夏へのトンネル、さよならの出口

夏へのトンネル、さよならの出口

ラノベ
836円 (税込)

4pt

時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏。

「ウラシマトンネルって、知ってる? そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」
「なんでも?」
「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくて――」
海に面する田舎町・香崎。
夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。
それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。
その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。
最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。
――『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。
放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。
転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。
二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。
優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ライトノベル
  • ジャンル
    :
    男性向けライトノベル
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ガガガ文庫
  • タイトル
    :
    夏へのトンネル、さよならの出口
  • タイトルID
    :
    632746
  • ページ数
    :
    326ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB
  • 映画化

    「夏へのトンネル、さよならの出口」

    2022年9月9日公開
    声の出演:鈴鹿央士、飯豊まりえ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

夏へのトンネル、さよならの出口 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1巻完結。"青春SFの名作"の宣伝に偽りなし。『時と四季シリーズ』の第1作目。
    希死願望持ってる?と思ってしまう少年、この世のすべてに怒っているような少女。2人がウラシマトンネルの謎をウラシマ効果に捕らわれ無いようにしながら調査するところは緊迫感があって面白い。その冒険のなかで花城あんずとの距離が近づくところたまらない。
    その花城あんずがとても素敵なひと。終盤の行動に鳥肌たつ。

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    やはり、ラノベも心の重力が重くなる。
    まず、表紙が素敵すぎる。そして読みやすくてあっという間に時間が過ぎていた(ウラシマ効果)。
    私は読みながら情景とか表情とかを想像して進んでいくのだけど、トンネルは異空間な感じがしてちょっと怖かった。主人公、1人で行くなんてすごいぞ。
    高校生らしいしぐさ、行動、心の成長、本心の気づき、それらが生々しく感じられてとても良かった。
    真夏の海と砂浜が見たくなる。
    映画、映像美が良かった。原作を読んだからわかることもいっぱいあるので、ぜひ原作を読むこともお勧めします。

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    あとがきに書いてある通りの、「重力」のある作品でした。何事もなく元通り、というありふれたハッピーエンドではなくて、経過したもの、失ったものはそのままに、それでも鮮烈な希望に溢れるラスト。

    前を向いて生きていきたい。
    そう思わせてくれる名作です。

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    あとがきにあったように、強く本の世界に引き込まれた作品。本当に好みのど真ん中で、とても面白かった。また記憶が薄れてきた頃読みたい作品。最後は思わずうるうるした。
    ラノベ、ファンタジー系

    0
    2024年06月06日

    Posted by ブクログ

    コミカライズを数話読んで、原作が気になったので手に取った。
    夏を舞台にしたボーイミーツガールのSFものということで、どこか時をかける少女を思い出す設定。
    ただし、SFとはいうもののギミックの設定はファンタジーに近い。

    夏のじっとりとした暑さ、すべてを諦めているがゆえの主人公の割り切りの良さ、それでもなお現れる葛藤など、情景と心理描写が非常に生々しくて引き込まれた。

    現実を受け入れ、正面から選択し、選んだ道を正解にするために足掻く、そんな物語だった。

    「何が正しいのかなんて誰にも分からない。だからこそ自分が選んだ道を、正しかったと思えるまで走り続けるしかないんだよ」
    というセリフは、物語の根幹を1つのセリフで表していて、読んでいる自身にも刺さって、作中で一番気に入った部分かもしれない。

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    気がつけば僕は、さよならの出口に立っていた。部屋の掛け時計は10時前を、さも当たり前かのように指している。ついさっきこの本を開いた時は、6時かその辺りだったはず。
    この本は本物のウラシマトンネルだったんだ。
    その証拠に、僕は、失ったはずの「勇気」を手にしていたから。

    面白かった〜。映画みてるみたいだった。
    兄として、妹を失った塔野カオルの一挙手一投足に深く共感した。あ〜やりそ〜って思った。
    後半の方から、話をどう着地させるのかが不安になったけど、杞憂だった。勇気を持って思い切った設定にすると、話の重みも増してシネマティックになる分、着地させる難しさがあるけど、この物語の終幕は、よく考えられていると思う。

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

    何年かぶりに入ったアニメイトでさっぱり最近のものがわからない中で探していたら見つけた。
    なんとなく手に取ってあらすじ読んだだけでこれは面白そうって思えたから買ってみたけど、読み出したら夢中になって読んでしまって、読み切るまであっという間だった。これは買って正解。
    学生じゃないとできない思い切りの良さとか、後先の考えなさとか、こうと思ったら突き進む感じが読んでて清々しかった。花城も最後までトンネルに入るか悩んでいたけど、普通はああなっちゃうと思う。でも、吹っ切れてトンネルに挑んだから若いうちに再会することもできた。これが結婚して子供ができて家のローンがあってなんて大人が主人公だったら、諦めてお終いになっちゃう。そうならずにがむしゃらに突っ走っていけるのが若者の特権なんだろうな。
    ボーイミーツガールというか青春物というか10代の子が主人公の話って歳を取るにつれ段々読まなくなっていく気がする。久しぶりに読んだ青春物は、自分を当事の感覚に持って行ってくれる気がした。人はこういう感性を失って行っておじさんになるんだな。
    これからはラノベももう一度読んでいこうと思ったかな。

    0
    2022年04月15日

    購入済み

    ウラシマ効果を体験できました

    自分は中々本を読むのに時間がかかってしまう方なのですが、スターバックスでこの本を読んでいて僕は、時間を忘れ、気付いたら本は最終章に、時計を見ると昼から読んでいて日は沈み外は夜になっていました。
    たった数十分のように感じられた時間で数時間が経っていました。
    この本が作者の方のデビュー作という事にも驚きです。
    ウラシマ効果を感じる事のできたこの小説は、僕に
    とって忘れられない一冊となりました。
    ありがとうございました。

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    導入部がやや冗長で最後は駆け足だけど、設定やキャラクターが素晴らしく、なにより読んでいて気持ちの良い文体で最後まで楽しく読めた。
    トンネル、自分だったら入るだろうかと考えてしまうね。入りたくは、ないかなあ。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    文章の表現が少し気になる部分があったが全体的には面白かった。最初にアマプラで映画を観たので、主人公の性格がかなり違ったのが驚きだった。

    0
    2024年06月03日

夏へのトンネル、さよならの出口 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ライトノベル
  • ジャンル
    :
    男性向けライトノベル
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ガガガ文庫
  • タイトル
    :
    夏へのトンネル、さよならの出口
  • タイトルID
    :
    632746
  • ページ数
    :
    326ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年07月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB
  • 映画化

    「夏へのトンネル、さよならの出口」

    2022年9月9日公開
    声の出演:鈴鹿央士、飯豊まりえ

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ガガガ文庫 の最新刊

無料で読める 男性向けライトノベル

男性向けライトノベル ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す