鴨志田一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いやー、どうなのっ‼️
この先、めっちゃ先が気になるんだけど。。
何か、今回の作品の中に、
伏線がいっぱい張ってあったじゃん。
次作以降に伏線回収❓️気になるわー❗
今回で、シリーズ第11作。
個人的には、今回の作品以降、
最終話に向かって話が動き出すのかなーと。
結局、作中に出てくる『思春期症候群』って事象が
〝多感で不安定な思春期だけに起こる不思議な現象〟
って事でしょ❓️
流石に、主人公やヒロインが大学生になっちゃうと、
その設定も、無理が出てくるのかなと。。。
まぁ、ここからまた面白くなるのかもね❓️
次作がまたこれ、どんな展開になるのか、
目が離せなくなってきましたわ~ -
Posted by ブクログ
新章が始まってからいくつか張られていた伏線の内、赤城郁実の話。
これは、実に思春期症候群になりやすい性格と状況だよなあ。
なりたかった理想の自分と現実の自分、それに納得できない時、人はどう折り合いを付けるのか?
このテーマは例えば理央やのどかも被っているけれど、ここまで真っ正面なのは初めてだな。
それにしても郁実の性格の難儀なこと。自分自身すら許せないとは。でもそれだからこそ、咲太にある意味救いを求めることが出来たのだ。本人は救いとは思ってなかったかもしれないけれど。
そしてそれを放っておけないのも咲太らしい。
後半、解決したと思ったあとに起こる延長戦の緊張感にはドキドキした。
そして物語は -
Posted by ブクログ
第二部になってから咲太の内面に注目したエピソードが多いね。
それだけ第一部において咲太という主人公は奇々怪々な状態に置かれたヒロインたちを救う存在として機能していた。一方でヒロインを救う必然性が減り思春期もいい加減卒業しなきゃな、という段になってくると咲太が置き去りにしてきた過去の問題が顔を見せる構図になっているように感じられる
この巻ではいつか登場した赤城郁実がメインとなると共に中学時代の咲太が学校という空気に絶望するきっかけとなったエピソードに再注目されているね
中学時代のあれやこれやについて、咲太は全てを納得出来たわけではないのだろうけど、それでも高校に入ってから麻衣と出逢って翔子を救 -
Posted by ブクログ
偽恋人ながら仲を深めていく二人。それが前沢との衝突をきっかけに冗談では済まない事態になり始めて……
繰り返される日々を脱するために、そして友達との関係に悩む朋絵を助けるために始めた偽物の恋仲。
咲太の方は麻衣との事が有るから割り切れるけど、窮屈な日々から掬い出された朋絵からすれば割り切れないものが有るわけで…
ここでほんの少しの図々しさや麻衣を侮る気持ちがあればもう少し違った事態になったのかも知れないけど、朋絵は純粋な正義感と親切心を持つ少女
だから本来あるべき関係性を求めるために、咲太が求める関係性になるために自分の中にある感情を間違ったものと捉え、嘘じゃない恋心を嘘にしようとする
だ -
Posted by ブクログ
TVアニメやら劇場版やら有ったけど、原作はかなりお久しぶりな本作。
でも舞台を大学に移して咲太の人間関係が若干変わっているせいもあってか、あまり戸惑うことなく読めたかな?
今回、思春期症候群の被害者となるのは表紙にもなっている卯月。その症状とは空気が読めるようになること
今回、卯月が陥る思春期症候群の症状はこれまでと比べたら実害はあまりに少ないもの。本人も周囲も最初はそうと気付かなかったくらいだし
けれど、卯月が空気を読まずに天然発言やらその場を盛り上げる役割を担い、「周囲とは違う」人物で有った為にそれが単純に空気が読めるようになっただけに収まらないのは面白い
これまでの本シリーズは高校と -
ネタバレ 購入済み
まさかのづっきーメイン
非常に面白い。主人公が高校生から大学生になり環境が新しくなった。正直蛇足的な話になるのかと思ったけど、各所に伏線のようなものが散りばめられていて続きが気になる。不思議さは今までとは違い薄かったように感じた。ただ今までのように空気がメインの話で満足する内容だった