山口拓朗のレビュー一覧
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マイナス
以前のわたしは文章を書くのが苦手だった。映画や小説の感想を書こうとしても、何も浮かばず手が止まることがよくある。いざ書けたとしても伝えたいことが多すぎて、結局何が伝えたいのが分からない文章に。
転機
「文章を書けるようになりたい」そんな時に文章における「型」に特化した本書と出会う。本書で紹介されている「3つの型」はどれも使いやすい。
列挙
最初に、「列挙型」。「言いたいことは3つあります」のように、冒頭でいくつポイントがあげるので読み手が迷わずに着いてきやすい。個人的に3つの型で最も使いやすく多用している。
具体的には、映画や小説を鑑賞した際、好きなポイントが多いときに、 -
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普段からよくズレてる・そこじゃないと指摘されたり、話の内容がうまく理解できないことが多いため、自分は読解力が低いと思っていたので、本書を読んでみた。
結果かなり使える実践的な内容だと感じた。
正直最初は読解力の鍛え方だけを知りたくて買ったが、読解力とは何かから始まり、鍛え方、文章の具体的な読み解き方、本質の掴み方〜と順を追って「文章の構造や捉え方」がこれでもかというくらい丁寧に書かれており、そのおかげで自分には何が足りなくて、どこを鍛える必要があるのかを知ることができた。
そして本書のおかげで、元々悩んでいた「話の内容をうまく理解できない、ズレている」原因は、単純に理解するのに必要な情報が抜 -
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2025/06/10
p.96
「(それに)加えて」は、【また/そのほかに/さらに】の意味で、【それまでに述べた事柄と同等の、しかし別の言葉をつけ足したい】ときに使います。
「ひいては」は、【それが原因となって/さらに進んで/あることだけにとどまらず】の意味で、【それまで述べた内容が元になって、後続内容へと影響が及ぶ様子を伝えたい】ときに使います。文中で使われるケースがほとんどです。
「AひいてはB」と書いた場合、先行内容と後続内容の因果関係が明確になります。通常、Aよりも大きい(重要な)事柄がBに入ります。
→ 「接続詞」は文章の流れを誘導する案内役です。あまり日の目を見ないモノも含 -
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理解したつもりにならないようにする
→常に知ろうとする
文章を読むときは頭で理解し、感情で感じる
アクティブリーディングを意識
文章の流れを意識する
whyは深掘りに最適
いきなり難易度の高い専門書を読まない
本質に迫る2つ
なぜ
そもそも
説明を聞く上でのノウハウ
瞬発確認 分からないことはすぐ質問
要約確認 話の最後に要約して確認
表層理解の順序
全体→ステップ→ステップの詳細
読む前にあらすじに目を通す
表層読解は文と文のつながりを見れるようになっている状態
深層読解
文章を読む際は書いてある内容を鵜呑みにせずに要所要所立ち止まり、評価、思考する
常識(理解の箱 -
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読解力は最強の知性である
1%の本質を一瞬でつかむ技術
著:山口拓朗
出版社:SBクリエイティブ
頭がいい、理解力が高い、仕事ができる人になるための指南書
「読解力」とは、文章や発言の意味を正しく理解したうえで、みずからの頭で考え・分析し、何かしらの解釈や評価をする能力を言います。
読解力とは
本質読解 話や文章の核となる意図や真意を読み解く力
表層読解 文字通りの意味や明確に示された情報を読み解く力
深層読解 話や文章の背景や行間、見えにくい文脈などを読み解く力
の3つを言う
表層読解⇒深層読解⇒本質読解の順で、読解力が深くなっていく
本質読解は、さらに3つ
普 -
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昨年、この本の作者を講師として招いた研修を受講しました。私は人に説明をすることが非常に苦手なことから、研修を受けてなるほどと思い、さらに本を読んで深めたいと思い、購入しました。
言語化力を高めるには、語彙力、具体化、伝達力の強化がポイントになることをあげ、その高め方をそれぞれ章ごとに具体的にわかりやすく説明しています。他の方が書いた言語化に関する本を読んだことがないので、比較はできないが、言語化の意識が低い私にはこの本はとてもよい本だと思いました。
しかし、実際に言語化力を高めるにはこの本を読んだだけではダメで、本のとおりに訓練して鍛え上げていかなければならない。それができるかが本当のポイント -
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ネタバレ言語化力をあげる3STEP
①語彙力を伸ばす
②具体化を力を鍛える
③伝達力を磨く
①と②が弱いので伸ばしたい。
思考の深掘り、幅広げ
思考のものさしTOP5
①メリデメは?
②ビフォーアフターは?
③類似、相違点は?
④誰にオススメ?
⑤どうやってどんなふうにして?
伝達力を磨く
幹→枝→葉
3大テンプレ
結論優先型、列挙型、ストーリー型
引きつけるテクニック、ベスト10
比較する、落差を使う、オノマトペで表現、比喩と例え話、擬人法で描写する、魅力的な数字に加工する、ベネフィットを伝える、印象的なキーワードを使う、大事な事は繰り返す、肯定的に伝える -
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”言語化できない人は、何も考えていない人と同じである”
衝撃的な言葉だった。自分に言われている言葉かと思った。いつも多くの方を読むし、勉強もするが、結局インプットしたことのアウトプット(言語化)がうまくできない。そんな自分にこの言葉は深く刺さった。
言語化能力は誰にでも必要不可欠な能力であると言える。
学生は試験や受験において、言語化がとても重要になっているであろう。2021年、大学受験のの試験方式がセンター試験から共通試験に変更されたことは記憶に新しい。共通試験では記述問題が重視されるようになり、自分の意見を文章でわかりやすく記述することが求められるようになった。
社会人は仕事においてコミュ -
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読む:10m
書く:30m
①結論、理由を伝える。
②結論は、つまり、どうやって、と問い直す
③理由は、メリット・デメリット、ビフォーアフター、相類似点・相違点、をものさしにする。
④ 具体例を使う。5W3Hに当てはめる。
・「なぜ→たとえば」メソッド
ざっくり一言、なぜ?、たとえば?。
とりあえず掘る、深掘り、深く広く掘る。
面白かった→怖い話だった、になることもある。
・思考のものさし
メリット・デメリットは?:賛否。楽しそうだから。普段話さない人とコミュニケーションがとれる、費用が会社負担、女性との出会いがある。
ビフォーアフターは?:魅力。気持ちが良いから。肩こりがひどい -
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本書は、
いわゆる教則本的な文章の「書き方」の本
ではないです。
うん。
文章術……かぁ?…うーん…かなぁ?
まぁ、そうか。回り回って書き方の本かも。
どっちか言うと
自己啓発本の傾向が強めです。
どっちかと言うと
「SNSやりましょ」の本です。
備忘録
1章
「らしさ」を発信して人生を展開する
とにかく、「らしさ」の話し。
ずーーーーっと「らしさ」の話し。
「らしさ」がない人間なんて、この世に1人もいない。と著者。確かに。
「らしさ」3要素
①好きである②得意である③喜びを感じる
2章
意外と知らない自分らしさ
まだまだ続く、「らしさ」の話し。
「らしさ」を見つける14の質 -
匿名
購入済み上手く言葉が出てこないことが多く、藁にもすがる思いでこの本を読みました。
この本を読んですぐに言語化できるようになるのではなく、あくまで日々のトレーニングが重要であることが分かりました。この本は、その近道を示してくれていると感じました。 -
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理解力を身に付ける為の方法について、様々な角度から書かれていて大変参考になりました。
『意識すること』
・理解したつもりになっていないか、本当にこの理解で正しいのか自分に問いかける
癖をつける
・話の幹の部分を意識して理解すること
・何となくわかっている状態のままにしない
・学んだことを説明する癖をつける
・文脈理解を高める為、①相手のことをよく観察すること②この人・文章は何が言い
たいのか意味を理解すること③この人はどういうタイプか理解すること④この事象
の背景は何か理解すること⑤このことの本質は何か理解すること
以上の5点を意識する
・文章を読む際は①仮説を立てて、予 -
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9割捨てて10倍伝わる「要約力」
著:山口 拓朗
「要約力」とは、死んでもこれだけは言っておく!を見つけること。情報のポイントをつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力のことである。
要約力を鍛えるメリットは、プライベートにおける人間関係の構築や、SNSでも投稿&コミュニケーション、自身の夢の実現、日常で直面する大小さまざまな選択まで、人生全般に大きな影響を与える。
本書の構成は以下の4章から成る。
①究極の要約は「死んでもこれだけは言っておく」
②ステップ1 情報収集 必要十分な情報を集める
③ステップ2 情報整理 情報をグループ分けする
④ステップ3 情報伝達 相手 -
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1%の本質を最速でつかむ「理解力」
著:山口 拓朗
「理解力」とは、理解したつもりという壁を乗り越えて、深みへと踏み込む力のことである。
理解力を高めるために必要な要素は、ひとつではない。インプット力から推測力、理解の箱の整理、目的意識、文脈理解、動機付けなど、さまざまな要素が絡み合っている。そのひとつひとつの要素について、網羅的に紹介している。
理解力は、勉強や仕事はもちろん、人生を生きていく上での基礎そのものである。書く力、話す力、コミュニケーション力、行動力、アイデア力等は、すべて「理解力」というベースの上に載っている能力にすぎない。
本書の構成は以下の6章から構成されている。