よしながふみのレビュー一覧
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母たちの諮り事が成功した理由は、究極に独善的な治斉の頭の中に「子供のためなら全てを投げ出せる」という考え方が微塵もなかったからだろうなあと思う。あの何が起こったか理解できない顔は、息子たちを処分してしまおうと決めた顔と同じくらい衝撃的。
そして殺されかけても母の息の根を止めようとしない息子と諦念混じりにそれを許す妻。後半の家斉の足早で強硬な姿勢は、御台と向き合えば直視せざるを得ない罪と苦しみを少しでも紛らわせたかったからかもしれないなあと。
次巻から激動の幕末が来るというのに嵐の後のように呆けてしまう1巻だった(そしてまた10巻あたりから読み直しループ)。 -
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思わず、ホットプレート買いそうになったよ。
なんだかんだと、影響力があってこまるww
にしても、まぁ、二人ともいい年齢なので、それなりに社会的地位(?)みたいものの圧力がきてるわけだ。
NOTマイノリティでもしんどいなって思うのに、マイノリティであるゆえに、さらに圧迫されて、読んでてしんどかったよ。
が、どんな時でも美味しいご飯と、お互いを思いやれるパートナーがいれば、なんとかなるってわかるというか、それがメインできちんと伝わってくる。
人間、食べることをおろそかにしちゃだめだよね。
にしても、家族が増えていく佳代子さんちと、決してそういうことにならないシロさんちの切なさを、 -
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医療編の結末ってことで、時代は幕末になっていきますよ。
最後まで治済は怖い存在だったな。
彼女が、あそこまで狂った存在になった理由は、結局語られなかったけど、つまりは社会の矛盾というか歪みというか、そういうすべてが圧縮された存在だったのだろう。
で、残忍とも思える英断で病気を根絶させた家斉は、彼女の息子であったからなのだろう。
うん。家斉は母に似ている。そして病気根絶のために、どうしても残酷にくるっている母が必要だったのだろう。
そして、ついに黒船来襲なのだが…。
ここにきて、家定を女性にしたということは、また大きな仕掛けを考えているのだろうと、どきどきします。 -
Posted by ブクログ
相変わらず読むとおなかの減るマンガ。
お家焼肉はいつも普通に焼肉用プレートで焼いていましたが、このやり方で1回試してみたいな。
パンケーキおいしそうでやりたいけど、お金かかりそうだから保留…いえ、リコッタチーズもそうですが、パンケーキのトッピングはそろえると金かかるんですよ!
それこそシロさんたちのように多人数でやって代金頭割りしないと無理。
豚バラキャベツニラ春雨のもつ鍋風は冬になったら作ろうかな。
あとは副菜で白菜とホタテのクリームスープ、長芋の梅肉和えは簡単そうだし作ってみたいな。
あと、身につまされる話が多かったな。
親の病気、歳による体系の変化、髪の変化、大人の責任…。
年をとる -
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ネタバレ日本史にはてんで無知だから、
えっこのタイミングで逆転の逆転将軍なの!?って
意外に思っちゃったけど、家斉さん、
子ども作り過ぎエピソードがあるからなのね。
そこらへんを史実に沿うのが『大奥』ルール。
そして大奥も逆転の逆転、女の世界に戻りました。
そこから見えてくるんだ、
子どもが亡くなりやすい時代において、
血筋重視で権力を繋いでいくのなら
男系の流れのが効率的なんだって。
数打って、糸を太くしていくのが保険。
それは誰がどんな思想を持っていようが、
性差による実務能力に差があろうが、関係ない、
より近しいものを複製していく選択の、
遺伝子的合理性。
てことに関係なく家斉の母、徳川治