あらすじ
俺の住む寮・さくら荘は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々やってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。寮の変人たちの餌食にならないよう、ましろを守らねば! と意気込む俺。だけど彼女は、部屋はめちゃくちゃ、外に出れば道に迷い、服を自分で選べないし、着られない、生活破綻少女だったのだ! そんなましろの“世話係”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!? これでも健全な男子高校生なんですけど!? 変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメディ登場!!
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私の人生を変えた作品
中学生最後の春休み、たまたまつけていた夜中のテレビで放送していたアニメ。
それで気になりアニメを観、原作ライトノベルを読み、やがて活字を読むのが大好きになりました。
そうしていつしか海外文学に興味が湧き、外国語を学びたいと思うようになり、大学は外国語学部へ。
今日の私という存在にまで繋いでくれたその起点として、私にとってはドストエフスキーよりも、トルストイよりも、ツルゲーネフよりも大切な作品。
鴨志田一氏にただただ伝えたい。
「ありがとうよりも、ありがとう」と。
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前に買ってたんだけど読んでなかった。
アニメ見て面白くて読み返して読んだけど時間進むの遅いんだね。
とらドラ読むノリで読めるので良かった。
※まだとらドラ原作読んでないんだけどね
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タイトルがちょっとあれなので敬遠してましたが、読んでみると面白です。天才たちが集まる寮の中でひとり普通な主人公の物語。アニメの方も原作の意図をよく理解して再構成してあるのでテンポも良くておすすめ。
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題名やあらすじを読んで、軽いノリのラブコメだと思って読み始めたんだけど……。
これは、思ってた以上にもっと思春期の切なさや揺れる想いや、ある種の痛さまで描いた青春物語だった。
うん。素直におもしろかった。
ヒロインはすごい才能を持つけどまるで世間知らずなキャラ。
主人公がその子に振り回されて、仕方なく相手する内にだんだん気になってきてという展開は、いわゆる王道テンプレ。
でも、そこからが安易でなかった。
主人公の葛藤や心の痛さが、ああ、思春期ってこうだよなあ、と共感してしまった。
また、先輩たちの恋愛関係も一筋縄でいかなくて、それにもグッと来てしまう。
それでいてコミカル部分もテンポよく、主人公のツッコミも秀逸で楽しく笑わせてもらった。
ということで非常に面白かったです。
続編も読みたくなった。
Posted by ブクログ
水明芸術大学付属高校の学生である神田空太
俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。
そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、
世界的に有名な天才画家だという。
天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込む俺だったが、
入寮翌日恐るべき事実が発覚する。
ましろは、外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、
ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、世話係が必要なレベルの少女だったのだ!
そんなましろの“飼い主”に任命された俺。
変態と天才と凡人が織りなす、青春学園ラブコメディ登場。
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今回も、現在よりアニオタだった頃にハマっていたアニメの原作を読んでみた。
中三の時、ラブコメが特に好きだった自分はましろに惹かれたこともあって夢中でアニメを観ていたけど、思えばよく分かっていない箇所もあった気がする。
あれから一回りが経った今、ちゃんと原作小説を読んでみたら、すごく面白かった。素晴らしい。
芸術学校に通う問題児が多く集う寮・さくら荘を中心に描かれる青春ラブコメディ。
それこそ昔はよくあるラブコメかと思っていた。侮ってはいけない。一巻でも分かるけれど、とても奥が深い。それぞれの葛藤に現実味があり考えさせられるし、同じように芸術系の夢を追いかける者として背中を押される。
やはり芸術肌なのか、登場人物全員、個性が面白くて魅力的。ましろはラブコメの理想的なヒロインだし、仁さんはエロカッコいいし、空太のツッコミは普通に頭の回転良すぎでしょ。
素晴らしい。
すぐに二巻も読みたいし、アニメも見直したい。
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本編10冊、短編集3冊の全13冊完結。ボケとツッコミの会話は漫才のよう。ましろは南海キャンディーズのしずちゃんみたい、容姿は全然違うけど。
いちゃラブのピンク色とどん底の闇を描いた恋愛ライトノベルでした。文化祭の銀河猫にゃぼろんの所はとても良かった 泣いた。
正直言うと主人公は受け入れられない。「はいているわ」
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夢はあるけど平凡な才能しかない少年が、絵を描く以外には何も出来ない(着替えも一人で出来ない)くせに、絵だけは圧倒的な才能を持つ少女と一緒に暮らすようになり、少女を横目に自分の中の妬みや愛情を消化しながら、少しずつ自分の夢に向かっていく話。7巻あたりからクライマックス突入。
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2012秋アニメとして放送がスタートした「さくら荘のペットな彼女」の原作小説である。レーベルは電撃文庫。電撃文庫はこれを書いている現状では、それほどアニメ化に合わせてタイムリーに電子書籍化していないのだけれども、さくら荘に関しては放送前に電子化を果たした珍しいパターンとなっている。でも読んだのは紙の文庫。
できれば放送前にささっと読んでしまいたかったのだけれども、タイミングが合わずにアニメ1話を見終わってからの、1巻読破。多少いじってはいるけれども、原作の流れにだいたい合っているアニメ化のようだ。
さて、この作品、仮に青春ラブコメというジャンルだとすると、比率的には青春>ラブ>コメな感じだろうか。事前予想よりもラブコメ要素は少なく、真面目にシリアスな青春小説という印象を抱いた。
この作品を面白がれるかどうかは、やはり主人公の空太に感情移入できるかどうかなんだと思う。つまりは圧倒的な天才を目の前にした経験があるかどうか、空太の葛藤、焦燥感などを理解できるかどうか。もしくはちょっとベクトルが変わるけど、仁や美咲について理解できるかどうか。ましろに関しては分からなくても問題ないとは思うけど。
とりあえず、分野を問わず、レベルを問わず、創作に手を染めたことがある人ならば、この作品の中身により共感できそうな気がする。いや、創作じゃなくても、スポーツとか、仕事でもいいんだろうけど、他人に対する嫉妬みたいなのが経験としてあるかどうかかな。そういう経験がない人には、ちょっと薄味な残念系な作品だと思ってしまうのかもしれない。
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前作Kaguyaを完結まで付き合って、
「それなりに面白かったけど、ここでお別れかな…」
と思って買わずにいたのですが、Y氏の熱烈プッシュに負けて購入。
結果
なにこれ、ほんとに同じ作者?ww
前作の不満点はほとんど、「好きなんだろうけどあんまり上手いとは言えない異能バトル」にあったのですが、今回はその主軸を完全に捨てて潔く得意のラブコメで勝負w
前作の「甘すぎるラブコメ分」も適度な距離感で、さらにコメ分が強化されててとても面白かったですww
若干漫才臭くなりすぎてる感もありますが、今の流行としては問題ないでしょう。面白いしww
さらに作品を通して作者が語っている部分も「ああ、若い頃にこの作品に出会っていればな…」と共感できるメッセージテーマで、でもきっと若い頃に読んでても理解した気になってスルーしてただろうなとブルーになる感じがとても良いです←
いいなぁ…これは進化だな。
得意分野をちゃんと理解して伸ばせるのは素晴らしいですね。
編集さんパワーなのか作者の地力か…
脱帽ですなw
Posted by ブクログ
キャラクターはみんな個性的で好きです。ましろのキャラと、友達?の女の子がかわいい!
ただ、読者は空太が今までさくら荘にいた思い出を知らないため、展開が早く、大量な感じがしました。
少々おいてけぼり感が。
これからどう続いていくのかがとても楽しみです。
Posted by ブクログ
C0193 プロット自体は凡庸で、ある程度オチも予測できるのですが、面白かったです。欲を言うと、序盤のましろはシャレにならないあたまの弱い子にしか見えません。もうちょっと、マイルドな描写にして欲しかったです。どのキャラクターも魅力的ですが、電子メイドちゃんはすごいです。仁がましろの面倒をみる発言ですけど、1年後はどうするつもりだったのでしょうか。
Posted by ブクログ
テンポのよいギャグ小説風。バカとテストと召喚獣が好きな人ならお気に召すのでは。そもそものギャグに関しては賛否分かれそうな予感がする。読み手の心の荒みようによってはうわぁ・・・とかなりそうだ。個人的には好きな類だった。一方で「それってどうなん・・・」と感じてしまう点もひとつふたつあったので☆は4つにさせていただきますん。
Posted by ブクログ
常識人の主人公と非常識なヒロインという構図は良くある設定。
しかし、天才であるヒロインを見て様々な感情を抱く主人公の描き方が秀逸。
この二人だけでなく脇役二人(この組み合わせも天才少女と凡人少年)の関係も見逃せない。
挿絵もかわいくて楽しめた。
Posted by ブクログ
さくら荘のペットな彼女を読みましたよ.
一般寮で捨て猫を拾って飼ってたらば寮を出るか猫を捨てるか選べといわれ
寮を出ることを選んぢゃった空太君が住むことになったのは
学校の問題児を集めたさくら荘.
変人だけど天才的なアニメーター,引篭もりのハッカー,女たらしの脚本家
合コン命の美術教師など,変人達の巣窟のさくら荘に
帰国子女で天才画家の少女,ましろがやってきた.
幼い頃から絵を描く以外してこなかったので一般常識が欠如しているましろ.
空太はそんなましろの世話をする「ましろ係」に任命されて….
とまぁ,そんな話です.
うん,ましろ可愛いよ,ましろ.
空太以外は夢に向かって進んでいるのに
夢の無い空太は次第にプレッシャーを感じていく.
進路希望調査に「とりあえず進学」って書かない生徒を探すために
進路希望調査をしているとか,そういう風に考えると進路希望調査も深いなぁ….
今後はきっと空太とましろの
生暖かい目で見ちゃうようなラブコメが展開していくのでしょう.
Posted by ブクログ
変人ぞろいの集団が織りなすコメディタッチで序盤は展開していくものの、中盤からはそれぞれが若いなりの悩みや葛藤を見せていくというどちらかといえば青春小説といった様相。
文章についても特別奇をてらった印象もなく、ただ単に題材で勝負した作品に仕上がっていると思う。また、それでいてそのクオリティは及第点を与えるに足るものだった。
夢を見るためのビジョン、そのために必要な努力など青臭く泥臭いストーリーも悪くない。キャラクターもそれぞれがわかりやすく展開し、気楽に読める仕上がりになっていた。
Posted by ブクログ
常識知らずのヒロインとそれに振り回される主人公の個性的な寮の住人たちのラブコメ、かな? ちょっと高校生とは思えないところも多々あるけど、でもちゃんと面白い。予想よりもしっかりしてた感じ。次巻が楽しみに終われた。
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みのりん!みのりんじゃないか!
主人公に感情移入できすぎて困った。
持たざる者が持つ者の側で無力感を覚えるっていうよくある話なんだけど。
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『さよならピアノソナタ』のライトノベル寄りてき筋の作品
まあこんなものでいいんじゃないっすかね
『ピアノソナタ』と比べて劣っていてもだからすべての読者にとって駄目ではない
作品の出来栄えと面白いと感じるかは別物だ
Posted by ブクログ
面白かった
奇人が集まるさくら荘に新たな入居者が!
世話好きの主人公のやりたいこと探し
才能に嫉妬
先輩やましろちゃんのえろ描写もたっぷりだよ!
って話だった
イマイチましろちゃんのよさがわからないけど
主人公くんはいいかんじだった
みそじの先生や
幼馴染みが大事で女遊びをする先輩も
いいキャラだった
Posted by ブクログ
近日行く創作講座で取り上げるというので拝読。
著者が中学の同級生と同姓同名だったので
「もしや!?」と思ったのだけれど
ペンネームのようなので違いますね。
あらかじめ言っておくと
この作品に感想らしい感想はないです。
ただ、
この作品だけに限った話ではないですが、
ライトノベルのようなジャンルで登場人物が
喧嘩が強いとか
魔法が使えるとか
特別な能力を持たずに、ただ日常の物語として描くのは
意外に難しいことだと思う。
……でも恋愛小説というジャンルで考えれば、そんなことないのかな。
ライトノベルにも恋愛は切っても切れない部分はあるし。
個人的にライトノベルと言えば心躍る冒険がついてこないと燃えてこない。
Posted by ブクログ
アニメを見て、ネコがあまりにも可愛いので原作も読んでみることにしたものです。
人間として致命的なまでの常識の欠落というのも、ストーリーとしてはおもしろい要素だけど、こんなん現実にいたら私はついてけません\(^o^)/主人公えれーなと思います。
どちらかというと私も汚部屋の住人なので、ただの凡人ですけど誰か掃除とか代わりにしてほしーなーなーんて………笑
Posted by ブクログ
ゲーム作成という、わりと珍しい題材をとりあげているラノベ。
創作に関わる身としては、これを読んだ後、無性に創作意欲がわきあがった。作中の超人共が超人過ぎて、主人公みたく、悔しさとやる気がないまぜになった気分になった。行き詰ったときのカンフル剤に使えそう。
Posted by ブクログ
変人が集まるさくら荘の住人のお話
設定は悪くないし、キャラもよいんだけど、掛け合いがイマイチ
中盤以降の才能にあふれた人とそれに葛藤する人ってのはよかった
話が進むと面白くなるかも