芦奈野ひとしのレビュー一覧
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芦奈野ひとし先生は五感どころか第六感まで使って楽しめる漫画を描く稀有な作家だと思う。モノローグも詩のようだし。むしろその詩を生み出すにあたる情景を描くのに腐心しているように感じる。『ヨコハマ買い出し紀行』、『カブのイサキ』と読んできたが、その道をさらに研ぎ澄ました印象を持った。Posted by ブクログ
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2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!
2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡ -
1-3を読んでしばらくたって4-14まで一気に読んだので感想はココにまとめて書く
ある程度登場人物が描かれるまでは舞台準備って感じで、タカヒロが大きくなってきた描写から物語はテンポよくなってくる。
小道具としてのカメラが秀逸だった。あとスクーターも。
ARIAが好きな人が好きな作品とよく聞いて...続きを読むPosted by ブクログ -
夕凪の時代と呼ばれた、未来の物語。
手元になくてもいつでも触れられる、僕の心のバイブルです。
※ブックシェアのポップ用として記載しました。
◆レビュー・感想
自分の核となる部分に大きな影響をあたえまくってくれた作品の最終巻。
長い時を生きるロボットのアルファさんだからこそ感じる、人の夜の切...続きを読むPosted by ブクログ -
次作『カブのイサキ』とも世界観共有してるのかな?
何か大きな事故でもあったのか、世界が非常に広くなって、
人類の営みがフェードアウトしていく中、
オーナーが去ったカフェを続ける「ロボットの人」アルファさんのお話。
当然ながらアルファさんはロボットだから年をとらない。
けれど、見た目は普通の人と変...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の核となる部分に大きな影響をあたえまくってくれた作品の最終巻。
長い時を生きるロボットのアルファさんだからこそ感じる、人の夜の切なさや、それを安らかであるように願いながら見届けていこうとするアルファさん達の優しさが、ゆったりと詰っています。
巻を追うごとに流れる時間が少しずつ加速していって、...続きを読むPosted by ブクログ -
心が満たされていく、そんな素敵なマンガ。
これほど台詞を少なくして、コマを減らして、研ぎ澄まされながらも満たされた気持ちになる作品は初めてだった。
どこか日本の原風景のようでありながら季節感や情景を丁寧にシンプルに描かれていて、本当に溶け込む感覚だった。
キャラも魅力的で寂しさや気持ちよさが混じった...続きを読むPosted by ブクログ -
本棚から出すのは、何度目になるんだろう。
アルファさんのお店は、衰退しつつある世界の片隅、てろてろと静かに時間が流れる田舎にある。
特に大きな事件はないけれど、アルファさんを通してみる世界は、とても好ましく見えてしまいます。Posted by ブクログ -
舞台は災害か何かで、国土の大半が水没した近未来の日本。
しかし常に死を覚悟して〜とかそういうかんじではない。キャラクターはみんな明るく前向きで、不便そうだけれど不幸な人は一人も出てこない。無邪気なロボットの主人公が当たり前の日常を過ごす話。
それなのに読んでて、どこか絶望や焦燥を感じてしまう。ア...続きを読むPosted by ブクログ