あらすじ
「ひきこもり」について取材に来た記者をきっかけに、押川は、以前事務所に押しかけてきた自称“ひきこもり”青年を思い出す。面倒をみた末に青年が見せた真の顔とは!? そして、女三代、旧家の娘からのSOSや、入退院を繰り返す息子の話も…。
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Posted by ブクログ
「ひきこもり」について取材に来た記者をきっかけに、押川は、以前事務所に押しかけてきた自称“ひきこもり”青年を思い出す。面倒をみた末に青年が見せた真の顔とは!? そして、女三代、旧家の娘からのSOSや、入退院を繰り返す息子の話も…。
ノンフィクションコミック第10巻。
積極的に当事者グループに参加するなど、押川剛が知る引きこもりではない青年を警戒して、日頃の行いを観察する中で現れた恐ろしい素顔と親や精神科医が騙される狡猾さ、引きこもり支援が行き届き過ぎたことにつけ込むレアなケースだが、こういうケースかどうか見極め支援する精神保健所などの支援者の苦労が見える有意義なケース、また家庭の歪みに押川が気付き移送に至らなかったレアなケースが必読な10巻。
身につまされる
身内に精神疾患者が居ます。これまで色々なケースが描かれていますが本当に救いは遠いと改めて実感する。でも患者本人の頭の中を少しだけ垣間見ることが出来るかもしれない、そんな思いで読み続けています。
理解不能
このシリーズは何冊も読んできたが、この病気は本当に理解不能。
脳が壊れているとしか思えない。
精神科病棟で多数の患者を見たが、どの患者も長期入院で、退院したとしても、すぐ問題をおこして戻って来る。
深夜に警察沙汰で来る患者も少なくない。
またこの人か…って思う。
親も変な人が多い。本当にテキトーな親が多い。
兄弟姉妹で発症していたり、一族全員精神科入院中もいる。
妄想を正すことは不可能。
妄想を理解するのは、ムリ。