あらすじ
以前に相談を受けた母親から息子・哲平の再依頼。入院措置から回復を目指そうとしたが、暴れた哲平によって押川が傷ついてしまう。「他人事」な父親の姿勢に呆れながら、それでも抵抗しない押川。彼には、この仕事での「覚悟」を決定的にした過去の出来事があった……。
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正直、救いようがない
精神疾患の患者を見ていると、正直、救いようが無い人が結構いる。
どうにもならない…。
そういうのを病院へ…というのも判るが、病院だって手を焼いている。
スタッフだって人間だから。
暴力を振るわれたこともある。
黙って泣き寝入りしろって?
限度がある。
押川さん、自分の子供が精神疾患患者に刺されたら黙っていられる?
Posted by ブクログ
以前に相談を受けた母親から息子・哲平の再依頼。入院措置から回復を目指そうとしたが、暴れた哲平によって押川が傷ついてしまう。「他人事」な父親の姿勢に呆れながら、それでも抵抗しない押川。彼には、この仕事での「覚悟」を決定的にした過去の出来事があった……。
ノンフィクションコミック第11巻。
前巻に引き続き、母ひとりで息子・哲平の世話を離れに住まわせやってきたが、母がガンになりアルコール依存症の病院に転院して回復を目指す押川氏だが、父は他人事のように手を汚そうとしない無関心ぶり事なかれ主義で息子の世話の責任を負うことを避けようとする。父は現実逃避し、母が子供の世話で疲弊する救われない現実が見える11巻。
毎回考えさせられる
リアリティーがありすぎて読むたび怖いけども定期的に読み返してしまうマンガです。
こういう状態になった子供がいる家庭は本当にどうするのがいいんだろう。確かに親からしてダメでそのせいでそうなってしまった場合もあるだろうし、それはとても可哀想なんだけど、こういうすごい病状までいってしまうと…。
今のところ答えは出ないです。