鴨志田一のレビュー一覧
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シリーズ再始動と言っても殆どの問題は解決しているし、相変わらず咲太と麻衣はイチャイチャしているし、どのような物語を描くのかと疑問だったのだけれど、そういえば花楓の不登校問題が残っていたね
思春期症候群とそれにまつわる学生生活のあれやこれやが描かれてきた本シリーズ。けれど、花楓の話の時だけはノンファンタジーの様相を呈するのが印象的
花楓の場合はSNSでの不和から思春期症候群が発症し、解離性障害から不登校になってしまった。だから思春期症候群の発症を抑え、解離性障害が解消されたとしても花楓が抱える問題の根っこの部分は全く解決されないままだった。そして不登校やSNSへの恐怖心を解決するためにはファン -
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会話のテンポが一巻に引き続きとても良かった。主人公のちゃらけたところと真面目なところのギャップを自分的には推したい。先輩が慣れてきてしまったのか主人公の言葉に対して照れるシーンが少なく残念であったが、一方でまたバニーガールになったり何だかんだ主人公に甘いところはとてもよかった。
女子高生たちの複雑な人間関係が書かれていたところは読むのが辛かった。まさしく空気を読む、読まない、空気のような何かとたたかうという要素が多く詰まった内容でうまくこの作品のテーマを表せていると思う。
これまた一巻に引き続き次の巻への繋ぎ方が良く、読者を取り込めていると感じた。3巻も引き続き読もうと思う。
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Posted by ブクログ
地元じゃないけど耳馴染みの地名がたくさん出てきて入りんでしまった。好きな人に「好き」と告白することって素敵なことだなと思った。振られて傷付くのは怖いけど、それがないと前にも後にも進めない。その前に後にも進めない瑛太と美緒がやっと踏み出した一歩が両思いになってよかった。告白の踏ん切りをつけるための瑛太と陽斗の一打席勝負、恵那のコンクールの賞狙いが可愛らしい。
生涯で「好き」って言葉を使った告白って何回あるんだろう。よく考えたらオイラは、そういうことないかもしれない。いろんな人に使うと災いの元になりそうだけど、本当に大切な人にはちゃんと伝えるべき言葉だと思った。こんなに人に勇気を与えてくれる言葉は -
Posted by ブクログ
TVアニメ『Just Because!』のシリーズ構成・脚本を務めた鴨志田一自らが手がけた小説。一度分解して、『ダ・ヴィンチ』でのたった3ヶ月の連載に最適なように再構成されている。同じ物語だけども、違う物語。アニメ版との最大の違いは、瑛太と美緒の二人の視点で語られること。
そう、アニメは5(6)人の物語という感じがあって、割と見る側の視点も自由だった。そこに魅力を感じていた人間としては、パラレルワールドになってしまったことは少し淋しい。
けれども、この小説を読む限り、脚本の意図をよく汲み取ったアニメーションであったのだ、と再確認することもできる。
ふと思うのは、アニメと小説、どちらに先に出