川原繁人のレビュー一覧

  • フリースタイル言語学

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    バーリートゥード言語学を読んでかなり面白かった印象があるうちに、この本を本屋で見かけたんだけど、大分時間が経ってから読むことになってしまった。バーリーを読んだ時の読後感は残念ながら得られなかったんだけど、この言語学者である著者が本当に真摯に楽しんで、役に立とうと苦しんで、この本を書いた、書いた元になる活動をしていることは伝わった。
    学術的な箇所はあまり腑に落ちず、ちょっと読み飛ばしてしまったのを見ても、自分にはちょっと面白く思えないのかもしれないな、言語学は…

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    2024年05月15日
  • 日本語の秘密

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    対談の相手が面白い。

    俵万智、Mummy-D、山寺宏一、川添愛

    私にしては珍しく、全員知っている人だった。
    掛け言葉、ひらがなやカタカナの表記・見た目、声と感情の関わり、言葉の習得、言葉と法則。
    こう書くと、なんだか硬い印象を受けるのだけど、その道を楽しみ、極めようとする人たちとの話は、どこか社会や日常と結びついていて、分かりやすく読めた気がする。

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    2024年03月31日
  • フリースタイル言語学

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    言語学と書いてあるから難しい話かと思ったら、くだけた内容で面白かった。最初はメイドの話などが出てきてつかみにくかったが、途中出典に麻雀実況の日吉さんの名前が出てきてから一気に親近感がわき読み進めた。
    ドラクエの呪文やポケモンの進化の音について考えたことなかったけど、そう言われてみればなんか強そうになってると思った。

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    2024年03月16日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    結構、専門的に音声学のことを
    書いてあるっぽいのですが
    専門外の言語オタクが読んでも楽しかった。

    小さい子の「言い間違い」の法則と
    発声の仕組みの話とかね。
    だから「赤ちゃん言葉」というキャラ言語は
    どこの国の言葉にも少なからず
    存在するわのよ( ^∀^)

    あと、語感で判断するキャラのイメージや
    略語が四文字になるわけ…などなど。

    奥様も言語学者さんだそうで
    ふたりで子供の成長にともなう
    言葉の発達を楽しんで記録しているのが
    親心と学術的好奇心の両方を満足させてて
    いいなぁ〜と思いました。

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    2023年05月21日
  • フリースタイル言語学

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    この本の魅力は、言語学を筆者がなによりも愛していて楽しんで執筆している様子が伝わってくるところである。

    ポケモン・プリキュア・ラップなど、身近なものを話題にしてわかりやすく言語学のおもしろさを教えてくれる1冊。

    以前から少し興味があったが、言語学に触れたのは初めてだった。最初は堅苦しい感じじゃないといいなーと思っていた。しかし、その不安はインパクトのある題名、それと蛍光黄色の派手な装丁が吹き飛ばしてくれた。中身も題名・装丁に負けず親しみやすい感じで、どんどん読めて面白かった。

    マイボイスの話であまり考えてこなかった声の大切さにも気づけ、とても感動した。

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    2023年05月10日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    数冊同著者や近傍の著作を読んだあとだったので
    言語学とはなんぞや、といった部分からの著者の研究のユニーク性みたようなものもある意味慣れてしまっている感が。
    子育てに関連する部分も多いので、そういった状況に接している読者にはより親近感の湧く内容にはなっているか。

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    2023年04月29日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    ●は引用、その他は感想

    ●ピノコが「ラ行」を「ヤ行」に置き換えるのは、「ラ行」を発音できないからではない。「ヤ行」が言いやすいという理由だけでもない。もしそうなのであれば、「ダ行」も「ラ行」も全部「ヤ行」にしてしまえばよいはずである。ところがそうならない。この説だと、「ダ行」が「ラ行」で発音されることの説明がつかないので。(略)このような現象はchain shiftと呼ばれ、多くの子どもの発話で観察されている。なぜchain shiftが子どもの発話で観察されるのか、最新理論をもってしても完全なる理解は得られていない。しかし、子どもの発話に観察される「言い間違い」は、「子どもの能力の欠如では

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    2023年01月21日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

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    分かりやすい入門書

    マルとミル、どっちが大きい?
    架空の2つの単語に、大小の机どっちがどっちを表すか聞いたところ、
    多くが「マル」が大きい机で、「ミル」が小さい机と答えた
    これはあらゆる言語話者でも共通の結果になった
    つまりある音に対して、母語が何語でも、共通した特定のイメージを想起させる要素が音声にはある
    人間の発音機構自体(舌や口の構造)は共通しているので
    口を広げる音→大きなイメージ
    口を狭める音→小さいイメージ
    というように、発声時の物理的な違いがイメージの違いを生じさせるのでは?
    →"音象徴"という考え方

    ……等々、音声学というとっつきにくい学問のハードルを可

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    2022年09月06日
  • フリースタイル言語学

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    書評で知り、装丁が気になって読んでみた。

    近々に読んだ『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む 』と同じ著者と読み始めてから気付いた。万人向けでどちらか読むなら本書、子育てに興味があるなら後者をおすすめ。

    言葉遊びが気になったり、好きな方にはうってつけで、そうでない人には気になるきっかけになると思う。

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    2022年09月03日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    新聞等の書評で知った。

    子どもがいる方は、小さい頃に何をしゃべるか、どうしてなのか気になると思う。

    声学に初めて触れたが、どんなものかなんとなくわかった。韻を踏んだり、言葉遊びが好きな方ははまるかもしれない。また、気になるネーミングにも役立つかも。

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    2023年05月12日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    面白かったけど、
    こんなに川原先生がデコってくれないと
    楽しい味付けにならない
    言語学って、ほんとに味がしないんだろーなー。
    砂噛んでる味なんかなー、という感想です。
    とーちゃんが妻も娘も大好きなのが
    よく伝わりました。

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    2022年08月13日
  • 音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~

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    高橋源一郎の飛ぶ教室で手に取る。

    言葉をおぼえたてのお子さんがいれば、この本は更に面白く参考になるだろう。私はすっかり息子の発語からその先も忘れてる(笑)

    こちらとしては、ポケモンの音声学がとても興味深く、遡って怪獣の名前も、そうそうと頷ける。
    すっかり子供のことは忘れてると思っていたけれど、ポケモン図鑑をトイレに張って、トイレトレーニングしたことを思い出す。うーん、懐かしく感慨深い。

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    2022年08月02日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

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    言語学者による本。各国の音と言葉を「文字で見える化」し、分析している。普段何気なく話している言葉や外国語との違いなど、あらためて解説されるとなるほど、と思えることがあった。

    例えば「ん」という発音は、その後に来る言葉によって日本語でも何通りか違いがあること、日本語には必ず母音がついてくるが、英語では子音が続いたり母音がない言葉が多く存在すること、日本語の「ふ」は英語圏の人からは「う」と聞き分けがつきづらいなど。

    このように、各国や地域による言語の特徴がそれぞれ違うので、その言語習慣の相性によって他国語の習得に得手不得手が出てくるという。残念ながら日本語と英語は相性があまり良くないようで、そ

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    2022年06月26日
  • 音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

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    声に出して読みたい科学啓蒙書。音声学。

    マイボイスの試み。
    将来自分の声が失われると分かっている難病(特にALS)の患者さんの声をあらかじめ録音し、声が失われた後もパソコンを通して再生することを可能にするソフト。

    赤ちゃんはテレビを視聴するだけでは音を学ぶことが出来ない。実際に話しかける、人と接しながらでないと音(言語)を学べないという。コミュニケーションの現場で発せられる音のみを重要な情報として捉えている、と。

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    2016年03月10日