【感想・ネタバレ】花は陽に向かう 新装版【イラストあり】のレビュー

あらすじ

華族の八雲藤緒は、十七歳のときに家の負債の為に娼館に売られる。以来四年間、女の装いで客をとらされ人形のように生きていた。そんな藤緒のもとに、ドイツで成功し帰国した実業家、若宮瑛士が客として訪れる。若宮は清い頃の藤緒を知る年上の幼馴染みだった。その若宮から欲望を向けられた藤緒は反抗心を芽生えさせるが、情熱的で巧みな若宮の愛撫に逆らいきることができず……。書き下ろしSS、門地かおり先生の挿絵を収録した新装版。

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Posted by ブクログ

身請け話。そういったお話が好きな方は良いと思います。激しく痛めつけられるシーンもなく 誰かが死ぬとかもないので 穏やかに読めました。門地先生の挿絵も素晴らしかったです。

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2015年04月24日

Posted by ブクログ

娼館で再会したことで起きる藤緖と若宮のすれ違いがもどかしい。どう見ても、お互いのことを大切に思っているのに...。と。自分が客をとらされていたことで若宮の汚点にしかならない。と思っている藤緖。でも、2人ともお互いがいないと幸せになれないのだから、周りのことなんか気にせずにずっと一緒にいて欲しい。

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2019年12月31日

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