あらすじ
未来のあんたはなにひとつ後悔しない――痛快! 爽快! ゆかい! 世の中ってこーだったのか! 社会派ブロガーが、政治から経済、人生から家族、趣味から犯罪についてまで、オリジナル視点で見つめた、ありとあらゆる分野についての考察。文章だけで勝負して12万フォロワーのいる著者の2万7千のツイートの中から300を厳選。 140字でこれだけのことが伝えられるなんて! 極めて濃密な「140字の思考と思想の本」。
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Posted by ブクログ
著者がTwitterで呟いた短い明文をまとめた本。心に響く内容も多く、私は朝礼で皆んなに気に入ったフレーズを紹介したりしている。ちょっと時間が出来たら読み進めるやり方でもすぐに読み終える事ができる。
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自分への戒めに時々読み返したくなる珠玉の言葉たち。
大人になって怒られてない気がする人にもおすすめ。はっと目が覚めるような言葉が、刺さりますよ。
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ある日、森の中で貴方
と私が出会ったら、
お互い瞬時に固まって
警戒モードになる⋯!
あ、ちなみに戦時下で
私は軍服着てグラサン
して銃を背負ってます。
敵か味方かはたして?
五感というセンサーは
研ぎ澄まされ、
相手の一挙手一投足を
見逃さず、
脅威を回避する態勢に
一分の隙もない──
ふだんの生活のなかで
こんなこと起こらない
けど、
森の中で安易な判断が
命取りになるように、
日常においてももっと
気配を読むとか、
状況によっては神経を
研ぎ澄ませないと、
足元をすくわれちゃう
かもなと思いました。
相変わらずお年寄りを
狙った詐欺が横行して
ますが、
多眼思考ならぬ周囲の
多眼で少しでも被害を
防ぎたいものです。
最近はAIで生成した
クローンボイスによる
詐欺なんてのも。
皆さま、十分にお気を
つけください。
Posted by ブクログ
ちきりんさんの本なので読んでみた。
内容は当時Twitterのツイート集めたもの。今140字以内の規定があるので、その中で詰め込まれている文章はどれも切れ味があり勉強になる。
でも個人的にはなぜそう思ったのか、もっと深く知りたい気もした。
短文で読めるものは短文での理解になり、腑に落ちるというのが少ない気がする。
やっぱり苦労して手に入れたものは、それだけ自分の血肉となるのかなとも改めて思った。
あとこの本の出版が2014年なので、10年前。
この10年間でどれだけ時代が変わったのかもまじまじと実感させられた。
10年一昔という言葉があるけれど、「ちょっと前はそうだったけれど、今は違うよね」感もややある。
でも、10年前と変わってないことも相変わらずある。
ちきりんさんのツイートの内容は、この本の出版時のほうがもっと言いたい放題な感じ。
今はもう少し言葉や場を選んでいるような印象はある。
主張そのものはほとんど変わっていないけれど。
あと読んでいて思うのが、ちきりんさんは自分の立場だけではなく、それ以外の立場の人もよく考えて発言しているということ。
例えば、ちきりんさんは出産は経験されていないけれども、不妊に関する見解などはまるで当事者のような意見だと思った。
こういういろんな視点に立てる人はやはり憧れる。
・新人が真っ青な顔で「やばいいっす!」って言ってきたら先輩や上司は「よしきた!」って思えばいいのです。その問題を解決するために、あなたは雇われている。
・あと、自分のことを「すごい!」と思ってくれる人達の中に数年以上いるとアウトだよね。気持ちよくはすごせるけれど、終わっちゃう。若い時期にそんな環境にいる人はちゃんと自分で飛び出したほうがいい。
・すごい人に会って、憧れているようでは話にならない。悔しがらないと。
・今、5分かけて話したことは、いったい何時間かけて考えたことなのか?ってのが話してておもしろい人とそうじゃない人の差だよね。5分考えたことを5分話す人と、100時間考えたことを5分話す人がいるんだもん。おもしろさが違ってあたり
まえ。
・「頭がいい」とかより「稼ぐ力がある」ほうが、これからの世の中、圧倒的に有利だと思う。
・みんな、今日の仕事をよーく振り返って考えてみてほしい。それは本当に、「とりあえず、コレやっとけばいいだろ」という仕事ではなく、「これは絶対にやる意義のある仕事」と思えるのかどうか。時間を埋めるため、予算を埋めるための仕事に人生使うのはホント無駄よ。
・テレビ番組って、女性識者や女性社長を「二児の母である」って紹介し、男性についてはそう紹介しないことが、「子育ては女性がするもの」というプロパガンダに加担することと同義であるって、理解できてないレベルの人が作ってるんだよね
・出産年齢が遅くなるのは女性が仕事と出産を両立できないから
云々とよく言われるけど、それだけじゃない。女性が20代に出産しようと思えば、男性の多くにも「20代でパパになる覚悟」を固めてもらわないといけない。こっちの問題も結構ハードル高いのでは?
・テレビ局はそろそろ女性識者が出てきたときに「〇〇さんは二児の母親でもあります」って紹介するのを止めた方がいい。どうしても子供の有無が大事な報道内容だと思うなら、男性についても「〇〇さんは二児の父親でもあります」って言うべき。
原発問題や財政問題(将来の子供に負担)についての討論でも、すぐに女性は「母親としてどう思いますか?」って聞かれる。男性にも「父親としてどうか?」って聞けよって感じ。
・不妊に協む女性が増えていることに関して
あたしがこの問題で一番よくないと思っているのは、「40才で子供を持てた!」的な成功本ばかりが発売されることです。それに比べると(多数派であるはずの)、長期間に渡る不妊治療で大切なモノを失わざるを得なかった人達の声は全く取り上げられない。
・なぜなら、世の中の大事なことの大半には、そんな簡単な答えなんて存在しないから。簡単な答えが存在するのは、どーでもいいことだけ。
・親世代を見ていて思うのは、「60才になったら、もうモノを捨てる能力はなくなる」ということです。20才から35才までは溜め込み、
35才から45才は維持(増やさず)、45才を過ぎたら、所有物の体積はどんどん減らしていきましょう。
・デパートとか行くと、平気で10万円くらいのダウン・コートを売っててびびる。でも35年ローンで家を買うのは、ああいうコートを着ることの100倍、贅沢なことだと気がついてない人はたくさんいる。
「皆が持っているモノ」を手に入れるために人生の時間を使っていたら、自分が本当に欲しいモノを手に入れるための時間が足りなくなりますよ。
・めちたいなら、自分の欲しいモノを手に入れたいなら、「頑張る」のではなく、「駿てる分野」を選び、「目立つ方法」や「手に入れるための工夫」について考えるべき。むやみに頑張るのは人生の無駄。
・「ゲーム、マンガ、お笑い」の3つは、フォーマットとしてすごくポテンシャルが高い。活きる分野は「教育、高齢化社会、メンタルヘルス」の3つです。どの分野もこれから真剣に問題解決が必要になる分野だね。3x3で9分野。
・自分一人が解雇されるのと、会社倒産で全員解雇だったら後者のほうがいいっていう人が多そうだよね。実際には自分一人が解雇されたほうが、退職金もきちんとでるし、転職市場の需給も崩れないし、絶対いいはずなのに。
・「将来、子供に負担をかけたくない」という親は多い。そういう人がやるべきは、老後資金をためることではなく、早めに子供から自立して、自分自身で前を向いて生きていくことなんだよね。
Posted by ブクログ
ちきりんさんの常識や世間体に囚われていない考え方が大好きです。
ツイッター(X)やブログを読んでよくハッとします。
ちょっとひねくれてるように感じられるのも、私としては好印象です。
Posted by ブクログ
時間を埋めるため、予算を埋めるための仕事に人生使うのはホント無駄。
愛する人が存在してると、生きる意味とかを問う必要がないのでとても楽です。
なんでもうまくこなせる優等生より、自分の好きなことに尋常じゃないレベルののめり込み方ができる人の方が正解になりつつと感じる今日この頃。
人生の問題解決方法で有効なのは、逃げる、忘れる、お風呂に入って美味いものを食べる飲む。
限られたリソースは、それをもっとも効果的に活用できる人(組織)に集まるべき。
自分の住んでる地域とか日本だけの視点で考えてる人たちじゃなくて、もっと広い世界とかそういう視野で考えている人たちと働きたい。
Posted by ブクログ
・人を破滅させるのは「一回目の失敗」ではなく、「二回目の失敗」それを誤魔化そうとする行為である。
・「お金があったら」の問いに、仕事したくないや残業したくないではなく、「したいこと」を言えばいいのに。
・つまらないこと、くだらないことを3つやめたら、人生はとても豊かになる
・20代は誰でも成長できる。30代でも多くの人が成長できる。でも40代だ成長できる人はごく限られてる。
・「思考力がある、ない」とかいうけれど、大事なのは「どれだけ考えたか」、つまり「思考の量」です。考えてない人とすごく考えている人がいるだけ
・「本を読む」と「考える」は全く違う行為なのに、本を読んで考えた気になってる人もたくさいるよね。朝、会社に行って夜帰宅して「働いた気になっている人」がいるのと同じ
Posted by ブクログ
周りに流されて思考停止状態で過ごすのではなくて、自分が正しい或いは好きだと思えるものを突き詰めて行動すれば、人の評価とか気にならないよーってことですよね。人の評価とかコントロール出来ないことを気にして生きることってバカらしいなとしっかりと文章で表現してくれるから、ちきりんの本は魅力的。この3つが特にイケてたのでメモ。
○こびないこと、憧れないこと、羨ましがらないこと
○愚痴を言う、他人を妬む、誰かに評価してほしいと願う、人生を無駄にしたければこの3つをどうぞ
○愛する人が存在すると生きる意味を問う必要がなくて楽だと
Posted by ブクログ
読書する際、気になるページにブックマークを挟むのだが、見事に「生きること」「働くこと」にそれらが集中していて、私の気になる事はそこなんだなぁと言うことが客観的にわかって面白かった。
○「忙しい忙しい」って言うと、「人生って何が大事かわかっていません」と言ってるみたいな気になるから言いたくない。
○人生の時間のどれくらいを誰と共有するかは、人生がどんなものになるかを、ほぼ規定する。
○ 愛する人が存在していると、生きる意味を問う必要がないのでとても楽。
○どんな仕事をする時も「半分の時間で終わらせる方法はないの?」と工夫している間に生産性が上がる。
○本を読んでいるのは考えている状態ではない。会社に行って働いた気になっているのと同じ。
Posted by ブクログ
一見ツイート切り貼りのファンブックといえないこともないけども、今この時にツイートのタイムスタンプと内容を見て、今の自分や社会どうなってるんだっけ?と思うと大変示唆深い本。
何年か経て、斜め読みしても示唆深いと思う。その時の自分がどうなっているのか、含め楽しいにしたい一冊。
Posted by ブクログ
これまでの先入観や当たり前と思っていた感覚が、いい意味で覆される本です。まさに多くの視点から物事を考えられるきっかけになります。文字数自体は多くないので読みやすいです。
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たまに読み返すとハッとさせられる本。
どこから読んでも良いし、頭に何かしらの衝撃を与えたいときに読んでいます。
試しに斜め読みされてはどうですかね?
Posted by ブクログ
一気に読んでしまった。
ツイートをざっくりと分野に分けて、書いてある。
一概にこれがいいとか悪いとか、そうじゃなくて読み手に語りかけるような本。この本をきっかけに答えは自分で考えて自分で探そうと語りかけられているようだった。
いまの自分の年代は一般的に若者だと言われているが、実は時代の変化に気づけていなかったり、自分がタイムリーだと思っていたことが古い価値観だったり、、、。軸は持った上で、さまざまな情報を柔軟に吸収して自軸を太く長くできる、それが理想というか、自分の大きな目標でもあると実感。
Posted by ブクログ
一つ一つの呟きは確かに参考になるし、面白く読めました。ただ、著者の他の著書に比べると、読んだ後に残るものがあまりない気がしたのは、読み方の問題でしょうか。
Posted by ブクログ
ちきりんの書籍やブログからは感じ取れないほどの辛口ツイート集。でも、相変わらずの鋭い切り口で、考えさせらること必定。ツィッターの価値を再認識しました。
Posted by ブクログ
親の考え方を当たり前と思いこむことはないんじゃないか。世界からみたらよく見えることも内側から見たら見えないこともあるんじゃないか。と自分を振り返ることができた。
Posted by ブクログ
過去の27000ツイートから抽出しているが、日付ではなく、テーマを軸としてまとめられているので、まとまりがあって読みやすい。ツイッターの140文字制限の性質上の特性もあって、1つ1つが過激なほどストレート。でもそれが小気味良くて面白い。
2014年12月出版なので、2010年とか古い日付のものは内容が古く感じるもあるけれど、考え方を追うなら問題なしですね。
読者自身の常識に対し、ほんとにそうなの?って投げかけているような、しっかり考えろよって言ってるように受け取れる本でした。
Posted by ブクログ
視野が広がる。
響いた言葉。
お金があったら何をするの?16
「自分がどう生きたいのかわかる」が大事17
世の中は理不尽で不平等だからこそ他人を妬まず、自分のカードでいかに楽しく生きるか20
愛する人が存在していると、生きる意味とかを問う必要がないのでとても楽です。32
「成長できる会社」と「成長できない会社」があるんじゃなくて、「どこで働いても成長できる人」と、「手取り足取り教えてもらえないと成長できない人」がいるだけ45
これから社会に出る人は、「いい会社に入ること」でも「安定した立場を手に入れること」でもなく、「働き方のコントロールを持てるようになること」を目標にして頑張ってほしいな。
Posted by ブクログ
著者のツイート集でサクサク読むことができます。
ツイート時の状況や、世間の流れなどの補足があるとわかりやすいかもと思いました。
完全に同意
「すごい」と言われたら「やばい」と思うこと。
ちょっと違う
「忙しい忙しい」って言うと「私は人生で何が大事かわかっていません」と言ってるみたいな気になるから言いたくない。
→自分の場合は「忙しい忙しい」って言うと「私は無能です」って言ってるみたいな気になるから言いたくない。
上記のような感じで自分自身と比較しながら読み進めていましたが、途中で飽きてしまいました。
通常の読書よりはるかに疲労してしまい、途中で挫折しました…汗。
Posted by ブクログ
ちきりんさんのツイートを厳選してまとめた本。
普段からいかにちきりんさんが思考しているのかがわかる。
こうゆうことについて考えたことなかったな、こんな風な考え方があるんだなと、とても興味深く読ませていただきました。
Posted by ブクログ
ツイートをまとめたもの。
全体的にサクサクっと読めた。
つまらないこと、くだらないことを3つやめたら、人生はとても豊かになる。
自分にとって仕事やプライベート、つまらないことはあまりない気がして、豊かな人生なのだと気づけた。
Posted by ブクログ
ブロガーの本はあまり読んだことが無かったので手に取りました。
まあまあかなあ。2冊目は読まなくていい感じです。
・大事なことは、自分で自分の足に、足枷をはめないこと。
足枷がつけられている人の半分以上は、それを自分でつけている。
・つまらないこと、くだらないことを3つやめたら、人生はとても豊かになる
・「成長できる会社」と「成長できない会社」があるんじゃなくて
「どこで働いても成長できる人」と、
「手取り足取り教えてもらえないと成長できない人」がいるだけ。
Posted by ブクログ
無意識に自分の偏見が確立さるていく中で、他人のモノの見方を知ることはとても大切なんだと改めて感じました。ただ、もう少しシンプルな表現でもいいかな、とも思いました。少しまどろこしい引っ掛かりを感じるときもあり、自分であー、要はこういうことね!と自分の言葉で置き換えてみました。でも、この方の性格や、読者に愛される理由だとも捉えられるので、人それぞれかなと。
Posted by ブクログ
ちきりんのツイッターのつぶやきをまとめた本。樹木希林語録を集めた本のように、様々なテーマについての一貫したその人の考え方がまとまっていて面白い。
「忙しい忙しい」って言うと「私は人生で何が大事か、わかっていません」と言ってるみたいな気になるから、言いたくない。
(「生きること」より)
Posted by ブクログ
人気ブロガーちきりん氏のTwitterでのつぶやきをまとめた本。
過去のつぶやきからユニークなものだけ厳選したことで固有の考えかた、寄って立つところの信念が見えてきます。
印象に残ったつぶやき
こびないこと。憧れないこと。うらやましがらないこと。「すごい」と言われたら「やばい」と思うこと。誇りをもつこと。小さな池で満足しないこと。楽観的に考えること。一足飛びにすべてを手に入れようとしないこと。自分の器を広げること。
2011年6月29日
早めに引退したい人が心がけるべきことは、1)無駄なものを買わない(家とか保険とか)、2)生産性を上げる(効率よく稼ぐ)ことです。
2014年5月3日
まさか教育関係者まで、パソコンが使えなくてもスマホが使えれば良いと思ってるんじゃないでしょうね? 情報の消費端末と、情報産業を創っていくマシンの違いがわかってないようではお話にならないのだけど。
2014年9月21日
親世代を見ていて思うのは、「60才になったら、もうモノを捨てる能力はなくなる」ということです。20から35才までは溜め込み、35才から45才は維持(増やさず)、45才を過ぎたら、所有物の体積はどんどん減らしていきましょう。
2012年9月8日
幼稚園って、通園カバンもってこいとか、おやつ時のエプロンもってこいとか言って、働くお母さんに負担をかけるけど、たまには「巣箱もってこい」とかいって、お父さんにも負担を掛けるべきでは?
2011年10月29日
「少子化大臣には女を任命しなくちゃ」と思ってる限り、子供は増えません。
2010年6月5日
勝ちたいなら、自分の欲しいものを手に入れたいなら、「頑張る」のではなく、「勝てる分野」を選び、「勝つ方法」や「手に入れるための工夫」について考えるべき。むやみに頑張るのは人生の無駄。
2013年10月27日
使命が明確になり、それに向けて動き始めると、人生のピークは過去ではなく、未来にあるとわかる。
2012年10月29日
学校とマスメディアの2業界って、「世の中はとても公正で、クリーンで平等で、誰でも頑張れば報われる理屈の通る世界なのです」っていう、現実離れした嘘を子供たちに教え続けてるという意味ではよく似てる業界よね。
2013年10月26日