芦奈野ひとしのレビュー一覧
-
全14巻。近未来、ピークを過ぎた人類文明が衰退していく時代の日常のお話。
とは言っても悲劇的な訳でも世紀末ヒャッハーな訳でもなくとっても静かであったかい世界です。
「お祭りのような時代」が残していったたくさんの素敵をかみしめながら、少しずつ少しずつ終わりに近付いて行くのはとても穏やかな気分なんだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
作品の雰囲気にハマれるかどうかが最大のポイントだと思います。読む時は電車の中など雑音の多い場所ではなく、静かな場所で読むことをオススメします。
風景や所作など文字で語らない描写で、独特のゆっくりとした世界観を表しているのが特徴。明確に語られないと逆に考えてしまうので、ちょっと現実を忘れてゆっくりした...続きを読むPosted by ブクログ -
あなたもカフェ・アルファで
ほんわりしてみませんか
コミックス。
沈みかけた日本(本当に沈みかけている)。
終末の気配が漂っている。
とある岬で喫茶店をいとなんでいる女性アルファさんはアンドロイドなのでした。
めったに客は来ませんが、まわりのみんなとのんびり暮らしています。
月琴を弾いたり、いい風...続きを読むPosted by ブクログ -
森に住むカニ「アカテガニ」から、そのカニがすむ神奈川県三浦半島三崎の小網代・・・そこをたどってなぜかめぐり合ったこの本。
今より先の時代、温暖化の影響(だろう)水面が上昇した神奈川県(多分)三崎小網代で喫茶店をしながら放浪旅行に出た主人を待つロボット「アルファ」さんの日常が描かれた作品。
控えめな...続きを読むPosted by ブクログ -
出稼ぎから帰り、不完全ながらも店を再開したアルファ。久し振りに家で眠る時の気分と雨の降り出す気配の表現が好きです。日々の当たり前の物事の感じ方を的確に表現出来る所がすごい。Posted by ブクログ
-
雰囲気がすごく好き。
切なかったり暖かかったり。
時間の流れとか、人やその土地の記憶とかを考えさせられるような作品です〜
イラストも好みです。Posted by ブクログ -
台風で壊れたカフェを立て直すため出稼ぎに行くアルファ。新しい知り合いや初めての景色、それを見た時のわくわくする気分も伝わって来ます。――アルファが当たり前に触れている欠けた富士山や謎の植物、巨大な柿や栗はどうして存在するのかが少し気になります。Posted by ブクログ
-
初めてこの雑誌読みました。お目当ての作品の単行本が待てなかったので雑誌購入しましたが、初めて読む作品ばかり。まず絵の巧い作家さんが多くて驚きました。
面白そうな作品は単行本買って遡って読んでみます。 -
「ヨコハマ買い出し紀行」が面白かったので、こちらも読んでみました。
が…。
登場人物が少ないせいか、あっさりとした一話完結型のストーリーだからか、一巻だけでは背景に興味を持つまでに至りませんでした。
不思議でたまにちょっと怖い話を読みたい人にはいいかも。 -
終わっちゃったなぁ、日常と非日常が交錯する不思議な世界。
見えてる人にはいろいろ面倒なこともあるのかも知れないけれど、
見えてない人にはちょっと羨ましいと思う部分もあり。
マスターの「おれうらやましいんだよ」はすごくよくわかります。
またどこかですーちゃんに出会えたらいいな(^^)。Posted by ブクログ