川原繁人のレビュー一覧

  • 言語学的ラップの世界

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    制約は想像の母である
    ルールがあってこそ表現が広がるということが、言語芸術であることがよくわかった。
    何を評価する、批判するにしても歴史を学ぶことが必要ということも知れた。(ピカソの歴史を知ってると知ってないとで、鑑賞の楽しさや感じるもののおおさかが違うということも)
    自分にとって言語は特別な教養であり、心酔できるよりどころであるが、
    その正体は芸術に近いものとしれて納得できた
    歌、言語
    人間にしか追求できないこの二つの奥にあるのが、
    絵画だったりするのかなとも思いました。

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    2024年08月30日
  • 日本語の秘密

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    研究者の面白視点がすごい
    普通に生活してて疑問に思わなそうなところに注目して調べるのすごい

    言われてみると短歌とラップは結構近接した分野な気がしてきた

    「あい」を一音として考える話面白かった

    気になるのは音を重視してる文章作品をろう者の方はどう捉えるのだろうか
    気持ちいいという感覚は共有できるのか?

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    2024年08月27日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    ネタバレ

    かわいい音声学!

    学生の頃、少しかじった音声学・音韻論。残念ながら発音も聞き分けるのも苦手だし、例の表は覚えきれなかったが、分析は好きだった。この本は著者が子どもの言語習得を観察しながら言い間違いに注目して音声学の分析を語る本である。プリキュアからポケモンまで、自分で考えたくなる例がたくさんある。自分が小さい頃の事例で知っているのは、「スパゲチー」(スパゲッティ)と「おとしやか」(おしとやか)だ。分析してみたい。

    ほかにも名前とあだ名の共鳴音・阻害音とか、卒アル片手に研究したいくらい。そういえば、p.218で触れられていた「ガッキー」と「ばっさー」は、サバサバ系というかいわゆる「女子」的な

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    2024年08月18日
  • フリースタイル言語学

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    川原繁人先生の面白言語学の集約本。親しみやすいけれど中身はガチ成分も多め?
    川原先生を初めて知ったのはYouTubeの「ゆる言語学ラジオ」という番組。なので、本で触れられた研究内容はそこそこ知っていた。それでも楽しめた。
    研究内容も面白いが「言語学」といういわゆる「役に立たない」学問をやることに対する、先生の熱い思いに触れられるのが醍醐味

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    2024年07月07日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

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    面白い研究してる言語学の教授がいる!
    説明がわかりやすい!
    日本語のラップとか
    メイドさんの名前とか
    親しみやすいテーマで言語学を身近に感じた。

    ゴジラってゴリラとクジラを足して
    出来た名前なんだって。
    じゃ、クリラでもよかった訳?
    クリラじゃ弱そう。
    何で弱そうって感じる?
    そう感じるのは日本人だけ?
    そんな感じで分析されていく。

    言語学入門書として
    最高だと思う。
    高校生が読んだら、
    大学で言語学選択したくなるかもね。

    私の卒論、実は言語学でした!

    もっと他の著書も読みたい。
    ワクワクする学術書でした。

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    2024年07月20日
  • 言語学的ラップの世界

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    韻を踏むことが母音だけじゃないということに驚いた。私は第3世代からなので、それ以前を聞いてみたい。
    今回この本の中では音楽性が出て来ず、私の好きなヒップホップポイントが挙がらなくて少し残念に思った。言語学にフォーカスしているからしょうがないが、歌い方やバックサウンドもヒップホップには非常に重要だと思う。

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    2024年06月24日
  • 日本語の秘密

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    言語学学者の川原繁人さんが、俵万智さん(歌人)、Mummy-Dさん(ラッパー)、山寺宏一さん(声優)、川添愛さん(言語学者)対談されている。
    短歌やラップは、言語学的な考えを用いず作られているが根底には繋がりがある。
    声優さんは、声帯や喉頭筋の使い方が多様である。
    新たな発見でした。

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    2024年06月15日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    ライブ感のあるやりとりでぐいぐい読んでしまう。
    自分の頭で考え、質問を寄せる子供たちが素晴らしい。
    それに応答する川原先生も専門家として、素晴らしい。
    最後の対談も現代の言語をめぐる状況を抉っていて、素晴らしい。

    ・ぱぴぷぺぽの面白さ。今ははひふへほになっている。
    ・プリキュアの主人公の名前の命名法
    ・ポケモンの進化は名前で分かる。
    ・原始人はどうやって喋っていたか。音だけで30種の意義が伝えられる。
    ・なんで先生の名前を縮めて呼んだら失礼なのか。長いのは努力が必要でその分に丁寧に感じられる。

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    2024年05月05日
  • 言語学的ラップの世界

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    ネタバレ

    ヒップホップ・ラップについて無知でしたが、おもしろかったです。出てきた曲をYouTubeで聴きながら読んだ。読んでいるうちにやりたくなって考えてみたけれど、全然言葉が出てこない。ラップを身近に感じられるようになるいい本でした。
    あと、共著しあさんの曲も聴いてみて、ラップ色は薄いと思いますが「幸せですね」という曲にも出会えました。

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    2024年04月30日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    ー授業後の振り返り、p110から抜粋ー
    小養先生(川原の中学年の担任) /
    今までの授業もすごくいいんだけど、小学生に「わかった?」 って聞いちゃダメ。「わかった?」って聞かれたら、小学生は「わかった」としか思 えなくなる。だから「わかった?」っていうのは禁句の一つ。

    三苫先生(川原の幼稚園の担任) /
    そうねえ。それはそう。

    川原/
    全然意識してなかったです。じゃあどうすれば?

    小菅先生/
    いろいろあると思うよ。「質問ある?」でもだいぶ違うと思う。それから、「どれくらいわかった?」って聞いてもいいと思う。
    あとは、長丁場だから、授業を聞いてるだけじゃ小学生は飽きちゃう。何か子ども同士

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    2024年04月21日
  • 言語学的ラップの世界

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    学生の頃に出会いたかったなぁ!
    学問そのものへの興味だけでも学びは面白いけれど、他の興味と結びついた瞬間物凄い勢いで面白さが加速していくと思う。この本は正にそれだった!

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    2024年04月18日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    話題の川原先生の本。
    でも実はちゃんと読むのは初めてかも。

    本書は、川原さんの母校でもある和光小学校で実施した特別授業を編集したとのこと。
    2時間半だったと知ってビックリするのだが、次々と面白い質問が並ぶ。

    平仮名には濁点がつけられるものとそうでないものがあるのはなぜ?という冒頭の質問からいきなりビックリ。
    そういえばそうだよなあ…と思いながら、長い間それを聞いてはいけないような気がしていた。
    説明は、「濁点は声帯が振動する記号」、つけられない音は、そもそも声帯が振動する音だから、とのこと。
    さすが音声学者という感じのわかりやすさだった。

    それから、阻害音、共鳴音という区分を初めて知った

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    2024年02月22日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    私たちに最も身近な言語・音声を題材に不思議を発見し探求していく本。小学生の授業形式をとっており非常にわかりやすい。
    子供たちの好奇心をくすぐるようなネタも多く、何か正解を導き出すというよりは自分で考えて発見する、という研究に必要なプロセスを進めているのもいいなと感じた。
    子どもたちに見せたら早速ポケモンに食いついたので、今度読みながらいろいろ発見してもらえるといいかなと思う。

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    2024年02月12日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    ネタバレ

    子育て中の方は、我が子の音(言葉)の習得に興味があるのではないでしょうか?
    私は仕事でも扱う分野だったので本書を購入しました。
    QRコードで音を確認しながら読みすすめる事で、実際にイメージがしやすかったです。
    楽しく読み進めることができました。

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    2024年02月01日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    小学生向けに行った言語学の授業を書籍化したもの。小学生向けなだけあってわかりやすいし、生徒から寄せられた質問は大人が「なんとなくスルーしがち」なものばかりで、子供のナゼナゼは改めて気付かされることが多いものです。
    特に女児向けアニメ『プリキュア』のヒロインの名前分析や『ポケモン』のモンスターの進化と名前の関係についての分析は子供受けは良さそうだし身近なテーマなので大人の私も楽しめました。

    古代の日本では「ぱぴぷぺぽ」がなぜか「はひふへほ」に変わってしまったという研究にはびっくり。「はひふへほ」が当たり前だったので信じられない気持ちが強いけど、アイヌ語には「ぱぴぷぺぽ」がそのまま残っているとい

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    2024年01月16日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    子どもはもちろん、大人にこそ読んでほしい ・ポケモンは名前だけで強さがわかる
    ・「濁点を付けられる文字」と「濁点を付けられない文字」があるのはなぜ?
    ・半濁音はぱぴぷぺぽだけ
    ・「っ」が前に付くとあれが付く
    ・呪術廻戦のキャラの名前には響きが影響


    過去に聞いたことがないのに、意味の違いがわかる。
    「ことばが理解できる」ということは、「過去に聞いたことのある単語の意味を暗記する以上の何かを含んでる」これは当たり前のことではない!

    深く頷くと同時に、普段何気なく使ってる「ことば」に興味が湧いてきた。

    子どもと一緒に読んでみると楽しいと思う。

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    2026年03月15日
  • 言語学的ラップの世界

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    ゆる言語学ラジオから。
    言語学の観点から見たラップ、というのが3分の1くらい。ここは学術的な面白さ。
    3分の1はラッパーとの対談でここは言語学者がインタビューをしているけど中身は結構シンプルにインタビュー。ラッパー好きにはたまらん話なのかも。
    あとの3分の1は川原先生本人のヒストリーとかラップに対する思い入れ、という感じかな。

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    2024年01月12日
  • なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか?言語学者、小学生の質問に本気で答える

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    言語学、その中でも音声学を研究する著者が、母校の小学校で特別授業を実施。本書はその模様を書籍化したものである。
    ちょっとしたコラムや巻末の橋爪大三郎氏(社会学者)との対談を除けば、あとは著者と子どもたちとの対話形式になっている。

    言語学・音声学が何たるものか、事前に子供達(小学校4−6年生)から募っていた質問を基に解説。ポケモンやプリキュア・鬼滅の刃など、彼らの興味の対象を取り入れているのもユニークなポイントの一つだ。
    この特別授業は、小学生だけでなく日本語を勉強中の外国人にもピッタリだと思う。大人の自分も楽しんで学べたが、本書の子供たちと同年代の子と読んだら(あるいは受講したら)もっと盛り

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    2024年01月07日
  • 言語学的ラップの世界

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    Dさんの対談を読めただけでも価値あるかも。元々ヒップホップが好き。違う角度から日本語ラップを紐解くのは興味深い。

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    2024年01月07日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    研究者夫婦がお子さんたちの言い間違いやお子さんたちが楽しんでいるアニメ・キャラクターなどを題材にして音声学の観点で考察したことが紹介されている。
    読みやすくおもしろかった。
    QRコードで実際の音声・動画にアクセスできるのは助かった。

    音から受ける印象は、その音を発するときの口の形の大小、口の中の圧力の強弱などによって傾向があるみたいな話が繰り返しなされる。

    最後の対談で歌手の方が音声学の知識を歌唱や声の演技の技術向上、教育に役立てられるみたいなことをお話していてなるほどなあ〜と思った。本文でも英語のL・Rの発音のこととか出てきたけど、より納得。

    小さな子どもに話しかけるときの独特の言い回

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    2024年01月06日