あらすじ
母親を奴隷扱いしゴミに埋もれて生活する娘、鬱病を病みながら病院に行こうとしない息子に悩む家族、相談に来る親の問題…。現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! NHK「おはよう日本」など様々なメディアで取り上げられた衝撃のノンフィクション漫画第2弾!
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匿名
子育ては親育て
そう思わせるくらい、親の接し方で子供の人生は容易に変わる。こういうのを見るとそりゃ親になろうとする自信はなくなるな。ただ「子育ては親育て」というように知らず知らずのうちに自分も育っていく。今世間で言われてる毒親は結局は自分本位なんだろうな、と感じてしまう
しかし、病院も当たり外れがあるのは笑えない話だな。
Posted by ブクログ
統合失調症がきっかけで引きこもりになった晴美と母親のケース。
音に過剰反応したり監視妄想などを患う卓也と母のケース。
娘の春美を恐れて言いなりになる中で、娘の監視妄想などに取り込まれる母親の世間体を恐れた反応、娘の支配から離れて暮らすようになると今度は娘の春美がいないように話題を避ける母の言動、躾の為に行われた母親の虐待を無理難題を押し付けて仕返しつつ母親に依存する卓也と母親の歪な関係が、リアルで恐ろしい。
歪な関係を立て直す為にも、親子が離れる必要があり、その為にも精神保健所の役割は大きい。
病院ガチャの当たり外れについても、ちゃんと描かれている第2巻。
他人事ではない
問題がある子供には、親が異常に厳しくしたり、無関心だったりと、育った環境が非常に重要だと、教えてくれます。結婚して子育てしていて、うちは大丈夫だろうか、とこの作品が思い出されます。
実例とその背景
人は過ちをおかす生き物だし完璧な人間なんていないと思う。けれど、過ちによっては大きすぎる代償を支払うこともある訳で。そんな家族の実例やその背景を知ることで、これから家族を持つ人にとっては防げることもあるのかなと思った。
個々に違うけれど、
引きこもり状態の娘と息子の話。
どちらも、精神疾患を患っていたが、娘の方の母親も、同様に精神異常をきたしていた。
息子の両親も、全く問題ないことはなく、精神疾患の子を持つ親は、その子供の治療が適切になされないと、遅かれ早かれ、正常な精神状態ではいられなくなる。
まずは、子供を治療へとつなげることが大切ではあるが、それがどれだけ大変なことなのか、この漫画をみて、改めて思い知った。
そして、治療する側の医者もピンキリであるから、その選択によっては、何十年と治療を続けなければならない。
精神科医に限ったことではないが、信頼できるドクターに出会えるかどうかで、その予後には、かなりの差が生まれる。
どうか、一人でも多くの人が報われますように…
リアル…。
リアルな話。
統合失調症なんて名前を変えたところで、精神が分裂している精神分裂病。
脳が壊れている。
薬で鎮静かけるか、脳に電気をかけるしかない。
患者はみんな、虚ろな目で、力無く、前屈みで、ひたすら廊下を歩いている。
本人の本人らしい所が、薬で抑えられているから。
スタッフは、いつ襲って来るかわからないから、背中は見せないと言っている。
「人とは思っていない」と言うスタッフもいる。
正直な感想だと思う。
自分は病院でしか見ていないが、入院する前はこんなんなのかと思った。
誰しもこうなる可能性はある
あなたの身近にいる関わりたくない人やヤバい人、の周りの人や環境に目を向けられるようになる作品だと思います。
どんな事にも原因はあって、それを知った時、真相が知れるのかなと。
お世辞にも環境の良いとは言えない家庭で育ちましたが、私には逃げ場があったのでこの漫画に出てくる人達のようにならなかっただけ、運が良かっただけで、その逃げ場が無ければ、私もきっとこうなってたなと考えさせられました。
Posted by ブクログ
メンタルを病む人はそれこそそこら中にいる。職場の、健康的な精神状態のパートさんが、介護や旦那、子供の問題でじわじわと蝕まれて行って、挙句、仕事を辞めてしまう事もある。他人事ではない、とは言わない。どんなに辛酸を舐めようとも、メンタルが頑強な人もいる。辛い境遇を逆手に取って生きている人もいる。だが、社会の中で生きていく限り、病んでしまう人、病んでる人を抱えている人に出会う確率はそう低くない。なので、知っておくことは決して無駄じゃない。
Posted by ブクログ
テーマの取り方、今巻の方がまだわかりやすいケースだったかな。
結局外部が家庭に介入するとなると、こういう形でしか無理なんだろうな。
しかし救いが無さすぎて見ていられないわ。
自分にも当てはまる部分はあるだけに余計。
Posted by ブクログ
・感想
親の教育環境はすごく大事だなと考えさせられた。
同時に平凡にだけど当たり前に幸せな毎日を送れていることに対して両親に深く感謝したいと思いました。
辛い話です
お医者さんとの相性もあるし、自分にとってよいお医者さんと会えるのは幸運ですね。
姉が引きこもりの話は、母親には悪いけど、正直にいうと、妹は自分の人生を一番に考えれば良いと思いました。結果的に姉は入院、母親も姉と距離をおけたのは良かったですが、妹が自分の人生を犠牲にする筋合いはないですね。
Posted by ブクログ
おいおいおい!
「子供を殺してください」という親たちと、
マトリズムは同時発売のはずなのに、
よく言う書店では「子供を殺してください」という親たちしかない。。。
書店のレベルの問題か!?
木曜日は都会に出る予定なんで、大型書店にGO!
ちなみに、
2巻は1巻みたく途中で終わらないので、
1巻と2巻を同時に買うのもオススメ!
1巻だけ買ってしまうと途中で終わってしまって2巻が読みたくなるので、
必ず1巻と2巻は同時購入するように!
と、
注意書きなう!
と、
言うことで1巻からの続き!
母と姉が同居なう!
妹ですか?
姉の暴力が怖くって家を出てから実家には帰ってない。
で、
連絡が途絶えたので調査をと。。。
姉はどうやら、
被害妄想が激しい感じの引きこもりと。。。
怖いわぁー。
以前というか、
かなり前の電話鑑定で占いしてた頃ですね。
引きこもりの息子にバットで殴られるんですが、
どうしたらいいですか先生!
占ってくださいって言われたことがある。
しかも、
占い中に息子乱入で母親殴られてたね。。。
無力すぎる占い師なうでしたが、
本部にそういうことがあったよと連絡だけいれてどうなったか不明。。。
大丈夫だったのかな?
引きこもるのは自由だが家族に迷惑かけるのはアカンな。
と、
書店員してた頃なんですが、
いっくら募集かけてもバイトが集まらなくって困ってたところに、
ひょっこり「鼻毛」君から連絡があって採用したんですよね。
「鼻毛」君は引きこもりだったですが、
何かがあってそれを自ら中断して復帰?
書店員としてバイトし始めて、
今でも引きこもりは止めてますがバイトなう!
そろそろ社員で働かないの?
と、
聞くと「まだ、怖い」らしい。
何が怖いのかわからんが、彼にはまだまだ闇も影もある。
何があって立ち上がったのかも知らないのですが、
友人として接してるぞかぐりんは!
で、
漫画「子供を殺してください」という親たちの2巻での引きこもりさん、
どういう結末だったと思いますか?
何が本当の問題だったと思いますか?
読めばわかる!
2巻2つ目の話は鬱病ですかね?
自意識過剰?
被害妄想?
そして家庭内暴力!
つか、
そういう事ではなく医者か!
医者が問題か?
親か?
子か?
そう、
神楽先生の方がお医者様より頼りになります!
と、
言われたことがある。
良いか悪いかと聞かれればどっちなんでしょうね?
心の問題って医者しか解決できないのか?
押川さんみたいな人がいて、
ペーテル・テレボリアンみたいな医者も居れば、
かぐりんみたいな占い師がいて、
かぐりんの先生の一人にカウンセラーの資格持ってる人というか、
元カウンセラーの占い師さんが居ますが、
医者の!
カウンセラーの!
限界を感じて占い師になったんだとか!
結局は人との見えない不思議な縁のみが知るなんでしょうかね?
ちなみに、
改めて1巻も読み直してますが、
怖いなぁー。
ホラー漫画よりも怖いよね、この漫画!