あらすじ
今年度限りでさくら荘がなくなる ── 理事会が下した決断に、ショックを隠しきれない俺たち寮生。理由は建物の老朽化だというが、なぜこんなに急に……? もちろん納得できない俺たちは、学内で決定撤回の署名活動を行うことにする。その最中、寮がなくなる本当の理由が、世界的天才画家であるましろにあることが分かる。つまり、ましろが寮から出て行けば、さくら荘は存続する。だけど、それでいい訳ないだろ!? 必死に署名を集める俺たちだが、龍之介は 「絶対に集まらない」 と手伝わないし、俺のゲーム企画の最終審査結果と七海のオーディション結果もついに発表になる。そして近付く卒業式、果たして俺たちは、美咲先輩と仁さんを笑顔で送り出すことは出来るのか ── !? 変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメ、波乱必至の第6弾登場!
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Posted by ブクログ
ついに卒業式。感動するので家で静かに読む必要があります。道筋を与えて貰えれば失敗はしないけど、あえて困難に立ち向かいもがくことの大切さ、負けなければ得ることの出来ない経験、心に沁みる言葉が物語を通して入ってきました。
Posted by ブクログ
最後の最後までさくら荘がどうなってしまうのかハラハラドキドキしながら見ていたが最後 あのようなどんでん返しが起きるなんて予想できなかった
しかし さくら荘といい青ブタといいあそこまで思春期特有の心情を言葉で表現できる鴨志田氏はほんとすごいと思う
Posted by ブクログ
水名芸術大学付属高校からはじかれた変人が暮らすさくら荘の物語の第6巻。
上級生が卒業間近な中、そのさくら荘が取り壊されるいう一報が…
いままでのさくら荘の中で間違いなく最高傑作!
結局恋愛に走ったかとイライラしながらの序盤も、卒業式でのあれには思わず涙腺がヤバい状態になった。
何かしでかすとは思っていたが、王道を通りつつ期待の上をいってくれて心から楽しめた!
ここで一区切りになるようだけど、今後、読者たちの期待度が高くなるだろうから作者さんは大変だろうな(笑)
Posted by ブクログ
三年生の卒業式。
さくら荘からも2人の卒業生が出る。
仁と美咲。
2人とも確かにひどい問題児ではあるけれども、人間的にあたたかで純情でおもしろくて破天荒で、ちゃんとそれぞれの人生があるっていうのがよく見えて、素敵なキャラクターでした。
この小説の中では主人公の先輩という立場を学業面でも恋愛面でも人間的成長の面でも比較対象とされて進んできたカップルだったので、そういう視点からもハラハラとさせられる場面もありました。
でも、この卒業式という節目をへて、この形に落ち着いた2人にすごくほっとしました。
仁のときどきの的確なアドバイスやサポート、美咲のとんでもないけど裏切れないあたたかさ…次巻からこの2人が舞台の片隅に去り、どんなストーリー展開になっていくのかが楽しみです。
さーて、7巻を読まなくちゃ。
Posted by ブクログ
ましろと七海の性格を考えると、美咲は外せなかったのかと。卒業式の関係ないところは、はしょって良かったと思います。「ここで終わらせておけば名作」と言われない作品づくりを望みます。営業サイドからの要望で、続刊されるように感じてなりません。
Posted by ブクログ
2011年12月当時の日記転載
これは…王道過ぎて反則ですねw
やばい。良すぎる。
つーか短編出さずにこれ出してれば、
このラノトップ10入ったんじゃね?
今回入らなかったのは印象薄くてみんな忘れてただけだしw
にしても、千尋先生の言葉はいちいち刺さるなぁ…
おっさんになった証拠かしら?w
Posted by ブクログ
最終回と間違えるくらいの盛り上がり
素直に感動して泣いた
自分ももうすうぐ卒業だからってのもあるけど、この作品は人の心に触れるのがすごく上手いと思う
Posted by ブクログ
タイトルはあれだけど、中身はガチで熱い本。
青春のあり方の一つだと思う。タイトルはあれだけど。
色々と思うところが多い作品だと思います。タイトルはあれだけど。
一度読む価値あると思うシリーズです。
Posted by ブクログ
大 団 円 !いい最終巻だった……。いやぁほんとにこれで終わったっていいってくらいに良かった。感涙した!最後に美咲の気持ちを聞けたのは本当にやられた。他にも七海のオーディション、空太のタイトル審査会、さくら荘の取り壊しも……、皆がみんな自分の気持ちに正直に、大切にして、現実に向き合い立ち向かい、一度は諦念しそれでも最後はさくら荘らしく、締めてくれた。ありがとう。そして、おめでとう。次巻へ続く。
Posted by ブクログ
あまりにも王道的な青春小説でした!
電撃は懐が深いね!
どストレートなんで、いろいろ古傷が痛いw
そうかまだ続くのか、めでたいめでたい。
Posted by ブクログ
美咲と仁の卒業、空太達がさくら荘の取り壊し阻止に奔走するのが話の中心。結局のところ騒動はめでたしめでたしで収まるのだけど、美咲は最後まで宇宙人?らしいオチが付く行動で笑かしてくれる。(さくら荘の隣に自分の家を建て住んでしまう所とか、仁に預けられた婚姻届けを早速出してしまう点)。まあ、こんな個性的な仲間たちと青春時代を過ごせたのならさぞかし後から振り返っても素晴らしい思い出として残るだろうなと思う。次の巻からは空太とましろ、七海の恋愛が話の中心になりそうな予感。まだ続きは買っていないけど読むつもりです。後、龍之介は意外にも周りの空気が読めていそうなそんな予感がする。
Posted by ブクログ
卒業式の場面など、思わず目頭が熱くなりました。 もう涙なしには読めないな。
ご都合主義にならずきっちり苦悩や挫折を描いているところも見事。 どんだけ空太と七海に試練を与えるんだという気もするが。
最後の最後にやってくれるぜ『三鷹美咲』先輩……さくら荘はまだまだ終わらない!
Posted by ブクログ
先輩の卒業式ということで良くも悪くもお涙ちょうだいものになっていた。
これで終わりになると思いきやまだまだ続く様子。
果たしてどのような展開をするのか?
ましろと七海の恋の行方とともに
Posted by ブクログ
外で読んでなかったら四章・五章でボロ泣きだったろうな。青春×別れのコンボは分かっててもオジさんにはクリティカルヒットですとも、ええ。344ページの仁さんが漢前すぎる。これは男でも惚れるだろう。最後に一勝できたさくら荘メンバー、今後の展開がどうなるやら。とりあえず新入生は入ってこれるのかしら。兎も角これで一段落、眩しい青春を楽しませて貰いました。続きを楽しみに待ちます。