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二学期。麻衣先輩との久々の逢瀬に浮かれる咲太を待っていたのは、非情にも「あんた、誰?」という麻衣の言葉だった。 どうやら思春期症候群により、麻衣の中身が誰かと入れ替わってしまったらしい。その相手とは、金髪ギャルメイクの新人アイドル豊浜のどか。彼女は麻衣の異母妹で、母親と喧嘩をして家出し、麻衣のマンションに転がり込んできたのだという。 元に戻れない二人は、お互いの振りをして生活を送ることに。麻衣は入れ替わってしまった原因に心当たりがあり、のどかも麻衣に言いたいことがあるようで――? ちょっと待て、もしかして解決しないと麻衣さんとのいちゃいちゃはおあずけ!? けどまあ、中身が麻衣さんならアイドルと付き合うってのもありかもなあ……。 フツーな僕らのフシギ系青春ラブコメ、「お姉ちゃんの体をエロい目で見んな!」なシリーズ第4弾!
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Posted by ブクログ
シリーズ4巻目。
相変わらず思春期のイタイ感情爆発のお話だった。
突然の入れ替わり話は時々あるけれど、よくある偶然の入れ替わりではなく、ある意味これは必然。
それだけに入れ替わりの理由はわかりやすかった。
のどかの麻衣への感情は好き嫌いの入り混じった複雑さで、本人にもはっきりとは分からなかったのだろう。
そんな本編のハイライトはやっぱりラストでのどかが本音を麻衣と咲太に吐露するところ。
結局、自分が自分でいいんだと分かった瞬間に入れ替わりの理由はなくなったのだ。
誰かのためではなく、誰かに決められたわけでもなく、自分で自分の望む道を選択しようと決めた時、彼女は一歩大人になったのだろう。
うん、青春だよなあ。
それにしても、咲太の前ではなぜ、だれもが本音を叫んでしまうんだろうね。
大体、咲太は主に恋愛よりのラノベの主人公としてはちょっと異質。
そういうラノベの主人公は普通、優しいけれど鈍感でへたれなのがデフォルトなんだけど、彼はむしろ人の想いに鋭すぎるぐらいだし、へたれでもない。
そのうえ、それほど優しくもない。
いや本当は優しいのだけど、彼の優しさは甘いだけの上辺の優しさではなく、きつさも含んだ本物なのだ。
だからこそ、みんな彼を信頼するようになるし、どんな本音でも受け止めてくれると思うのだろう。
そういう意味で、なかなか得難いやつだと思う。
あと麻衣さんとのやり取りはここにきて、ほんと愉しくなってきた。
いや、咲太ってほんとはMだよね(笑)
デート場面の甘さがもうなんとも、ニヤニヤさせられて、すごく幸せな気分になった。
麻衣さんのイラストもサイコーです(笑)
さて、ラストの引きは、次巻では謎のままになっている翔子さんの問題に進展があるのかな?
それとも、まだ引っ張るのか?
次巻も楽しみ。
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