あらすじ
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世界的な名著『ザ・ゴール』シリーズのなかで企業変革をテーマにした『チェンジ・ザ・ルール!』のコミック企画です。近年、デジタルトランスフォーメーションを中心に大中小問わず企業には変化することが求められています。原著である『チェンジ・ザ・ルール!』はアメリカのシステム会社を舞台としたストーリーとなっており、日本発刊当時の2002年はERP導入の全盛期であり、多くの企業に変革が求められていました。そして、そのことをテーマにした『チェンジ・ザ・ルール!』も、企業変革の教科書として大ヒットしました。2022年の現在も2002年当時と状況が似ており、企業経営のデジタル化が急激に進んでおり、これまで以上に変革が求められています。原著の『チェンジ・ザ・ルール!』では、企業の変革に合わせて、社内
ルールや考え方を変える重要性が説かれていますが、変革に際して柔軟に対応することの大切さは今も変わらず、20年経った今でも実践できることが多くあります。そこで、今回のコミック版では原著のエッセンスを残しつつ現代日本版のオリジナルストーリーにし、企業変革の教科書を目指します。ジャパネットたかた創業者の髙田明氏も『チェンジ・ザ・ルール!』を人生の教科書と公言されるなど、名経営者にもファン
の多い一冊になっています。コミック化することによって新人研修などでの活用も見込めます。また、本書の発刊によって『ザ・ゴール』シリーズ全体の売り伸ばしも期待できます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ザ・ゴール(コミック版)シリーズの最新作である。今回は企業に導入されたシステムが会社に利益をもたらしているのか、システムの内容が企業ごとにマッチしているのかを企業内で発生する問題をシステムによって解決し、利益につなげることが漫画でわかりやすく解説されている。
会社の利益とシステムのつながりは曖昧であることが多々ある。それをドラム・バッファー・ロープとバッファー・マネジメントという手法によって企業変革のヒントを見つけ出し、利益に繋げていく。
企業では高額なシステムを活用できず、経費を垂れ流している状態がほとんどである。しかし、新たな手法を活用することでシステム費用を短期間でペイしてしまうほどの利益を生み出す。その活用方法が記されている。
システムによって利益を生み出し、顧客にも利益をもたらし、月曜日が楽しみな会社にしようと原作者の遺言で締めくくられる。チェンジ・ザ・ルール、恐れずに、変わることを楽しんでザ・ゴールを目指していこう。
TOCは素晴らしいと思うけど
10年前にTOCを知った時には素晴らしい考え方だと思っていたので、このマンガ化されたストーリーは同じく素晴らしいと思っていた。しかし、コロナ前と後では、様子が違ってしまった。特にバリューチェーンが、自分たちの顧客までを考えれば良かった時代から、サプライヤからの部品仕入れまでを含んで考えないといけなくなった。自分たちのLTは短くできても、サプライヤからの納入LTは昔より格段に長くなってしまったのだ。
Posted by ブクログ
原著未読
2作目よりも進〇ゼミ感はやや薄まった。
内容に関して重要なところは後半にあるようにこれまで2作で語られたtocを実践するためにルールを適切に変えるべきという話。
これに関しては日本人が弱いところでただ従うばかりなので全組織運営者やリーダー業務に関わる人が取り入れるべきだと思う。
ただしルールをどう変えるべきか、なぜ変更が必要なのか、変更を押し通すということに関してそれなりの知識や胆力が必要になるのでむやみやたらにやればいいというわけではないことには注意は必要。無秩序を歓迎しているわけではない。
前作までのキャラが出てくるのは王道ではあるがやはり胸熱
Posted by ブクログ
システムを導入してもやり方が従前通りなら、生産性は上がらないというのは、自分の会社でも当てはまる所があり、この本を通じて全体最適化を考える人が増えていけばと感じた
Posted by ブクログ
漫画なのでイメージしやすいはずだけど、何か腑に落ちない感じがしました。しっかりと理解できていないからだと思います。
今回は生産管理から一歩踏み出し、サプライチェーン管理まで至った内容でした。最初に考察した理論通りにならない場合、原因を見つけ、それに対応する策を立てたら、それまでの固定ルールを変えるくらいのことでもやっていくべきだという内容です。