あらすじ
オンライン会議、チャット、メール……
リモートワーク全盛時代に必須の、最短・最速で「伝わる」コミュニケーション改革!
「話の内容がよくわからない」
「メールが長い」
相手に何かを伝えたとき、このように自分で感じたり、相手から指摘されたりすることはありませんか?
リモートでのやり取りが増えた現在、文字情報の処理能力が高いことは、成果に直結します。
そこで本書では、届けたいメッセージを「短く」「明確に」することで、最短・最速で伝わる「要約力」のメソッドを、次の3つのステップに分けて伝授します。
①情報収集(必要十分な情報を集める)
②情報整理(情報をグループ分けする)
③情報伝達(相手に簡潔に伝える)
「要約力」を身につけると、メールやチャット機能を使った高速志向の文字コミュニケーションでもすばやく的確に情報をまとめ続けることができるため、意思疎通や業務遂行の効率が高まります。
また、プライベートにおける人間関係の構築や、SNSでの投稿&コミュニケーション、日常で直面する大小さまざまな選択まで、あなたの人生が大きく変わります。
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Posted by ブクログ
9割捨てて10倍伝わる「要約力」
著:山口 拓朗
「要約力」とは、死んでもこれだけは言っておく!を見つけること。情報のポイントをつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力のことである。
要約力を鍛えるメリットは、プライベートにおける人間関係の構築や、SNSでも投稿&コミュニケーション、自身の夢の実現、日常で直面する大小さまざまな選択まで、人生全般に大きな影響を与える。
本書の構成は以下の4章から成る。
①究極の要約は「死んでもこれだけは言っておく」
②ステップ1 情報収集 必要十分な情報を集める
③ステップ2 情報整理 情報をグループ分けする
④ステップ3 情報伝達 相手に簡潔に伝える
伝え方のプロによる、最上級のコミュニケーション伝授本。
ただのノウハウではなく、活きたノウハウ。それが体系的に最高の方法で読者に伝えられている。
読者のターゲットについても、同じ文章であっても受け手側で記された文から違った解釈や理解が可能となっており、念入りにつくりこまれた説明であることがうかがえる。
本質をつく要約力を身に付けるための全てが網羅されている。
Posted by ブクログ
うまく要約するには、情報を収集して整理するところから始まる。
情報を整理できてこそ、話の要点が掴めるという。
お部屋の片づけと通じる部分がある。(本にもそのような例えの部分があった)
一つの話題の中の「大切なこと」に注目するにもスキルがいる。
日々の会話でも、「相手にわかりやすく伝える」を意識して少しずつ要約力を付けていきたい。
Posted by ブクログ
情報収集 情報整理 情報伝達の3ステップを意識することでわかりやすい要約ができる。
ビジネスでは相手のニーズに合わせて、必要な情報を見つけ出し、取捨選択することが重要であることがよくわかった。
Posted by ブクログ
SNSが普及し誰もが発信する現代。
プライベートでも仕事でも他者に何かを伝える機会は多くなりました。
どうすれば相手にうまく伝えることができるか、
そのヒントを得るために本書を入手しました。
読んで感じたのは非常に読みやすく、わかりやすい。
本書自体が冗長ではなくポイントを押さえているからです。
ただ単に理論を説くのではなく、
よい例、悪い例を示しながら解説していて理解しやすいです。
口頭でも文章でも、なかなか相手にわかってもらえない、
そんな悩みに対する解決策が得られると思います。
本書に書かれているポイントを取り入れ、日々トレーニングすれば、
情報伝達に悩める人もそうでない人も
着実にレベルアップできると期待できる一冊です。
Posted by ブクログ
要約力を活かして、メール、文書、ブログを書きたい人にオススメの本です。本書では、なぜ要約が必要なのかや要約のやり方など、詳しく載っています。
高度情報化社会の現代、短い文書を書けることは大事なことです。時間を削減するためにも。
要約が苦手な人には本書は必見です。仕事や人間関係、プレゼンテーションなど様々な機会で活かせます。本書には、読まない人はもったいないと思うくらい有益な情報が詰まっています。
Posted by ブクログ
「死んでもこれだけは言っておく」この言葉にすべて集約されている。
技術的なこともいろいろ書いてあるけど、上述の言葉さえ理解できていれば自ずと話の要点は掴めるようになるはず。
Posted by ブクログ
情報の要約力に関する本です。
この本を読みながら、自分は情報のグループ分け能力が不足していることに気づけました。
昨今、様々な媒体での情報が飛び交っている時代だからこそ、正しい情報を自分で取捨選択して行動いかねばと感じました。
Posted by ブクログ
伝え方の本はこれまで何冊か読んできたけど
未だに伝え方に自信なく定期的に読んでしまう。その本達の中でも、とても分かりやすく読者への誠実さを感じる良い本だったと思う。具体化⇄抽象化を日頃意識することの効果、要約力を強化しようというのは 主体的に生きよう のメッセージ、という部分が特にささった
Posted by ブクログ
最近、ちょっと上手く説明できなかった、と思うこと重なる中で読んでみた。
伝えるために必要なことは、情報収集、情報整理、情報伝達と3つの段階に分けて考える、そして何より死んでもこれだけは伝える!を意識すること。
個別に見ると、情報収集についてはこういった伝える系ではあまり触れてないように思うだけに、意識していこうと思った。あとは学んだことを積み重ねていこう。
Posted by ブクログ
文章を要約して伝えるには
以下3点が重要
1、情報収集
闇雲に収集するのではなく、ソースやエビデンスがあるものを重視する
2、情報整理
収集した情報をグループ分けする、
情報の似た物同士を頭の中で分けまとめる
まとめた情報のタイトルをつけて頭に保管
3、情報伝達
伝える相手の情報、ニーズを元に
伝える相手に必要最低限を伝える。
Posted by ブクログ
相手を説得させて動かすには、『要約力』が必要。要約力とは情報のポイントをおさえ、相手に簡潔に短く伝える力のことだ。要約力を上げるには3つのステップを鍛えなければいけない。1step情報収集→2step情報整理→3step情報の伝達だ。これらの3stepを鍛えて要約力を向上させるメソッドが本書に書かれている。
STEP1【情報収集】
観察して本質を捉える
MECE
俯瞰的にみる
具体情報と抽象情報を意識して収集
正しいソースから
STEP2【情報整理】
情報をグループ化する
→相手のニーズに合わせて優先順位をつける
STEP3【情報伝達】
相手のニーズに合った情報を伝える
死んでもこれだけは言っておく!を意識
短く簡潔に
伝え方の型を使う
*結論→理由→詳細で伝える
*列挙型で伝える
Posted by ブクログ
伝え方のノウハウをまとめた本。仕事で評価されるためには必ず押さえておきたい内容が詰まっている。普段結論は何?、とかそれ何の話?とよく言われる人は必読の本である。
ひとつ個人的な見解を付け加えると、結論から言う話し方は、プライベートで妻など対女性に対しては余り使わない方が良いと思う。自分が話す場合は良いが、聞く立場になった時に結論は?とか言うと間違いなく相手は不機嫌になります。状況に応じて使い分けるのが得策です。
Posted by ブクログ
死んでもこれだけは、言っておく!
これを、見つける事。
幹➡️枝➡️葉
この順番を見極める
話し方のテンプレート
用件+結論優先型
列挙型
Posted by ブクログ
要約とは言葉の断捨離だと思う。ごちゃごちゃと雑多な情報で散らかった脳から、不要な情報を捨てて重要な情報だけにする。そうすることで、必要になった情報をいつでも取り出せるようになる。つまり、脳という部屋の片付け術が要約とも言える。ノイズだらけの情報社会で、この術が役に立たない訳がない。
本書は、その方法をわかりやすく解説してくれる。まず真っ先に本質が書いてある。著者が言うところの要約の「幹」の部分。
それが、「死んでもこれだけは言っておく」を見つけること。
なにがあってもこれだけは伝えたい!その部分を抜き出すことが要約だと言うことらしい。
最初にこの一文を読んだ時、「こいつ、何言ってるかわからない」と思った。
だけど読み進めていってすんなり納得してしまった。
「要約って何?」ってレベルの人はとりあえず読んでほしい。大事な人の命を奪わないためにも。
Posted by ブクログ
2513
★究極の要約:死んでもこれだけは言っておく!
★情報の9割を捨てる
★5W1H+「IFもし」(仮説・リスクヘッジ)
伝える相手は?目的は?
結論→理由→具体
観察力(木)→洞察力(根)
頭でパッと要約し、口でサラッと話す
沢山伝えなければ相手に理解してもらえないは、ただの思い込み、自信のなさ
映画:他者の感情や世界の社会問題に触れるツール
一個上の抽象情報は?一個下の具体情報は?
Posted by ブクログ
日頃から自分の要約力のなさに落胆していて、なんとか解決策が欲しくてこれを読んでみた、
やはり最後は結局のところ
どこが重要で、そうでないのかを自分で判断する能力にかかっているなあと思った。基本的には読み手がすでに情報の取捨選択がある程度できているという前提のうえでテクニックを並べていた印象だった。
重要性を判断を方法のひとつに、情報を届ける相手を考えることでニーズや目的をはっきりさせるというのがあった。が、そこをもうちょっと詳しく掘り下げてほしかった……
Posted by ブクログ
究極の要約は
「死んでもこれだけは言っておく」
そのための要約3ステップ
1情報収集 必要十分な情報を集める
2情報整理 情報をグループ分けする
3情報伝達 相手に簡潔に伝える
キモは、
相手とゴールを明確に。
そこから逆算3ステップを行う
メモ
自分に質問して情報の質高める
自分を客観視して思い込みなくす
数字や固有名詞つかう
Posted by ブクログ
要約は難しそうなイメージがあったが、結局自分が普段の日常会話でやっていることをもう少し丁寧にポイントを絞ることだなと思った。
それに本の中にも要約のコツも書いてあり、普段から様々なシーンで意識することによって、要約力も鍛えていけそうだ。
グループに分ける、優先順位をつける、死んでもこれだけは言っておく!と、この3つを一文にまとめるようにするだけの話。
簡単だと思えば、練習を重ねるにつれて自分にもできそうだと思った。
イメージや意識とは大事なもので、あまり難しいイメージを持つのはやめようと思えた。
後は同じように難しく考えないで間違いとか正解とか関係なく、まずは自分なりの要約をしていこうと思えた一冊。
Posted by ブクログ
① 究極の要約は「死んでもこれだけは言っておく」こと。
② 要約力が高い人は、情報の9割を捨てている。
③ 要約は「情報収集」「情報整理」「情報伝達」の3ステップがある。
・まずは信頼できる的確な情報を集めること。良い料理(要約)には良い食材(情報)が無ければいけない。
・次に情報を整理する。ちゃんとフォルダ分けされてないと、必要な時に出せなくなる。
・最後に伝達。この時に「何を伝えるか」だけでなく「何を伝えないか」を決める。
④ 自分の伝え方を録音などして客観視する。客観的に見れないと、何度も同じような伝え方をしてしまう。
Posted by ブクログ
とてもシンプルで2時間くらいで読めます。
これだけは伝える、という意識。与えられた文字数または時間、伝える相手によって適切な要約が必要であるということを認識できる。
Posted by ブクログ
収集、整理、伝達
整理 =グループ分け
伝達= 優先順位、9割捨てる
死んでもこれだけは のみ残す
主語述語
15秒で相手に渡す
情報のグループ分けをめんどくさがらずやろうかな
→ グループ分けができてないということは言いたい要旨がまとまっていない、同じ内容をいろんな言い方で重複させてしまっている危険あり
220529
自分と全体へ最速最短提供のために 要約し伝える
誰に何をどう言うか 準備する
相手が一番聞きたいことから優先順位つける 9割は捨てる
本質掴む 辿り着くまでのプロセスで抽象化⇄具体化 往来させてみる
Posted by ブクログ
相手に「死んでもこれだけは伝える」ところを絞る。
要約力をつけるために意識するポイントや、方法を体系的に学べた。
普段から話や文章をまとめるのが苦手なら読んで損はない。
Posted by ブクログ
「死んでもこれだけは言っておく!」を見つけ、
優先順位の低いコトは思い切って省いた方が伝わりやすい
→ あれもこれも盛り込んで話そうとしがちな自分にとって、いい教訓になった
Posted by ブクログ
このテーマ、私の年齢で今更感はあるのですが、結構困ってるので、改めて数冊読んでます。
感想。当たり前のこと、知っていることがが書いてありました。知っていることと、出来ていることは別であることを実感。
備忘録。
・まとまりなくダラダラ話す人は、周囲から信頼を寄せてもらえません。まとまりがない=要約できていない意向物事を理解点・整理できていない、と判断されてしまうから。つまり仕事がデキない人と判断されてしまうから。
・どんな質問をしても瞬時に的確な答えをパッと言える人、あるいはその場にふさわしい情報をサッと提供できる人、いるよね。このひとは「要約力」が高い人。
・要約力の3要素。情報収集、情報整理(情報をグループ分けする)、情報伝達(簡潔に相手に伝える)。
・情報収集がまずは大事。話せることと話せないことの差は「情報量の差」であることがほとんど。
・そして情報の本質を見抜く力が、要約力を強化する上で重要。枝葉だけを知って、枝葉だけを語ってしまうと弱い。
・誰に、何を、どう伝えて、その結果相手にどういう状況になって欲しいかを考える。「相手に必ずこういう反応をしてもらう!」と。
・用件→結論→理由→詳細で語るのがビジネスホウレンソウの基本。
Posted by ブクログ
■メインテーマ
相手に簡潔に伝える要約のノウハウとは?
■感想
要約を伝える際、幹の部分と相手・ゴール・ニーズ
は最低限押さえておくべきポイント。
Posted by ブクログ
【内容紹介】
オンライン会議、チャット、メール…リモートワーク全盛時代。会話も文章も「短さ」こそ命。シンプルに伝えることで成果は劇的に変わる。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
私自身、話が冗長でうまくいっていないと感じている人間なので、この本を手にしてみました。
書いてある内容は非常にわかりやすい一方、それはわかってるんだけどさ〜…という感じで受け取れてしまう面も。理屈はわかるが、気がついたら調子に乗って長話してしまう、という欠点に対するアドバイスが欲しかったので、その点に関しては少し物足りないと感じました。これは自分自身の精神的な問題で、意識次第なのかもしれませんが…笑
あとがきの「要約力を磨く=人生を主体的に生きる」という思想については、確かにそのとおりだと思いました。要約することって、すごく頭を使いますし、新しい見方につながることだと思うんですよね。ただ周りの情報に流されるのではなく、情報を咀嚼し、質を高め、整理をして、わかりやすく伝える、という一連の流れを丁寧に実践していきたいと思いました。
Posted by ブクログ
印象に残った項目が2つあった。
一つ目は、届ける相手のニーズを満たすと、驚くほど伝わる。報告や相談をする時は、相手の時間を奪う事を意識し、分かりやすく簡潔に伝える事を意識していた。でも、相手に対し、その人が何を聞きたいのか?を踏まえず、誰に対しても同じ事をしていた。
先ずは相手のニーズを見極める。そして、それに対し簡潔に伝える。これが出来る様に努力しよう!
二つ目、観察力と洞察力。
観察力とは目に見える情報、洞察力とは目に見えない本質。本質を理解出来る様に、徹底的に観察し、そこからどれだけの気付きを発見出来るかが重要だと感じた。