川原繁人のレビュー一覧
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「ラップは韻を踏む上で子音も大切」といった内容の言語学の分析がメイン。FLOWだったり母音での韻が気持ちいい要因だと思っていたので、今後はそこも意識して聴きたい。
ラップの歴史にも軽く触れており、知らなかったので知れてよかった。参考文献にあった、『ラップスター宇多丸の「ラップ史」入門』はいずれ読みたい!
最後はラッパーにインタビューをする章で、特にMummy-Dへのインタビューがよかった。当時の様子などが知れたし、Mummy-Dが丸くなっているというのも含めて。
本書で紹介された、聴こうと思った曲をメモがてら以下に記載。
・BUDDA BRAND「人間発電所」
・LAMP EYE「証言」 -
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息子がまだ小さかった頃の話で。
車に乗せていたら窓に映る自分の顔を見ながら
「ぼくのかお、きたないなあ」
と突然言い出した。
えっ何言ってんの!?と驚いて聞き返すと、実は自分を見ていたわけではなくて窓の外に見える風景を見て
「ここのかわ、きたないなあ」
と言ったのだと判明した(まあまあの雨が降ったあとで川が濁流みたいになっていたのだ)。
いきなり自分の顔に嘆く○歳児が登場したわけではなくて安心したが、こういう聞き間違いが私には多い。
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川原繁人先生の著書は一筋縄ではいかない。
というか、言語学というものが扱う範囲の広さに驚きつつ感動するのだ。
初めて読んだのは、先生ご自身の -
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言語学者である川原 繁人(かわはら しげと)さんの日本語ラップについての本です。
音声学的に日本語ラップの韻について詳しく解説されています。
川原先生は、研究者になる前からラップが大好きだったそうで、研究者となってからは日本語ラップを大学教育に取り入れて数多くのラッパーを授業に招いているそうです。
ラップの最大の特徴は韻を踏むことですが、「脚韻」と呼ばれ古くから詩歌に使われていたことは、ご存知のとおりでしょう。
日本語ラップの韻は、母音と子音の韻だけでなく、音節構造を保持して韻を踏むということも行われているそうです。(詳しくは、「第2部 言語学的ラップの世界」の「第7章 講義4: -
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ネタバレ小学生の「ことば」に関する質問を言語学者である著者が授業を行い、それを本として残したもの。
それぞれの章が小学生の素朴な質問にできるだけ専門用語を使わないように授業をするパートとそれを補足するパートに分かれている。
本のタイトルにもなっている「ぱ行」について、元々は「は行」は「ぱ行」だったという面白い研究から論を広げていく。
小学生の合いの手のおかげもあり、言語学を楽しく学べる一冊。
本編は良かったのだが、著者あとがきに「子どもにはテストで100点を取る必要はないと言っている。なぜなら世の中の答えは明確にあるものではないからだ。」のような記載があった。
これには賛同しきれない。
小学生のテス -
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日本語ラップなどを題材にしたユニークな研究が注目されている言語学者による、言語学エッセイ。
言語学、その中でも特に音声学を専門に研究している言語学者・川原繁人さんの言語学・科学エッセイ本です。
言語学・音声学って何? どんなことやってるの? 何か役にたつの? といまいちピンとこない人にこそ読んでほしい。
ドラクエの呪文、ポケモンの進化前と進化後の名前の変化、メイド喫茶のメイドさんや、プリキュアの名前の分析、日本語ラップの韻の踏み方などとっつきやすい題材から言語学とはどのような学問かを分かりやすく、かつ楽しく説明してくれます。
日本語話者だと普段何気なく使っている母音と子音。「にせたぬき -
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ネタバレかわいい音声学!
学生の頃、少しかじった音声学・音韻論。残念ながら発音も聞き分けるのも苦手だし、例の表は覚えきれなかったが、分析は好きだった。この本は著者が子どもの言語習得を観察しながら言い間違いに注目して音声学の分析を語る本である。プリキュアからポケモンまで、自分で考えたくなる例がたくさんある。自分が小さい頃の事例で知っているのは、「スパゲチー」(スパゲッティ)と「おとしやか」(おしとやか)だ。分析してみたい。
ほかにも名前とあだ名の共鳴音・阻害音とか、卒アル片手に研究したいくらい。そういえば、p.218で触れられていた「ガッキー」と「ばっさー」は、サバサバ系というかいわゆる「女子」的な -
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ー授業後の振り返り、p110から抜粋ー
小養先生(川原の中学年の担任) /
今までの授業もすごくいいんだけど、小学生に「わかった?」 って聞いちゃダメ。「わかった?」って聞かれたら、小学生は「わかった」としか思 えなくなる。だから「わかった?」っていうのは禁句の一つ。
三苫先生(川原の幼稚園の担任) /
そうねえ。それはそう。
川原/
全然意識してなかったです。じゃあどうすれば?
小菅先生/
いろいろあると思うよ。「質問ある?」でもだいぶ違うと思う。それから、「どれくらいわかった?」って聞いてもいいと思う。
あとは、長丁場だから、授業を聞いてるだけじゃ小学生は飽きちゃう。何か子ども同士 -
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話題の川原先生の本。
でも実はちゃんと読むのは初めてかも。
本書は、川原さんの母校でもある和光小学校で実施した特別授業を編集したとのこと。
2時間半だったと知ってビックリするのだが、次々と面白い質問が並ぶ。
平仮名には濁点がつけられるものとそうでないものがあるのはなぜ?という冒頭の質問からいきなりビックリ。
そういえばそうだよなあ…と思いながら、長い間それを聞いてはいけないような気がしていた。
説明は、「濁点は声帯が振動する記号」、つけられない音は、そもそも声帯が振動する音だから、とのこと。
さすが音声学者という感じのわかりやすさだった。
それから、阻害音、共鳴音という区分を初めて知った