、メロディー、曲、リズム、声、踊り、体操、表情、演技、映像、料理、プログラム、創造物、働き方、ビジネス、 など、いろいろあります。実はこれが中義務教育の段階で体験することです。
■旅の効用
上することのメリットは後10分間本地球上の生物の1答えに過ぎないということを体感できることです。地球上にはあまりに多くの人が存在していて、自分1人いようがいまいが何の影響もありません。特別な存在でも特別の人生でもないのです。
人は生活の中で様々なものを手に入れ、寿司を食べごとに自分の持っているものー 仕事やキャリア、家族や人間関係、環境や資産について、ものすごく大事で尊いもののように思い始めます。そしていつしか、それらを手放すことが強くなります。
ところが全く違う場所に行くと「そんなに必死で守る必要があるんだっけ」と思えたりします。どちらの見方が正しい、と言うわけではありません。同じものを2つの視点から見えるようになるのです。自分の存在を信じているものの価値を相対化できるようになるのでしょう。
だから海外で強烈な体験をした曲するときには、精神が少しだけ解放され、一歩自由になった自分を感じることができます。それが、私にとっての海外旅行の大きな効用なのです。