川原繁人のレビュー一覧

  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

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    音声に関わる学問、今まで想像したことのない分野だった。きっとアナウンス、歌唱などの発音のベストを目指していく上では非常に有益な学問だろうと思った。そして詩歌の音の響きも。俳優の上白石萌音、そして歌人の俵万智、ゴスペラーズの北山陽一、ラッパーのZeebraがこの著者に関心を持って接点が生まれたことはそのことを物語っている。萌音の「千と千尋の神隠し」の主役を演じる時の音響と地声で「さびしくなるよ」の比較分析は興味深かった。文字にするとニュアンスが出ないが、彼女の声は明確に違いを打ち出していた!文字の限界を補うために生まれたのが、絵文字であるという説明には頷けた。そして俵万智の歌の響きの快さも発音し

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    2025年10月15日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    にせたぬきじる にせだぬきじる
    これらの表現を過去に聞いたことがある人は、まずいないということ、そして、それにもかかわらず、保護場所であれば、意味の違いがわかるということです。過去に聞いたことがないのに、意味の違いがわかると言うのは非常に大事なことです。この事実は、言葉が理解できると言う事は、過去に聞いたことのある単語の意味を暗記する以上の何かを含んでいることを示しています。これは当たり前のことではありません。なぜなら、過去に聞いたことのない表現は、原理的には無限に存在します。つまり、人間は無限に存在し得る表現の意味を理解する能力を持っているわけです。

    連濁 2つの単語がくっつくと後ろの単語

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    2025年10月19日
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

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    エピソードを交えて書いてあるので読みやすい。
    入門とはいえ、声のしくみについて言及されており、時間がたったらもう一度ゆっくり読み返してみたいと思った。

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    2025年09月22日
  • 言語学的ラップの世界

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    面白い!そこまで本気でラップについて考えたことはなかった。
    言語学(学問)寄りの内容だが、実際の歌詞やエピソード、ラッパーたちとの対話が入っているので、飽きずに読めた。
    ただ理解できてるかどうかは微妙。

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    2025年08月30日
  • 日本語の秘密

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    202508

    - 言語学者である川原繁人が4人の「ことば」のプロたちと語り合った対談をまとめた書籍。
    - 歌人・ラッパー・声優・言語学者
    - 短歌詠んでみたくなる、ラップやってみたくなる、ボイトレ受けてみたくなる、大学に入り直してみたくなる

    第1章 言語学から見える短歌の景色
    - 俵万智、歌人

    - 俵万智の短歌には[s]音を繰り返す作品が多い印象を受けます
    - 私はとりわけ[s]音が好きで、あらためて自分の短歌を読み返すと「サ行」が多い
    - 「さくらさくらさくら咲き初め咲き終りなにもなかったような公園」(サラダ記念日)
    - 「さんがつのさんさんさびしき陽をあつめ卒業して

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    2025年08月09日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    小学校で自分がやった授業を会話劇形式でまとめたもの。
    小学生は相当本質的な質問をするので、それに答えることで言語学が今どんな研究をしているかまで話せてしまう。
    しかも質問が多岐に渡るので、ものすごく広範な内容を紹介できる。言語学初心者には知らないことが結構あって面白かった。
    小学生の疑問を見ていて、今の自分はこんな深い疑問を考えつかないなってちょっと不思議な嫉妬を覚えた。まだ私にもその力が残っているのかしら。

    教育学ではあるあるなのだが、授業の記録と分析を行う上で会話(誰がどのように発話したか)の記録は非常に重要なプロセス。
    この本は授業の記録をまさに会話劇形式で紹介してくれて、それゆえに本

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    2025年07月18日
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

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    ネタバレ

    色々詰まった本。
    キラリ光るお宝と騒音
    両方 going on
    (以上、韻を踏んで書いてみました。もう息切れ)

    読んでいちばん驚いた知識:
    乳児の時にしかできないことが紹介されていて、
    なんとそれは「ごっくんごっくん飲むと同時に鼻で呼吸を続ける」わざでした。
    確かに、もう、絶対できないわ!赤ん坊すごい!

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    2025年07月12日
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

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    「音声学を学ぶと人生が豊かになる」と書かれていた。実際、上白石萌音さんや俵万智さんが登場するあたりは惹き込まれていったが、悲しいかな、「音声学」だけに、文字で表現されるのを理解していくのが困難であった。だから僕はいまも豊かではない(笑)。

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    2025年07月02日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    ネタバレ

    【なぜ】スマニューコラムから

    【ここだけ】子供の発音の間違いは治さなくてもいいか。と思えた。今は正しく直させようっと。

    【感想】痛いをいてーと発音するのは、[ai]の間に[e]がいるから。

    まさかのこんな内容を残す。
    英語を子供に学ばせない理由
    子供に実利を説いたところで納得してもらえないはず。英語でおしゃべりしてる姿を見て楽しそうと思ってくれれば十分

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    2025年05月22日
  • 日本語の秘密

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    言葉を使う仕事のプロたちと、言語学者の筆者との対談集。言語オタク極まりない筆者の言語愛溢れる分析がおもしろい。
    言語学について幅広い興味が湧く。けど、これが一冊め(導入)ではない感じがする。この筆者の他の本も読んでみる。

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    2025年05月19日
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

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    内容はもちろん面白いしためになるのだが、だんだんと過去の焼き増しと熱意の割合が高まってきて、「ほら面白いでしょう」感も強く、「もういいかな…」という気持ちにさせられてきた。せっかくここまできたのだから、新書を出すのなら新しいことを掘り下げることをがんばってほしい。

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    2025年05月16日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

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    言葉の発し方と知覚の科学的分析方法。MRIにより詳細な口腔内の動きが分かりそれと発音の分析ができるようになった。

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    2025年05月04日
  • 日本語の秘密

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    言語学者である著者が、歌人(俵万智)、ラッパー(Mummy-D)、声優(山寺宏一)、川添愛と行った対談を収録したもの。
    それぞれの分野を言語学の視点で分析しているので、普段とは違ったものになっている(んじゃないかな)。

    著者は言語学の中でも音声学の人なので、山寺宏一についての分析は特に面白いと思った。
    でもまあ、そうはいっても対談なので、各分野へのイントロダクションという感じ。独立した本が別にあるのでそれを読めばよいのだと思う。

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    2025年02月22日
  • 日本語の秘密

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    最初の歌人・俵万智との対談から
    ラッパー・Mummy-D、声優・山寺宏一
    小説家で言語学者でもある川添愛まで
    言語学者の著者と、他分野の4人との対談。
    不思議なもので、掘り下げるとどの職業も
    ことばが大切なのだなぁ。

    そういえば当初ラップが流行り出した頃
    確かに日本語は向かない言語だって
    言われていましたっけ。
    でも今や王道ラップはもちろん
    普通のJ-POPにもラップ要素がある。
    その深掘りが、楽しかったです。

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    2025年01月08日
  • フリースタイル言語学

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    著者の本は以前途中で読むのもやめてしまったことがあった。
    というのも、著者の専門は言語学の中でも音声学であり、その本では音象徴を扱っていたからだ。
    私はあまりその分野に興味がなかったのと、学問的にもあまり魅かれなかったからだ。
    (音象徴って何となく、こじつけな感じがするからだ)
    しかし、本書は音の分野だけでなく、言語学にまつわる話もありで面白かった。
    学者である著者が、自身の研究が世の役に立っているのかということを気にするということを知り、学者も普通の人なんだなと妙に親近感が湧いた。
    全体的に読みやすく、言語学について何も知らなくても楽しめると思う。

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    2024年10月30日
  • 日本語の秘密

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    歌人・ラッパー・声優・言語学者
    と、言語学者の対談。

    対談形式で進んでいくから、サクサク読み進められる。言語学の入門の入門という感じ。

    言語学者が引っかかる点や、言葉のプロたちが感覚でやっているようなことが、言語学的にはすごいことだったり。日本語をどの側面から見るかで、いろんな発見があっておもしろい。

    言語学者同士でも、文法、言葉の意味、音など専門が細分化されていて、それぞれの専門から語られる対談は興味深かった。

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    2024年05月17日
  • フリースタイル言語学

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    バーリートゥード言語学を読んでかなり面白かった印象があるうちに、この本を本屋で見かけたんだけど、大分時間が経ってから読むことになってしまった。バーリーを読んだ時の読後感は残念ながら得られなかったんだけど、この言語学者である著者が本当に真摯に楽しんで、役に立とうと苦しんで、この本を書いた、書いた元になる活動をしていることは伝わった。
    学術的な箇所はあまり腑に落ちず、ちょっと読み飛ばしてしまったのを見ても、自分にはちょっと面白く思えないのかもしれないな、言語学は…

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    2024年05月15日
  • 日本語の秘密

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    対談の相手が面白い。

    俵万智、Mummy-D、山寺宏一、川添愛

    私にしては珍しく、全員知っている人だった。
    掛け言葉、ひらがなやカタカナの表記・見た目、声と感情の関わり、言葉の習得、言葉と法則。
    こう書くと、なんだか硬い印象を受けるのだけど、その道を楽しみ、極めようとする人たちとの話は、どこか社会や日常と結びついていて、分かりやすく読めた気がする。

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    2024年03月31日
  • フリースタイル言語学

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    言語学と書いてあるから難しい話かと思ったら、くだけた内容で面白かった。最初はメイドの話などが出てきてつかみにくかったが、途中出典に麻雀実況の日吉さんの名前が出てきてから一気に親近感がわき読み進めた。
    ドラクエの呪文やポケモンの進化の音について考えたことなかったけど、そう言われてみればなんか強そうになってると思った。

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    2024年03月16日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    結構、専門的に音声学のことを
    書いてあるっぽいのですが
    専門外の言語オタクが読んでも楽しかった。

    小さい子の「言い間違い」の法則と
    発声の仕組みの話とかね。
    だから「赤ちゃん言葉」というキャラ言語は
    どこの国の言葉にも少なからず
    存在するわのよ( ^∀^)

    あと、語感で判断するキャラのイメージや
    略語が四文字になるわけ…などなど。

    奥様も言語学者さんだそうで
    ふたりで子供の成長にともなう
    言葉の発達を楽しんで記録しているのが
    親心と学術的好奇心の両方を満足させてて
    いいなぁ〜と思いました。

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    2023年05月21日