芦奈野ひとしのレビュー一覧

  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    前々から読みたいと思っていた漫画。ようやく手に入れた。
    全14巻(新装版は全10巻)。

    評判通りの出来。すごい良かった。
    主役のアルファさんはロボットで、岬の上でカフェを営んでいる。本作品は水没しつつある未来の日本が舞台。原付で横浜まで豆を買いにいったり、お客にコーヒー出したり、旅をしたり、友達と遊んだり、泳いだり、楽器を弾いたりと、アルファさんの日常生活を描いたものになっている。

    作中ではおよそ10年の時が流れる。時間の経過と共に日本はどんどん水没し、アルファさんを取り巻く環境も変わる。登場人物達には成長する者もいれば老いる者もいる。

    でも、アルファさんはロボットゆえに変化が

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    2010年06月06日
  • カブのイサキ(1)

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    芦奈野ひとしの世界観がとても気に入っている。
    地面が10倍になり、途方もなく広いイナカ暮らし、足は飛行機という世界。
    『ヨコハマ買い出し紀行』に続いて、舞台が神奈川ってのもいい(^^)/

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    2010年04月03日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    全14巻。新装版もあり。14巻の帯付きは瞬く間に書店から消えたそうで。
    清新な空気を取り込むような作品。読者は読後、バイクとデジカメとコーヒーを求めてしまう魔法の本。

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    2009年12月10日
  • カブのイサキ(1)

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    「ヨコハマ買い出し紀行」の完結後、待望の、芦奈野ひとしさんの新作単行本(2008年11月現在)です。

    「ヨコハマ」の海面上昇とは異なり、今回は、「どーゆーわけか?地面が10倍になった世界」が舞台となっています。
    世界観は異なれど、その雰囲気は、前作のてろてろ感に通じるものがあり、加えて、本作独特の空を翔る冒険風味が心地よいスパイスとなって、楽しく読み進むことができます。

    名機「ハイパー・スーパーカブ」(注:ヒコーキです)を駆る、本編主人公イサキの成長していく様や、クルクル変わるカジカちゃんの表情や、シロ姉さん (笑)のまったり感に触れているうちに、読む人の周りの時間の流れも変わっているよう

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    2009年10月14日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    言葉にするのはすごく難しいけど、
    この穏やかで、ぐーっと切ない終末の空気感、
    ホントに大事な宝物です。

    時間の流れはみんなに1個ずつあって、とまらない。。
    ・・・早いなあ、早すぎるよ。。。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    文明が衰退し、人類が滅びてゆく世界でカフェを営むロボットのアルファと、その周りの人々の物語。
    設定の割にあまり悲壮感が無く、ゆったりとしていて人の温かみがある生活が淡々と描かれています。忙しい現代に生きる私は、彼らに羨ましささえ感じます。

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    2010年06月28日
  • カブのイサキ(1)

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    これがこの先十巻ぐらい出て、それを一気読みしたら、帰ってこれる自信がない。
    どこまで行っても田舎な世界の、普通の話。
    素晴らしいSFになりそう。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    地球が終わりを迎えようとする黄昏の時代。
    ひなびたカフェを営みながらオーナーの帰りを待つロボット・アルファさんのゆるゆるな日常。
    雰囲気漫画と呼ばれがち。

    雨が降って、止んで、1話終わり。
    散歩に行って、帰ってきて、1話終わり。
    そんなゆるさながらも時間はきっちり進み続ける。
    日常のなかで徐々に歳を重ねる登場人物と、少しずつ変化する世界。
    読みながら「タカヒロももうそんな歳か〜」なんて、登場人物の成長に感慨すら覚える。

    激しいストーリーは望めないけれど、空や景色を眺めてぼんやりするのが好きな人にはお薦め。

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    2013年01月08日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    「渚にて」の世界の終わりに比べて、更にどれだけ静かに穏やかに最期の時間を迎えようとしてるのかな。この世界(日本ですな)の人々は。
    海に沈んだ町に、夜になると灯りが点る。それを眺めているアルファさんのシーンが好きです

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    ネタバレ

    海面上昇で海岸線が水に沈んでしまった後の日本(ヨコハマ)が舞台のお話ですが、漫画を読むというよりも夕暮れの蒼墨がかった空を眺めるような本だと思います。

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    2012年08月14日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    「癒し系」といえばそうなんですが、それ以外にも「時間の流れ」が重要なポイントだと思う。成長し、流れていく人間たちを見守るアルファさんたちロボット。その様子を見ていると切なく、悲しい気持ちにさえなってくる。しかし全体的には落ち着いた雰囲気でまったり進行なので、やはり疲れた人にお勧めです。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    ほのぼのSF漫画。未来の話なのに、なぜか懐古の空気があって、心が癒される漫画です。疲れた現代人への癒し。男女の別なくおすすめですが、大学生以上の人の方がより楽しめるかもしれません。アルファさんというアンドロイドをその世界のへそとして、終わりつつある人の世を懐かしく、眩しく見つめるというような作品です。1話完結でまるで童話のように優しい作品です。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(14)

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    12年間の最終回に、あまりに「らしい」お話で、ほっとしたというか安心したというか、作者の方に感謝したというか。
    ただ単に連載が終わっただけなのであって、みんなは生きているんだな、とか。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(2)

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    舞台は衰退していく未来世界。しかし悲壮感はなく、ゆっくり老いていく感じ。のちに夕凪の時代と呼ばれる事になるらしい。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(4)

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    主人公はロボットのアルファ。カフェをやっており、オーナーの帰りを待っている。他にも同タイプのロボットが何人か登場し、それぞれの日常を過ごしている。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(14)

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    長く静かに続いてきた本作品も最終巻です。このシリーズは、ストーリーよりも作品の持つ雰囲気が好きな作品でした。
     この巻では、一気に時間を進めてしまった感がありました。ですが、主人公のアルファからの視点を取る限り、こういう時間の進め方が正しいのかなと、再読したら感じるようになりました。
     又、アンドロイドで在るが為に時間に取り残されるといった面を押し出して往くのかと思っていましたが、そこを控えめに表現したのは、アルファの前向きな性格がそうさせたのでしょうか?
     この作品は、音や空気を自然に感じ取ることの出来る数少ない作品でした。アニメにもなったようですが、見なくて良かったと思います。
     作者の次

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(14)

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    12年間のまとめという感じでしょうか…。
    シリーズを通して分かっていたことだけれど、アルファ・ココネ・丸子と周りの人間たちの時間のあり方が違いを、改めて強く感じます。
    そして、分かっててもやっぱり、最終話のスタンドや子海石先生の家の様子とかは、凄く寂しいかな…。
    そんな中、アルファの「ずっと 忘れないよ」がとても温かく感じられました。
    ふらりとカフェ・アルファを訪れるように、これからもきっと読み返す作品かな…と思います。

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    2009年10月09日
  • ヨコハマ買い出し紀行(13)

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    何もわかってないし何も解決してないじゃん、という人はどうぞお帰りください。読む必要も読む資格もなし。アルファさんとの時間を一緒に過ごせたことを嬉しく思います。こんなふうに終わる世界だとしたら愛していけそう。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    終わっちゃった。全14巻。12年連載。物語の世界についての説明は無いままに終わったけど、ホントにいい雰囲気のお話。主人公含めて数人のキャラがアンドロイドなんだけど、周りの人が普通に年をとっていくのを実感する時のアルファさん(主人公)の顔が、すっごい微妙で。秀作。僕的殿堂入り。

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    2009年10月04日
  • ヨコハマ買い出し紀行(1)

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    世界の(日本の?)暁で、喫茶店の店番をしつつ、オーナーの帰りを待つロボット、アルファの話。とは言え殺伐とした雰囲気は皆無で、方言も交えたたおやかな雰囲気が心地よい。十年ぐらい前からの作品なんだけど、まだ連載中。現時点でいろいろな謎をちりばめているのだが、最終的にまとまるのかなぁ?

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    2009年10月04日