鈴木マサカズのレビュー一覧
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主人公の眼差し
重い話しかないし、ハッピーエンドとは限らない。けれど、どんな状態でも、「問題ある人(子)」に対して向ける、主人公の人間味のある心の眼差しが救いだと思った。
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実例とその背景
人は過ちをおかす生き物だし完璧な人間なんていないと思う。けれど、過ちによっては大きすぎる代償を支払うこともある訳で。そんな家族の実例やその背景を知ることで、これから家族を持つ人にとっては防げることもあるのかなと思った。
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本質を見抜くタフな主人公
本のタイトルだけでなく「殺人事件のうち親族間によるものが55.0%」という冒頭の内容にも衝撃を受けた。家族は心の支えになれるはずだけれど、外から見えないぶん闇も抱えやすい。そんな家族に真っ向から向き合って、本質を見抜いて接する、主人公の方のタフさに畏敬の念を覚えます。
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ネタバレ
あの作品の…
いわゆる「漫画ファン」の方であれば、その多くが御存知であろう「マトリズム」の作者さんによる作品です。
毎回、あの「怒りの目」というのでしょうか。独特の、なんともいえない眼光が、毎回のように描かれます。
すべての精神疾患を抱えた人が、みな、社会的な問題を起こすわけではありません。
しかし、やはり、現実には、ほかの疾患と比較すれば、そういう人が多いのもまた…
なんらかの「外圧」により、被害者として、罹患する人、そこから、加害者になる人、さまざまです。
物語の「主人公」は、医者でもなく、役所の人でもなく、民間企業として、相談から入院まで、幅広く対応する事務所の主宰者 -
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今回も。。。
子供を育てるということはどういうことかを問いかける。
自分の子育てはどうだったのか?
今回も身につまされる思いで読みました。
期待を裏切らない作品です。 -
購入済み
ヤバいです!
フィクションなんでしょうけど、やたらリアルです。ノンフィクション系が好きな人には、お薦めです。あまり明るい作品ではないですがパンチは強いです。相当な読みごたえがあります。
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親になる事が怖くなります。
どの事例も親は良かれと思って育てはずなのに悲惨な現実・・子供も親も周りも苦しんでいる・・だのに何もできない・・このままなら殺人事件を起こしそうな子供・・タイトルにあるように「子供を殺してください」と願う親・・しかし、その親も問題を抱えている・・救いのない現実は胸を締め付けられます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ【鈴木マサカズさん】
最初はのんびり読める「町田ほろ酔いめし浪漫」で知って興味を持ち、
「銀座からまる百貨店」でそういう漫画家さんですか!
と、
認知し、
今回の「子供を殺してください」という親たちで追っていくことを決めた漫画家さんです!
【分割】
1巻は#1から#4までありますが、
#1は1話完結、
#2と#3で2話完結、
#4は2巻に続くので今回は感想は書かなく2巻でまとめます。
【占い師「神楽」的感想】
基本設定
「精神障害者移送サービス」っていうのね。
例えば、
親が手に負えない病的な子供を病院に連れていく。
でも、
暴れてできない!
と、
いったケースなんかに間に入って病院に -
Posted by ブクログ
ネタバレ嫁と姑がケンカなう!
と、
そこにJKの娘が混じってさぁ大変!
と、
してるそんな場所に現れるは男性さんというか、
JKのパパ?
嫁の旦那?
姑の息子?
さて、
どうする男子よ!
って、
なんとか木洩田君の機転でどうにかこうにか丸く収まった感じですが、
30点ですか?
25点ですか?
厳しすぎませんか?
と、
「かもののか」なる酒は美味い!
と、
勧められていただいた主人さんは断酒してたんですよ。
でも、
美味い酒を勧められて飲んでしまったわけですよ酒を!
断酒してたのに!
で、
そこにクレームですよ!
勧められたから飲んでしまって美味いからって3年と4か月も断酒してたのに、
飲んでしまったん -
つまり障害。
どうしていいか分からない。
発達障害は生まれた時点では分からない。
分かったとしても生まれなかったことにするわけにはいかず生かさないといけない。
そういう者が犯罪を犯して初めて障害が発覚したりする。障害者(敢えてこの言い方します)は莫大なお金と時間をかけて更生の機会を与えられ守られる。六麦のような理解ある大人に優しくしてもらえる。保護観察とやらが終わればまた世に放たれる。
ねえ被害者の絶望はどうしたらいいの?
こういう時いつもハンムラビ法典を思い浮かべる。
日本は加害者に甘いよね。特に性犯罪の事例を知る時は悔しくて悔しくて仕方ない。 -
キツイ、、
第6話の表紙を見ただけで辛い気持ちになった
「孤独」理解されないコドモ。それは多分に知能指数と関係あると知った。親や周りが早く気付ければ救えるものなのだろうか。いたたまれない。