エリヤフ・ゴールドラットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Audible!!
真面目アレックスパートと天然アレックスパートのギャップがありすぎて面白すぎた!
【3行概要】
TOC(制約理論)の考え方を順序立てて、例を交えながら物語仕立てで教えてくれる!と思ったら突如天然アレックスパートが始まって、、を繰り返す!
天然アレックスパートが良いアクセントになって堅苦しい勉強感がなく飽きずに聴けました。
てか天然アレックスはかなりのダメ男。奥さんの浮気を疑ったり、知人から自分と付き合ってくれそうな人を探し始めたり、、好みが分かれるタイプだけど、私はツボでしたw
【学んだ&感じたこと】
① ボトルネックの生産性がスループット(時間当たりの生産数 -
Posted by ブクログ
ずっと存在は認識していたのだが、分厚い本なので、手が出なかった。今回、気合を入れて読んでみて、非常に良かったというのが率直な感想。とにかく、プラントマネージメントについて、ストーリー仕立てでこんなに分かりやすい本が書けるのかと。マネジメントと話の組み立てと、二重の意味で勉強になった。
例えば、企業の究極の目的は「利益を得ること」。そんなことは、分かり切っているのではないかと思う。だが、本書はその言葉だけを放つのではない。なぜ、そうなのかという事を徹底的にわかりやすく、登場人物の体験を通じて身体化される。
生産性を定義する3つの指標。スループット(販売を通じて利益を生む速度)、在庫(投入した -
Posted by ブクログ
製造業の真の目的を見直し、利益向上する本
とてつもなく良本、過去1番レベル
【内容メモ】
・目先の改善活動やコストダウンなどに目を晦ますと厄介。
・ボトルネックを特定、そのボトルネックを解消するために全力を尽くす。ほかの要素は無視するくらい。それを繰り返す。
→「ほかの要素を無視」が思考が凝り固まっているとできないポイントか。
・経理の会計などと、生産の際に算出するべき数字は異なる。とらわれるべき数字かどうかを見極める。
【所感】
・小説形式でストーリー立っており、分厚い割に読みやすい
・工場で頻出の生産性について、再考させられる。本当の目的を見失っている工場が多いなと感じる。 -
Posted by ブクログ
3ヶ月で収益体制を改善できなければ工場が閉鎖される差し迫る状況の下、工場の所長を中心に各部門の担当者が問題解決策を捻り出して奮闘するストーリーがとても面白く一気に引き込まれた。ボトルネックの問題など、問いを与えられて考えさせる場面が多いので当事者意識を持って一緒に考えることもでき生産性を上げるにはどうすればいいのか勉強になった。
自分の会社にも、自分自身の日々の行動にも、ボトルネックはあるだろう。最終目的を見据えて全体最適化するにはどうすればいいのか、これまで常識と思ってやってきたことが間違っていることはないのか、考えてみようと思った。 -
Posted by ブクログ
エリヤフ・ゴールドラット博士の名前もザ・ゴールというタイトルも知らないままなんとなく読み始めた。ザ・ゴールというタイトルなので、てっきり目標を持つことは大事といった人生訓かと思っていたら想定とは全く異なり、企業がいかに利益を得るかという点に焦点を当てた全体最適のマネジメント理論(TOC制約理論)についての解説マンガであった。ボトルネックを解消することが大事なのはもちろん読む前から分かっていたが、ボトルネックはあくまで現象で悪いものではないという説明が目から鱗だった。具体例が豊富で理解しながらTOC制約理論への理解が深まって読んでよかったと思った。
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Posted by ブクログ
ザ・チョイスの選択肢は2つ。
①現実を恨む
②現実からの贈り物に感謝する
ゴールドラット博士のマインド
⚫︎謙虚でありながら、自信も持て。
⚫︎複雑な方が凄いなんてのは全く間違い。
ex.ネジを釘だと思い込んでしまう
⚫︎どうして、なぜを繰り返すとものごとはシンプルに帰結する。
ニュートンが言う、自然を現実に置き換えられる。
⚫︎ウィンウィンの変化が必ずあると信じて取り組むこと。
⚫︎コンフォートゾーンとは、
人が原因と結果に関して十分な知識を有している領域、また、あるが行動に対してどのような結果が予測されるのか十分な知識を有している領域。
>>まさかのコーチング用語が登 -
Posted by ブクログ
ネタバレザ・ゴール(コミック版)シリーズの最新作である。今回は企業に導入されたシステムが会社に利益をもたらしているのか、システムの内容が企業ごとにマッチしているのかを企業内で発生する問題をシステムによって解決し、利益につなげることが漫画でわかりやすく解説されている。
会社の利益とシステムのつながりは曖昧であることが多々ある。それをドラム・バッファー・ロープとバッファー・マネジメントという手法によって企業変革のヒントを見つけ出し、利益に繋げていく。
企業では高額なシステムを活用できず、経費を垂れ流している状態がほとんどである。しかし、新たな手法を活用することでシステム費用を短期間でペイしてしまうほ -
Posted by ブクログ
ネタバレザ・ゴール(コミック版)の続編である。1巻で工場閉鎖の危機を救った主人公が出世し、取締役に抜擢された。しかし、業績不振により、傘下の3社を売却せよとの指令が発せられた。売却を阻止するため、傘下3社の問題を解決し、さらに付加価値を付けて売却を見送らせる行動にでた。
1巻で理解した制約理論を単なる生産管理の理論から、あらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させる物語である。
思考を整理する手法として、問題等の好ましくない現象を「UDE」(ウーディー)「Undesirable Effects」と呼び、それをリストアップし、因果関係を図にしたのが「現状ツリー」である。現状ツリーが構築