八目迷のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレウラシマトンネル。。。
トンネル内の時間の経過は、現実の世界では何倍もので進む謎のトンネル。
自分と遊んでいた妹が
木から落ちて死んでしまう。
それが、原因で家族がバラバラに。
自分のせいだと思い苦しみながら生きている主人公。
そんな彼の前に
現れたトンネル。
。。。。。
死んだ妹に逢うために、トンネル内に入り
ボロボロになるまで、走り続ける。
そして、やっと妹に逢うことが出来たが、
妹は兄に
好き人と生きるべき
ここに居てはいけないと言う。
兄は泣く泣く、妹に別れを告げ
現実の世界に戻るために
ひたすら走り続ける。
意識がもうろうとし
倒れたとき、そこには愛する人が。
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Posted by ブクログ
表紙から「面白そうな予感」がして、読んだら予想通り面白かった。
入ったら欲しいものが手に入る代わりに歳を取ってしまう噂が囁かれているトンネルに挑む高校生、カオルとあんずの物語。
SFモノのようだが、徹頭徹尾青春ストーリー。まさに一夏の青春を描いている。
とにかく展開が早い為、飽きる事なく読み進められると思う。
中学生や高校生で本を読み始める人や何も考えずに楽しめる本を探している人にはピッタリだ
個人的にはもう少し読んでいたい気持ちがある。
しかし、物語として読後はスッキリするので、作業の合間に読んで気分をリフレッシュしたい時にオススメする。 -
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無料版購入済み
不思議な物語
不思議な物語です。ちょっと暗めな話なのかもしれませんが、不思議と惹き込まれます。表紙の女の子が主人公とどう絡んでくるのかわからなかったですが、最後の方に兆しが出てきましたね。続きが気になります。
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気付いたら、叶わない恋に悩むひとりの女の子として汐のことを見ていた。
汐は周りから何を言われても自分らしく生きようと前を向いていて、だからこそ彼女の「今」にどこか向き合えてない咲馬の視点にイラッとしたり、そんな等身大の無理解さに生々しいリアリティを感じたり……。
たぶんこのあらすじを見て手に取る読者よりずっと咲馬は無神経で、「一人称キャラクターの視点に入り込んで読む」タイプの人は最初ちょっと戸惑うかも。
「ごく普通の、マイノリティとは無縁だった高校生」であるところの主人公の視点の変化や成長もテーマのひとつかなと思ったので、そこはこの先の楽しみポイントです。 -
Posted by ブクログ
アンソロジーの三巻目は由比ヶ浜結衣に焦点を当てた巻。
結衣はねえ、いい子だよね。改めてそう思う。
さて作品の方では、
料理話の結衣のだめっぷりが酷すぎる。それじゃバカテスの瑞希だよ(笑)
ネコの話はなんというかアンソロジーとしては思いの外、重い話で切なくなってしまった。これはまるで渡さんが書いたような味わいだった。
あと、youtubeのキャラクター考える話もけっこう好き。
材木座やサイちゃん小町含めそれぞれの個性が良く出てる。
八幡が結衣に掛ける『お前が来て……奉仕部が始まるんだ』の言葉とかちょっとグッと来てしまう。
そして渡先生はアンソロ1雪乃に続きまさかのお父さん繋がり。
娘をお持つお -
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ネタバレ表紙がすごくいい。とても誠実な青春小説。
うじうじした主人公がぴったりくるヒロインと出会って色んなものを犠牲にして彼女を選ぶ、というライト文芸の王道っぽい流れだが、三秋縋系ではない爽やかな王道青春。
トンネルは自分の生きる世界での時間を捨ててでも得たいものがあるかどうか、というギミックで、そこにこだわる主人公にとってのトンネルが、最後には元の世界の大切なものを浮き彫りになせるという構成が丁寧。
序盤はうじうじしているだけで停滞する主人公が退屈だが、それを補うようにパワフルなヒロインがとても魅力的。ラノベっぽいキャラ造形が、時間を経て普通の、だけどとても強い大人になっていく姿が愛おしい。
トン -
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購入本。コミックス15巻は発売日に購入したが、こっちはちょっと買うの迷ってた。でも結局気になって購入。読んでみた。
受付の子とか魔族の子みたいに本編でちょっとしか登場しないキャラクターは、小説化の相性が良いように思う。魔族の子は誰だっけ?となりコミックス8巻読み直した。
一番すきなのは第4話のエルフの贈り物。エルフの寿命の長さを星の僅かな動きと対比させて上手く表現している。アリスタルコスを思い浮かべた。
著者自身があとがきで、小説という言葉のみの表現でキャラクターを掘り下げる事は無粋なのではと葛藤があったと記述しているが、確かにそう感じてしまう部分もあった。私の場合はゼーリエとヒンメル。 -
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2019年、「僕がウラシマトンネルを抜ける時」というタイトルで、第13回小学館ライトノベル大賞にてガガガ大賞と審査員特別賞を同時受賞。
改題・改稿を経て、八目迷さんのデビュー作です。
主人公は田舎の高校生男子と、美少女転校生。
それぞれの過去への思いが「トンネル」というモチーフに映えていました。
作者さんはあとがきで「良い小説を書きたい」「夢中になって時間を忘れるウラシマ効果を小説で起こしたい」と語っています。
その真っ直ぐな想いをデビュー作に込めたのだなあと、おばさんとしては微笑ましく感じました。
デビュー作らしい拙さや甘さもあります(これは私の年齢差ゆえかもしれません)。
それでも、 -
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Posted by ブクログ
★3.4
夏休みの自由研究は、トンネルに通うこと。
欲しいものを手に入れるたび、
なぜか少しずつ、さよならに近づいていた。
妹を亡くした少年と、家庭に居場所のない少女。
ふたりは、願いを叶える代わりに時間を奪われる“ウラシマトンネル”という都市伝説にすがる。
その舞台構造が、あまりに切なく、そして夏という季節の儚さに、よく馴染んでいた。
序盤は、どこか不穏で、透明感のあふれる青春譚。
ぎこちない関係、胸の奥にしまい込んだ過去、そして“ひと夏の実験”という胸の高鳴り。
けれど読み手は気づいている。
この願いには、何かを“置いていかなきゃいけない”ことを。
展開に派手さはない。が、二人の心 -