エリヤフ・ゴールドラットのレビュー一覧

  • ザ・チョイス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ザ・チョイス
    ―複雑さに惑わされるな!

    「ザ・ゴール」のTOC理論で、ボトルネックに着目して改善することによって劇的に生産性は上がるということを説いたゴールドラッド博士の”科学的に現実を考える”ための思考方法に関しての書です。
    訳者後書きにある要点は
    ・人はもともと善良である
    ・すべての対立は解消できる
    ・ものごとは、そもそもシンプルである
    ・どんな状況でも飛躍的に改善できる
    ・すべての人は充実した人生を過ごすことができる
    とありますが、それに加えて個人的には、わかったつもりになっている言葉によってロジックが堂々巡りになるトートロジーの話が面白かったです。自分でもよく使っちゃっているなあと

    0
    2025年05月01日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    題名が気になって、数年積読していたが、意を決して読んでみた。
    結構分厚いが、読み始めると小説形式なこともありサクサク読める。
    プラントマネージャーを通したTheory of Constraints(制約条件の理論)なるものについて説明している本。
    アドバイザー的な博士と工場長のやりとりはヒント形式なっているので、考えながら読み進められるので、実際の仕事場などに置き換えて考えたりすると楽しめるかもしれない。

    0
    2025年04月28日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    Theory of Constrains 制約条件の理論について小説形式での解説

    理論の内容はとても興味深い。ボトルネックを解消することが全体としての効率が上がるということの説明がわかりやすい。
    既存の前提を疑って、最終や全体的な目標に立ち返って、評価軸を見直そうという発想は様々なことに応用できそう。自他共にポリシーを変えるのも大変であり、状況が常に変わり続けていてそれに対応し続けなければならないということもお話形式で例示されている。
    問題の核心を的確に把握し、何を、何に、どうやって変えるか、思考のプロセスを学ぶことが大事のようである。

    0
    2025年04月17日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    この本の存在はずっと知っていたけど、ようやく手にした。「ボトルネック」という言葉自体は知っていたし、使っていたから、新しい学びはそこまでなさそうだと思い、後回しにしていた。

    小説形式であるため、読み始めて直後には、正直、余計な情報も多いと感じたけど、読み終えて、家族との話や、一見関係ないハイキングのくだりのおかげで、内容に深みを与えているようにも感じる。

    ボトルネックを見つけ、スループットの向上に努めるのはもちろんながら、経費削減が最優先ではないことや、統計的バラツキの存在や、それに対して、ボトルネック工程の前にある在庫以外の在庫は無くしてしまえば良い(必ずしも稼働が正義ではない)というの

    0
    2025年02月26日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    工場の経営の改善、夫婦関係について長かったですが読み応えがあり、経営のバイブル的な読本だけでなく小説としても楽しめました。
    資格試験で経営戦略について勉強していた時に参考書にお薦め書籍として記載されているのを見て、手に取って見ましたが読んでみて良かったです。

    0
    2024年10月28日
  • ザ・ゴール2

    Posted by ブクログ

    「コミック版ザ・ゴール2」は、前作「ザ・ゴール1」で述べられた部分最適ではなく全体最適の重要性をさらに深掘りし、問題解決のための思考プロセスに焦点を当てている。具体的には、クラウド法とツリー法というツールを活用し、問題の分析と解決を図る手法を紹介している。

    まず、原因と結果の関係から、一見たくさんあるように見える問題や、見えていない問題を見つけ出し、その大本(コア)となっている問題を特定する方法を解説している。これには、「現状ツリー」を用いて、好ましくない現象(UDE)をリストアップし、その因果関係を図にする手法が含まれる。

    次に、「未来現実ツリー」を使って、現状ツリーから望ましい未来を考

    0
    2024年09月16日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    ゴールドラッド氏は当初、この本を日本で発売すると世界経済が破滅してしまうという事で、翻訳版を許可していなかたという。その理由は、日本人は部分最適の改善にかけては世界で超一流で、全体最適の方法を教えてしまったら貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥るからだと。日本人の特性を適格に捉えている。

    0
    2024年09月09日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    製造業に縁遠いので、生産管理の勉強をしていなかったら、またオーディオブックでなかったらなかなか読破は難しかったと思う。
    - スループット、業務費用、在庫
    - 依存的事象と統計的変動
    - ボトルネック解消の5ステップ
    などの考え方を知ることができた。
    特にボーイスカウトのハイキングからヒントを得る章が面白かった。最終章は少々難しい内容だったが、読後にTOCの解説ブログなどで補完することで「そういうことか」と理解が進みやすいと思う。直接自分の仕事につながるジャンルではないが、経営に関わる人間の基本的教養として内容を知っておく。

    0
    2024年08月26日
  • ザ・ゴール2

    Posted by ブクログ

    前作に続いて、TOC(制約理論)の思考プロセスの領域について小説仕立てで解説している本。解説にもある通り、前作が生産現場でのボトルネックに焦点を当てたものに対して、今作では市場のボトルネックを分析してコアな解決策を見極めるプロセスについて書かれている。事業だけでなく、企業経営全体がスコープとなっており、理解が難しい部分もあったが市場/顧客視点に立つとはどういうことか、など勉強になる内容だった。

    0
    2024年08月17日
  • コミック版 ザ・ゴール3―――チェンジ・ザ・ルール!

    Posted by ブクログ

    原著未読
    2作目よりも進〇ゼミ感はやや薄まった。

    内容に関して重要なところは後半にあるようにこれまで2作で語られたtocを実践するためにルールを適切に変えるべきという話。
    これに関しては日本人が弱いところでただ従うばかりなので全組織運営者やリーダー業務に関わる人が取り入れるべきだと思う。
    ただしルールをどう変えるべきか、なぜ変更が必要なのか、変更を押し通すということに関してそれなりの知識や胆力が必要になるのでむやみやたらにやればいいというわけではないことには注意は必要。無秩序を歓迎しているわけではない。

    前作までのキャラが出てくるのは王道ではあるがやはり胸熱

    0
    2024年08月17日
  • ザ・ゴール2 コミック版

    Posted by ブクログ

    原著未読。
    先に漫画版を読んだ。前作よりもより進〇ゼミ感が強くなっていた。
    正直ツリーはちょっと無理矢理感を感じてしまう。ただしそれは自分がプログラマーであって立場の解離があるからかもしれない。ああいうブレストみたいな手法を否定するわけでもなく、それらの事象の関連性を表すということの重要性も理解している。クラス図や依存関係グラフとかその最たるものなので。

    1作目の内容の方が正直センセーショナルだった気がする。

    0
    2024年08月17日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    小説の形態でビジネス書であるというのは始めてだった。
    工場の例なのでイメージがわきづらいが、最低限必要なところは鎖やらハイキングやらで分かりやすい例があるのはよかった。
    後書きで著者が読んでも実践しないと意味がないし、簡単には実践できないとあるので何度も読み返していくしかない。
    漫画版と続編ザゴール2とチェンジザルールがあるのでそれも読んでみたい。
    妻との関わりのシーンは正直かさ増し感があっていらない。邪魔
    漫画版はその妻とのやりとりは削減されているので副読本としておすすめ

    0
    2024年08月17日
  • ザ・ゴール2 コミック版

    Posted by ブクログ

    思考プロセスが公式的に学べたら素晴らしい。ただし、ザゴール1のコミック版の方がすんなり理解できた(全部ではないが)。書籍の方を読まないといけないかもしれない。

    0
    2024年07月04日
  • ザ・ゴール2

    Posted by ブクログ

    思考プロセスの実践フェーズでは、心の中で声に出して読む必要がある。
    アニメ版を見て、そう感じました。

    0
    2024年06月09日
  • ザ・ゴール2

    Posted by ブクログ

    思考プロセスを自分ですぐに作れるようにはならないかもしれないけど、とても参考になる考え方のフレームワークだと思った。

    0
    2024年05月19日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    小説形式なので読みやすい。主人公に感情移入しやすいオーソドックスな設定なのも良い。まるで自分がトラブルに直面し、悩み、別のトラブルに巻き込まれて気が散ったかと思ったところで解決策が見つかったかのように擬似体験できるので面白かった。読後すぐに仕事に活かせたのには驚いた。自分の中に課題発見の思考方法がインストールされたみたいだ。

    0
    2024年05月18日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    これはかなり面白かった、ボトルネックがどこにあるのか、それを把握し、対処しなくては意味がないことを物語調で教えてくれる書籍。

    0
    2024年05月06日
  • ザ・ゴール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これが1984年のアメリカ?全くいまの自社で笑ってしまった。
    機能本部制と事業本部制を行ったり来たりするのもまんま。
    その分学びも多かった気がするが、巻末の通り納得はされど実践されないところまでまんま。
    theory of constraintsは少なくとも今後意識したい。

    理解を深めるために物語形式の大長編になっているが、エッセンスだけなら漫画版とか映画版で良さそう。読むのにちょっと時間かかりすぎた。

    0
    2024年05月06日
  • ザ・ゴール コミック版

    Posted by ブクログ

    工場のスループット=儲けを増やすためには、生産プロセス全体の中にあるボトルネック=制約を解消することが重要である。具体的な手順としては、①制約を見つける②制約をどう徹底活用するかを決める③他のすべてをステップ②の決定に従わせる④制約の能力を高める⑤制約が解消したらステップ①に戻る
    となる。

    これらのサイクルを回し、改善をくりかえしていくことによってスループットが向上する。

    0
    2023年11月25日
  • ザ・チョイス

    Posted by ブクログ

    ー 父は、障害が三つあると言った。一つ目の障害は、現実が複雑だと考えること。二つ目の障害は、対立は当たり前で仕方のないことだと考えること。この二つの障害が、必要な変化を導き出す邪魔をしているというのだ。複雑そうに見える状況でも、実は常識的な原因と結果のロジックによって、ものごとは左右されているという事実を受け入れることができれば、私でも、もっとすばやく根本的な対立に焦点を絞ることができるようになるのではないだろうか。そう私は思いはじめていた。少なくとも、ある程度の直感や知識が働く自分の得意分野においてはそうに違いない。また、根本的な対立がはっきりとわかったとしても、これまでのように、それを当た

    0
    2023年09月09日