門地かおりのレビュー一覧
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購入済み
門地先生の作品そのもの。
他の作品と同じ感じで、わちゃわちゃやってる感じのお話です(笑)
私はこういうお話の感じが好きです(*^^*)
ときどき先生の作品には、病みっぽい作品もありますが、この巻はそれはないです。
あの病みっぽいのもそこそこ好きですが、やっぱりみんなが幸せな方が安心して何度も読めるので、私はいいのです。 -
Posted by ブクログ
たとえシリーズ3作目。書き下ろしつきの文庫化新装版です。
今回はミズキを陥れて酷い目にあわせ死まで覚悟させた、あのエドワードが主役です。あんなに意地悪で憎たらしい役回りだった彼に、なんと今回は泣かされてしまいます…
義兄のアルフレッドが何よりも大切だというのは痛いほど理解できます。だからと言ってそこまでするかとも思うのですが…
少女マンガちっくなストーリー展開ではあるけど、それがあるからこそドラマチックになるわけで、わかっていても思わず引きこまれてしまうんですよね。
古典的な手法ながらも、話作りの上手さが素晴らしいなと思います。
センセらしく、エロ面がたっぷりなのもいいです。シリーズの中でもお気に入りの作品。
貴族であるプライドと排他的な冷たさを合わせ持つエドワードが、見下げていた相手のクライヴに抱かれなければならなくなるところが、何と言ってもツボです。クライヴとエドワードの身分差です。下克上エロは萌えます。
エドワード、そこまで一人で突っ走らなくても…と思っちゃったんですが、何しろアルフレッド命ですからね。
クライヴがアルフレッドを脅すのなら、自分の身体を張ってでも守ろうと決意してしまうエドワードが健気。ものすごく印象が変わりました。
でも、エドワードは侮蔑していたクライヴから散々に辱められ犯されてしまい、強がっていた気持ちがボロボロに傷ついていきます。
何よりも、心を裏切ってカラダが勝手に快感を覚えるようになってしまったことに衝撃を受けるエドワード。
クライヴはとっても激しくて絶倫です。Hシーンはどれもかなり煽られます。「お前もすっかり俺の女になったな」などと嘲られ、自分の淫らさを思い知らされて必死に抵抗して、不覚にも相手を煽ってしまうエドワードです。気持ちが通じなくて腹立たしくなったクライヴに、ますますH責めされることになっちゃうんですけどね。
そんなエドワードもクライヴと身体を重ねるうちに、次第に酷くされるよりは優しくされたいと願っている自分に気が付いてしまいます。
エドワード視点で見るクライヴはとっても鬼畜なヤツなんですが、あくまでもそれはエドワード視点。クライヴのエドワードに対する気持ちはけっこうダダ漏れです。クライヴだってかなり苦悩しているんです。なのにエドワードには伝わっていなくて意固地な態度で悪党扱いされて気の毒。
心情面の描き方も上手くて、かなり感情移入してしまいました。
後半クライヴが、とても「漢」なところを見せてくれます。攻としてすごくカッコよかった。
彼のとった行動に、心が大きく揺れてしまうエドワードです。
自分の想いに悩むエドワードにアルフレッドが自分の経験を語ってきかせる場面は感動です。ティッシュ消費しました。
相手が自分をどう思っていたかじゃなく、自分が相手をどう思っていたか。
それが大切だというアルフレッドの言葉が心に響きました。
自分の気持ちに正直になるって、本当に大切です。人間として成長したエドワードの姿がよかった。
涙が止まりませんでした…
書き下ろしの「秘密の逢瀬はライブラリーで」は、タイトルそのまんまな内容です。気持ちが通じ合ってラブラブな様子が楽しめます。相変わらずクライヴは我慢ができない攻でしたww -
Posted by ブクログ
たとえシリーズ1作目。加筆修正され、書き下ろしもついた新装版です。
薄幸な主人公が過酷ないじめに遭いながらも、ひたすら耐え抜いていくという、一昔前の少女マンガのようなストーリー。
痛すぎて泣いちゃうんで、書き下ろしがついていなかったらまず購入しなかったですね。
やっぱり何度読んでも悲しくてかわいそうで、涙が止まらなくなります…
いじめられる場面も読んでいて辛いんですが、それ以上に胸が痛くなったのは、好きになった相手に誤解され、信じてもらえずそれどころか憎まれてしまうのがなんともやりきれなくて。
母親に捨てられ、体が弱かったため療養所で育った瑞樹。母親の死をきっかけにイギリスの貴族である父親にひきとられます。
家族の温かさを知ることなく育った瑞樹は希望を胸にイギリスの全寮制私立学校へ編入することに。
でも、そこで瑞樹は自分が義兄アルフレッドと腹違いの兄エドワードに歓迎されていないことを思い知り、さらには学校で陰湿ないじめにさらされます。
瑞樹には、誰一人味方がいないんです。誰も助けてくれない。
そんな中アルフレッドは、性悪女の子供という先入観から最初は瑞樹を嫌っていたのですが、次第に彼の素直で純真な性格に心を開いていき、周囲から庇おうとします。
面白くないのがエドワードです。
アルフレッドはエドワードの策略にはまり、瑞樹が母親同様男相手に淫らなことを喜んでする性悪だと誤解してしまうのです。
瑞樹にいつの間にか好意を感じていたので、かわいさ余って憎さ100倍というヤツです。
唯一のよりどころであった大好きなアルフレッドに憎まれて、死ぬしかないと思いつめる瑞樹がかわいそうで。
初読みの時は、ティッシュを使い果たしちゃったんですよね…
誰にも頼ることができず一人で苦しみや痛みに耐えるしかない瑞樹が健気で、号泣してしまいました…
これ、BLだから王道だから読み通せたようなものです。少女マンガだったら耐えられない。
最後にほんとにラブラブなハピエンが用意されているんだろうかと、途中不安になるくらいでした。
今はもうストーリーも分かってるし大丈夫と思ったら、やっぱり同じところで涙、涙。
書き下ろし「日溜まりの楽園」がとても感動しました。
瑞樹の大切にしているお守り袋のエピソードです。短い話だけどアルフレッドの後悔と贖罪の思いが痛いほど伝わってきました。瑞樹が幸せをつかむことができてほんとによかったと、またすごく泣けてきちゃいました。
BL名作劇場ですね。要ティッシュ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレThe・好きなんだけど新刊がなかなか出ないマンガ・・・。
もうすぐ連載10年らしいです。そんなに経ってたんだ・・・!
門地さんの作品はビーボーイで出てたのはひととおり読みましたが、相変わらずえろいなー、と思う。
モロとかじゃないんだけど、なんだろう、雰囲気がえろいのかなあ。
あと思春期成分が半端ない。と思う。
主役カップルは4巻でくっついて、あとはイチャイチャを眺めてニヤニヤ楽しむ感じなので、まだくっついてない雛森先輩と近藤くんが実にじれったくてよろしいです。ぜひともくっつくかくっつかないかの境でもうちょっと粘って欲しいところ。山川も気になる~。
あー、次巻も楽しみ!