ちきりんのレビュー一覧
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著者の「自分の意見で生きていく」を読み、正解のない問題に自分の意見を持つことの重要性を痛感した。今回の本も、前述の本より前に出されたものであるが、タイトルから想像して類似の内容が書かれていると思い、読んでみた。
読んでみての気づきとしては、世の中の事象に対して、何かを考えるときに、知識があるがゆえに、バイアスがかかって片側からの考えしか持つことができないため、前述の本同様、知識を持つことも大切だが、同じくらい「考え方」を身につけることが必要だと感じた。
本書の冒頭に先ほどの気づきがあったパートが書いてあり、それ以降、各章に一つずつ思考法が具体例とともに記載があった。この本の構成として、この -
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ネタバレ大組織から個人への転換=IT革命のおかげ。
世界の中での格差は縮まっている=インド人の団体旅行など。
今は50歳までは年功序列で賃金が上がるのが普通。年功序列の理由は生計費が世代で違うから。
グローバル化でそれが通用するか。
医学の進歩で100歳は当たり前になる。80歳まで働くとすると一生で一つの仕事、は非現実的。
手に職、は市場が消えてしまう危険性がある。ペン習字など。
人間関係もストック活用には限界がある。
大企業で働く合理性と非合理性
報酬が高い、安定、雇用が守られている、仕事が面白い、キャリア形成のチャンスがある、世間の評価が高い、学習機会が多い、福利厚生が充実。
勤務時間や服装など -
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現代社会を生き抜くために必要な思考法を学ぶことができる本です。本書では、ちきりんさん独自の思考法「ちきりん式思考法」が紹介されています。ちきりん式思考法は、以下のような6つのステップで構成されています。
①問題を明確にする
②解決策を仮説する
③仮説を検証する
④仮説をブラッシュアップする
⑤実行する
⑥結果を検証する
本書では、この6つのステップを具体的に解説し、さらに、思考力を鍛えるためのエクササイズも紹介されています。本書を読めば、自分の頭で考え、問題を解決する力をつけることができます。本書は、ビジネスマンや学生だけでなく、すべての人におすすめの本です。現代社会は、変化が激しく、予測 -
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本書のタイトルの通り、ビジネスマンとしての考え方の基礎を各業界の先人から重要ポイントを抜き出して教えてもらう形の本。
本田直之氏の著作は本作以前のものや本作以降のものもほぼ全部読んでいたため真新しい情報は特になし。
「子供は時間割があるからあれだけ多くのことを密度高く行動できる。大人も自分の時間割を作れば効率的に動ける。」という主張は参考になる。
一見、自分の行動を決めて行動することは窮屈なように感じるが、自分で選び、自分で決めたことであれば嫌なことなどないはずだ。
それに当然生活の上での優先順位は変わっていくので、時間割は適宜ブラッシュアップしていく必要がある。
なので、自分で決めた予定が窮 -
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重要なのは、ノウハウや知識を覚えることではなく、過去に経験のない場面に遭遇した時にも、自分で判断できる独自の基準や肌感覚を持つことです。経験から得られる嗅覚や根本的な理解力が大切。
欲望に素直になる
自分は何が不満なのか?→自分の理想はどんな状態?→自分が欲しいものは何?→実現!!!
どうやったら強権(規制を強化)を発動せずみんなが自分から動くようになるか?考える。気持ちの持ち方次第でマーケット感覚は鍛えられる。
「やってみて→決める」素早い行動と意思決定
「決めてから→やる」細部までの作り込み
前者の方がスピード感があり、マーケットの世界に向いている。 -
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定年が延長していくなかで、一生に一つの仕事っていうのはつまらないしリスキー。人生で2回就活するって言う考え方は目から鱗です。
やりたいことが見つかるのはとっても恵まれていること!!これほんと大事。やりたいことが見つからないのは、いろんな経験を積んでいないからだとおもうから、積極的に新しいことに挑戦していきたい。
複数の将来シナリオを作ること(そしてこれを随時アップデート)、市場で稼ぐ力を身につけることをがんばるぞー!
人生があと10年だとしたら?っていう10年という期間が絶妙。今だけじゃなくて、なんとなく将来のことも念頭に置いて考えられる。でも今すぐ行動を起こしたくなるような期間。ところどころ -
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戦略的に「ゆるく」考える一冊。10年前の作品ですが2022年でも十分新鮮な気持ちで読むことができます。ブログ記事がベースなので1つの話が短くスキマ時間でどんどん読めます。ただ、自分の頭で考え続けているちきりんさんの本なので、ゆるゆるスローライフのススメの本ではないので注意です。肩肘張りがちな現代人が自分の頭で考えてゆるっとしたたかに生きる本という感じです。
■一点豪華主義
他の方のレビューにもありますが、この本での印象的な考え方。選ぶ時に何を一番重要視しているか。どうせ選択したものはどれを選んでもそのうち不満がでてくるので一番重要視しているものに特化したものを選ぶと満足度が高い。これ、奥深い