山口拓朗のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
要約とは言葉の断捨離だと思う。ごちゃごちゃと雑多な情報で散らかった脳から、不要な情報を捨てて重要な情報だけにする。そうすることで、必要になった情報をいつでも取り出せるようになる。つまり、脳という部屋の片付け術が要約とも言える。ノイズだらけの情報社会で、この術が役に立たない訳がない。
本書は、その方法をわかりやすく解説してくれる。まず真っ先に本質が書いてある。著者が言うところの要約の「幹」の部分。
それが、「死んでもこれだけは言っておく」を見つけること。
なにがあってもこれだけは伝えたい!その部分を抜き出すことが要約だと言うことらしい。
最初にこの一文を読んだ時、「こいつ、何言ってるかわから -
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《文章の師匠決定❗️》
この書籍で山口拓朗氏の文章本3連発。
もう決めました❗️勝手に「書き方の師匠」と呼びます‼️理由は3つあります。
①読みやすい書籍が豊富
特に気に入ったのは4つのポイントです。
・項目名だけで分かった気分になれる。
・例文が多くてそのまま真似できそう。
・図やイラストでイメージとして捉えられる。
・サッと読めるから、何度も読み返せる。
②メールマガジンが送られてくる
書籍で取り上げられている項目を中心に、ほぼ毎日送られてくる。大事なことは何度でも復習したいので、とても楽しみです。
③YouTubeで著者に会える
重要なポイントを、山口氏の笑顔と、男性が嫉妬してし -
Posted by ブクログ
日頃から文章を読むときには、読み手の意識を持つことが必要だ。
何故なら、私たちが文章を他人に向けて書くとき、情報を伝えることだけではなく読み手が何らかの行動を起こすことを求めるからである。
「読む人に貢献することを考えて書く」。
筆者が推奨するポイントは実にシンプル。しかし、自分の伝えたい思いが強ければ強いほど、客観的な視点を見落としがち。シンプルでもその通り実践するのは簡単ではない。
だからこそ本やネットの記事を読むときに「自分はこの本から何を得たいのか」「この記事で何ができるようになりたいのか」。そうすると、文章を書く時に読み手に情報を伝えることだけでなくどのように行動を変化させるか意識 -
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ネタバレ<買わせる文章の本質>
本質①:自分の商品を熟知すること
本質②:ターゲットを熟知すること
本質③:商品とターゲットの接点を見極めること
・「商品とターゲットを熟知したうえで、両者の接点を書く」こと
・特に抜け落ちやすいのが本質②
・いつでも、読む人の姿を、思い浮かべ続ける
・読み手不在の文章では、買ってもらえない、人も動かない
<商品の特徴を徹底的に洗い出す>
・特徴を洗い出す最大の目的は、「すべての特徴を書くため」ではなく、「強力なウリ(=訴求ポイント)を見つけるため」
<商品の説得材料を盛り込む>
①科学的な根拠を盛り込む
②データ(実績)を盛り込む
③権威のお墨付きをもらう
・教 -
Posted by ブクログ
うまい文章は目的を達成できる文章である。そのための文章術だけでなく、情報集め含めた準備も実例とともに説明しています。何を書けばいいかは日ごろからのアンテナの立て方が重要であり、どのように書くかはあくまで読者に貢献できるかという意識の持ち方次第。
自分が何気なくFBにアップしている文章とそのネタが、いかに読み手のことを考えていないかを改めて思う。
自分の書く文章を読んだ人がどのようなメリットを得ることができるのか?
最近あげた文章では妻との結婚記念日に家族でディナーを食べたことが多くのいいね(とはいっても200程度ですが)をもらえた。何がよかったのか?その内容にほのぼのとした感情を抱く人が多かっ