川原繁人のレビュー一覧

  • フリースタイル言語学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言語学ってなに?ってレベルだったけど、学問の本らしからぬハジけた装丁(うまい)と、ドラクエやポケモンなどの文字列にまんまと惹かれて読んでみた。
    そして期待通り、わかりやすく楽しく言語学・音声学を学べた!
    一緒に法則を発見しながら読んでいけて、面白さがちょっとわかった。入門としてとてもすてきな本。

    普段意識していなくても、自分もみんなも当たり前に身につけている言語や音声の法則がこんなにあるんだなあ。英語圏の人が英語の構造をそんな理解せずに使っているという感覚が謎だったけど、日本語でも同じことが起きてて理解できた。「にせたぬきじる」も、当たり前に「にせたぬき」+「しる」だと分かる。
    連濁とライマ

    0
    2022年08月31日
  • フリースタイル言語学

    Posted by ブクログ

    川添愛とはまた違って、音声学からアプローチする言語学の啓蒙書。アニメのキャラ名が半濁音を多用する訳は日本人には感覚的に自明であるが、学問的に追求、理論化して英語圏の研究者にも評価されるということなどを解説する。自画自賛をやたら連発する語り口には反発を覚えながらも、意義ある研究成果であることには異議は唱えられないところ。

    0
    2022年08月28日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

    Posted by ブクログ

    著者の子育てエピソードがふんだんに盛り込まれた、著者曰く世界一ほっこりする音声学入門。
    音声学の面白さがびんびん感じられた。子どもの言い違いにも音声学的な理があるということで、長男が生まれたばかりの自分としても子どもの成長を見守る観点が一つ増えた。
    プリキュアのキャラには「可愛い」を特徴とする両唇音が多用されている、ポケモンは進化すると名前に含まれる濁音数が増え名前が長くなる傾向があるといった著者の研究が紹介されていて、とても面白いと思った。まさに研究という感じである。

    0
    2022年08月18日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

    Posted by ブクログ

    表紙はとっつきにくそうに見えるけれど、そんなことはなく、身近な例をあげて音声学について解説されていてとても読みやすかった。発音と意味に相関はあるのか?外国語の発音はなぜ聞き取れないか?など、どれも興味深かった。

    0
    2021年11月18日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

    Posted by ブクログ

    学生時代音声学に触れて、その頃はあまり面白さを感じなかったのですが、この本を読んで音声学に学生時代に気がつかなかった面白さを教えてもらえました。

    0
    2020年04月19日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

    Posted by ブクログ

    人の話すことばを、分析し、記述し、実際の現場に活かす学問、音声学。
    舌の位置による調音点や、どのように音を出すかという調音法を分析すると、あら不思議、世界中のどのような言語も記述できてしまうのだから驚きだ。
    このような分析は外国語習得の助けにもなる。

    声紋分析など、音声学には三角関数や対数関数も必須。
    様々な分野ともつながる、興味深い学問だ。

    0
    2019年04月22日
  • 友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート

    Posted by ブクログ

    #AI倫理

    ・AIは種類によって、思想設計が違う
    ・AIを使うことの電力消費は激しく、地球温暖化へ影響

    0
    2026年08月12日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

    生成AIは使い方によっては超便利。
    一方で、「これに頼りきってたらなんかやばそう」という危機感や違和感もある。
    そこをスッキリ科学的な視点から言語化してくれるのかなという期待を込めて手に取った。
    意外とそうでもなかった。
    「なんかやばそう」の域を出るような科学的な根拠はまだないんだなと。「まあ、、そうだよね、まあね、そうなんだけどね」という感想を抱く時間が多かったかな。
    使い方によって危険なものになりうるという部分は完全同意だけど、その論調が強くて、一貫はしてるけど同じことの繰り返しのように感じた。

    専門の言語学に関する知識は興味深かったし、対談もよかった。あとがきも葛藤が見えて面白かった。

    0
    2026年08月13日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言語の発達に欠かせないのは社会的随伴性。子供はテレビから言葉を学ばない。言語とはコミュニケーションのツールであって、文字情報ではない。
    子ども、特に乳幼児にA Iはよくない。
    生成AIは本当のように嘘をつくことがある。
    生成AIは音声を正しく発声できない。
    生成AIは人間のような体を持たない。
    これらのことを、知っておくことが重要。まさにそう思う。
    生成AIがいくら進化しても、人が人として考えたり、間違えたり、失敗しながらも、笑ったり、泣いたり、怒ったり…そんな人間らしい姿があると信じて、子どもにとって何がいいか、新薬と同じようにじっくり考えていきたい。
    とりあえず、スマホはできるだけ持たせる

    0
    2026年07月18日
  • 日本語の秘密

    Posted by ブクログ

    詩の世界、日本語ラップの世界、声優の世界、言語学の世界で活躍する方々と、言語学者との対談。各業界の方々が、どのように日本語と向き合ってきたのかを知ることができた。言語芸術という新たな捉え方で、日本語の魅力を発信したいという著者の考えに触れられた。

    0
    2026年06月22日
  • 友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート

    Posted by ブクログ

    「主なAIサービスの利用は、13歳以上で、18歳未満は保護者の同意が必要」
    というの、知らなかった。

    0
    2026年06月19日
  • 友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート

    Posted by ブクログ

    良い点、悪い点を頭の片隅に置いて、人工知能と向き合う。

    AIとの10編の会話を通し、依存し過ぎることの怖さ、責任の所在といった倫理的な課題と向き合っていく。 仕事が奪われる的な課題は語られても、意外と環境影響について書いている本というのは少ないよなと、本書読んでいて感じた。 AI同士の愚痴大会などは結構真実を突いているようにも感じ、この本を読んでいる最中AIに頼る、鵜呑みにすることで発生した問題もかさなったことで、AIとの向き合い方について考えていく良いキッカケとなった。

    0
    2026年05月29日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

    AIがどうやって言葉を話すのかが分かり、面白かった。ずっとAIとやりとりしてると、友だちみたいな感覚になるんだよなぁ。気をつけよう

    0
    2026年04月03日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

     生成AIを(特に子どもに)使うことについて警鐘をならしています。
     一方的に批判的であった著者は、実際にChatGPTを使い性能を確かめます。
    その結果、言語学者として、ChatGPT音声のアクセントがポンコツであることが、「アクセント辞書」が著作権保護のために訓練データとして取り込めていないからだと気付きます。
     
     また、生成AIを得体の知れないものと捉え、それに子どもを委ねることの危険性を説きます。
     そこには、1 身体性の欠如、2 非常に限定的な感覚刺激、3 非言語コミュニケーションの欠如、4 他者理解の困難、5 誤情報・偏見のリスクがあり、子どもにとっては未知数だと言います。
     曰

    0
    2026年03月12日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

    とても有意義なツールだが、自ら読み解く力を育成しないと、特に子供にとっては経過も大切だということを改めて感じた。

    0
    2026年02月27日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

    Posted by ブクログ

    人が解明したいという欲求は、様々な学問を生んでいる。どのようにして発音し、その発音の成り立ちからどのような言葉が生まれるのか。その不思議に気づき、解明することを目指している人がいることがいることを知らなかったが知れて良かったと言葉に出したい

    0
    2026年02月08日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

    Posted by ブクログ

    和光小学校の生徒さんの賢さと、家庭教育の意識の高さに驚いた。笑
    ちょっと構成がガチャガチャしてて読みにくかったが、それぞれのトピックは面白く、最後の橋爪大三郎との対談がよかった。

    0
    2026年01月11日
  • 言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か

    Posted by ブクログ

    生成AIおしゃべりアプリを、無造作にまだ幼い子どもに与えていいのかという素朴な疑問を、切々と訴えていた。
    私も、まだ未知数で扱いきれないものを、簡単に成長途上の子どもに与えてしまうことには不安がつきまとう。
    スマホ育児をしてしまったかなという私自身の反省とともに、自分の子どもにスマホを買い与えるのはもう少し先にしようと思った。

    0
    2025年12月08日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

    Posted by ブクログ

    ●大人も気になる言葉についての小学生からの質問に言語学者が本気で答えた特別授業がもとになった本。
    ●「日本語には「゛」が付く文字と付かない文字があるのはなんでですか?」や「ピィとグラードン、なんでグラードンのほうが強そうなんですか?」など、こういう疑問を持てる子どもの発想が素晴らしいを感じた。そして、これらの疑問に対して、言語学の知見から小学生でもわかるように回答しているので読みやすかった。

    0
    2025年12月05日
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか

    Posted by ブクログ

    音声に関わる学問、今まで想像したことのない分野だった。きっとアナウンス、歌唱などの発音のベストを目指していく上では非常に有益な学問だろうと思った。そして詩歌の音の響きも。俳優の上白石萌音、そして歌人の俵万智、ゴスペラーズの北山陽一、ラッパーのZeebraがこの著者に関心を持って接点が生まれたことはそのことを物語っている。萌音の「千と千尋の神隠し」の主役を演じる時の音響と地声で「さびしくなるよ」の比較分析は興味深かった。文字にするとニュアンスが出ないが、彼女の声は明確に違いを打ち出していた!文字の限界を補うために生まれたのが、絵文字であるという説明には頷けた。そして俵万智の歌の響きの快さも発音し

    0
    2025年10月15日