よしながふみのレビュー一覧

  • きのう何食べた?(8)

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    連載で読んだ時に絶対に作ろう!と思ってた
    「ほうれん草の梅びたし」。
    すっかり忘れてたことを思い出し、
    今度こそ忘れずに!と気持ちも新たに…[笑]
    マーボーもやしも絶対に♡

    おでんがメニューの日でも、副菜つけちゃうシロさん。
    うーん、シロさんマメすぎて素敵っっ。

    「別れ話の前ふり!?」
    「もしかしてシロさん死ぬの!?」

    とまで思わせる、シロさんの魅惑の京都旅行。
    切ない理由もあるけれど、幸せもおいしさも満点で
    読んでいてうれしかったなぁ。

    バレンタインのお話も大好きだし、
    2人らしくべたべたとはしないけれど
    甘い空気が充満した8巻、今までで1番大好き♡

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    2014年01月21日
  • 大奥 10巻

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    種痘によって、江戸城内のみ赤面疱瘡の沈静化に成功。
    あくまで、江戸城内・大奥内での話であって、日本国内では未だに猛威に震える日々です。

    赤面疱瘡の治療を権力の奪取に使うか。純粋に病気の根絶を目指すのか。
    その目線の違いが、最後の叫びなんでしょう。

    技術革新は、どんな時代でも権力者の指先一つで進む方向が変わるものですが。
    赤面疱瘡治療に関しては、たまたま使えるものがあったからりようした、という印象がぬぐえません。そのせいで、青沼や源内たちの人生そのものが報われないです。

    目先の利益追求した結果の徳川家斉。この将軍就任が、この先どうなるんでしょうね。久しぶりの男将軍。
    このまま男の歴史になる

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    2014年01月14日
  • 大奥 10巻

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    ネタバレ

    思えば「理不尽」が『大奥』のテーマなのだった。
    それはきっと、このよしながさんの逆転設定のマンガだけでなく、
    昔のテレビドラマを観た人の胸に生じただろう、
    「何故!?」
    っていう問いかけから始まっていたんだろうなって思うん。
    理不尽は世界に満ちていつもすぐ側にある。
    でもその中にあって状況を変えていこうとする意志たちは美しい、
    それが描いてあるマンガだと思いました。

    そして逆転の逆て…ええっ《゚Д゚》!!

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    2014年01月15日
  • 大奥 3巻

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    待望のシリーズ第3巻。

    引き続き家光と有功の物語。フィクションなのにまるで史実に基づかれているよう。
    だけどSFでもありファンタジーでもあり…。
    2巻にも増してセツナイなぁ…。

    次巻がホントに待ち遠しい。

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    2016年02月23日
  • 大奥 2巻

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    男女逆転大奥の第2巻。3代将軍家光の時代のお話。

    還俗させられて大奥に入った万里小路有功と将軍家光…。読めば読むほどセツナイです。

    学生時代は日本史苦手でしたが、これを読んだら徳川や大奥の歴史についてお勉強したくなりました。

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    2014年01月13日
  • 大奥 1巻

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    男女逆転大奥。
    フィクションなのにとてもリアリティ溢れてます。

    1巻は8代将軍吉宗の時代のお話。

    人には絶対オススメしたいんだけど、貸してあげるのがもったいない。いつでも読めるように手元に置いておきたい。ぜひとも買って読んでみてください。

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    2014年01月13日
  • きのう何食べた?(8)

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    たんたんと過ごしているようで日々移り変わっていく中での、
    ご飯ってこんなにもほっとするんだなと改めて感じました。

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    2014年01月12日
  • 愛がなくても喰ってゆけます。

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    寝てる時と仕事してる時以外は食べ物の事を考えているとか、食に対する情熱のない人とのお付き合いは無理だとか、いつも食べこぼしちゃうとか、いちいち共感できます(^∇^)

    東京行ったら行ってみたいお店がいっぱいです(*'ヮ'*)

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    2014年01月05日
  • 大奥 10巻

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    ネタバレ

    凄い、としか言い表せない自分の語彙の貧困さに眩暈がする。

    その位凄みのある物語になったと思います。
    連載開始当初は、当時流行っていた大奥の男女逆転ものとして、手堅く人気の出るものを持ってきたなと穿った見方もしておりました。
    最初から男女逆転の理由付けとしての設定はしっかりしており、ただ流行を真似ただけの作品ではない事は良く分かっていましたが、まさかこれ程素晴らしい物語となるとは、いい意味で裏切られた感があります。
    この先の展開が本当に気になります。

    この巻では努力が正当に報われないやるせなさが描かれていますが、こう言った人に貢献する仕事をしたのに報われない、評価されない、感謝されない人生を

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    2014年05月12日
  • 大奥 10巻

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    これはさすがに面白いす。江戸時代も終わりに近づいてるけど、赤面疱瘡もいよいよ抑え込める手がかりが見えてきた感じで。でもやっぱり正体は感染症で、対策はワクチンになるんですね。

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    2013年12月29日
  • 大奥 10巻

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     相変わらずの「よしながふみさんカッコイイ」である。
     「ありがとう」という言葉がほんとに素敵に見えてくる。こんな素敵な漫画書いてくれてありがとうございます。

     そして最終ページ付近でこれまでとは違う流れが起きつつある……。ぞわぞわします。
     徳川家の系譜を調べてみたら、ほんとに終わりに近づいているんですね。
     でも、物語としてはどんな終わりを迎えるのだろう。想像がつかん。

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    2013年12月16日
  • きのう何食べた?(7)

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    読んだ人の料理のレパートリーが増える漫画。
    「読んでいると自分が作っているかのような達成感がある」と
    あまり難しい料理を作らない夫も言っていたので、
    料理を作らない人にも良い漫画なのかも。

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    2013年12月16日
  • きのう何食べた?(6)

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    今回もいっぱいレシピが紹介されてました。高級肉のサーロイン食いたい。鯖の味噌煮もいいな。なかなか美味しく作れないけど簡単そう。
    ケンジがちょっと不安定な感じがして史郎さんが参ってるのかな。

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    2014年01月04日
  • 大奥 10巻

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    ネタバレ

    作中最後の黒木さんのセリフに尽きる。

    赤面疱瘡という病に対して懸命に立ち向かう者達を、あざ笑うような結末。余りにも残酷。
    しかし、だからこそ心を打たれる。

    「地位や金より、人からありがとうと言われるのが大好きさ!」
    胸を張ってそう言える人々が報われる時代は来るのかと、考えてしまう巻。

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    2013年12月02日
  • 大奥 10巻

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    ネタバレ

    大きな転換期となり、家治の時代の顛末を描いた十巻。ここまで来るのが本当に長かった…。

    表紙には、登場人物一人だけを描いていたこれまでの巻とは違い、複数の…家治の時代に深く関わった人々が笑顔で描かれています。
    いざ、表紙を開くとその内容は……あまりにも、かなしすぎる。

    赤面疱瘡の打開策をようやく導き出した、彼らに対する仕打ちがこれとは。ラスト数ページの叫びは、彼らの声なき嘆きを代弁してるかのようだった。

    …それでも時代は無慈悲に流れ、家光以来初となる男将軍・家斉の時代へ。

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    2014年05月10日
  • 大奥 10巻

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    10巻。大奥を舞台に青沼・源内を始めとした人々が国のため、人のために互いに知恵を絞り赤面疱瘡の解明に闘う日々。そんな彼らをよそに、裏では各々の地位権力を守るべくある画策がひっそりと行われていた-。

    三代目・家光から続く女将軍による政権継続、赤面疱瘡の解明。ここにきて様々な局面で節目を迎える。謎の病を前に奮闘する人々は一生懸命で、まっすぐで、優しくて…それだけにラストの黒木の悲鳴とも取れる叫びには思わず涙。なんでこうもこの世は理不尽なのか…。人の命は儚い。でも少しでも長くそれぞれの笑顔を見ていたかった。

    読み終えた後にこの皆が笑顔の表紙を眺めると、より堪えるものがある。今回も読みごたえ十分の

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    2014年09月03日
  • 大奥 9巻

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    ネタバレ

    いよいよ大奥に赤面疱瘡対策本部設立!なんつって。されど名君吉宗の孫たちによる権力争いが始まりつつあって情勢は不穏な空気に包まれる、でもってセックスもきっと上手だけど女子の気持ちの空気は読まない平賀源内ちゃん♀に危機迫る!!どーなるのッ!?てかこんなに源内フィーチャーしてて終われるのかしら『大奥』?このあとまだまだ美味しそうな幕末キャラは目白押しっスよ~???…新撰組エピソードとかは外伝扱いになさる?とかだったりして。

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    2013年10月07日
  • 愛すべき娘たち

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    再読。「女」であることのあり様を描く連作短編集、という点はヤマシタトモコ「HER」と共通するところ。「HER」がどちらかといえば自分自身の矜恃と社会的に要求される「女」との相克とを描くのに対し、「愛すべき娘たち」においては「女」であることは所与の条件としながら如何にして選択してゆくのかが問われる。さらに「女」という条件がより広い。彼女らは、男に対応する女であると同時に、母であり娘でもある。この辺りのスタンスの差異は、よしながふみとヤマシタトモコとの作風の根本的な相違になっている。

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    2013年09月14日
  • ソルフェージュ

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    ネタバレ

    小学校の音楽教師と、その教え子の数年に渡る物語。
    「音」を素材にし、よしながふみは、性別問わず「愛」の様々な形を見せてくれる。
    この作品は、BLとカテゴライズされるものだし、設定も特異な形だけれども、身に起きうること、そして感情のやり取りは、男女問わず変わらないと思う。心をこめて歌うこと、相手を想うこと。作中で何度も使われる“巣立ちの歌”は、私自身何回も歌っただけに、歌詞の深さと、登場人物の思いが、よしながふみの描く画でくっきりと浮かび上がってくる様に、涙してしまった。遠くても、お互いを想っていれば繋がることが出来る。とは、某映画のセリフではないが、1つの歌によって結ばれる愛は、素敵だ。

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    2013年09月14日
  • きのう何食べた?(7)

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    毎回レシピ本としても、たいへんお世話になっております´д`

    やはり世のなかが柔軟になってきたとはいっても、男性✖男性のカップルの現実はまだまだ密やかな肩身のせまいものなのでしょうか…
    ふたりが自由でしあわせであれば、状況がついてくるというようになってほしいものです(^^)

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    2013年08月29日