門地かおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
終戦後、家族も記憶も失くし生きるのに必死だったところを、
アメリカ人の翻訳家・アレックスに拾われたノエル。
アレックスは、人間に興味がなく、美しいものだけを愛す変わり者ではあったが、ノエルは、自分に名前を与え、光ある温かい世界へと救い出してくれた彼こそが神だと心酔し生きてきた。
本能的に彼の望むように振る舞う癖が身についていたノエルだったが、成長とともに、アレックスの理想である「美しく無垢なノエル」と本当の自分がかけ離れていくのを感じ苦しむようになり……。
クラシカルダークロマン。
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源氏物語の紫の上計画的(子供を奪って自分好みに育てる)なお話で、丸木文華先生の表現が -
Posted by ブクログ
たとえシリーズ4作目。サイトに掲載されていたアレク編に大幅加筆されたもので、たっぷり読み応えがありました。
アレクは瑞樹を陥れた過去もあり、ちょっとひねくれたところもあってキャラとしてはあまり好きじゃなかったんですよね…
アレクは学校で苛められっ子でしたが、家でも侯爵家の落ちこぼれとして家族から除け者にされて酷い扱いを受けていることが判明。居場所がないんです。なので学校で、やさしい瑞樹や明るいウィルやエリクという仲間ができてよかったよね、とつくづく思ってしまいました。
そんなアレクが、幼い時から心の支えにしているのが。従兄のレナードです。
みそっかすのアレクとは違って、全てに秀でているレナー
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