鈴木マサカズのレビュー一覧
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見も蓋もないが
知能指数というのは人間関係を築く上で本当に大切な数字だと思う。大学生のとき、家を購入するためローンを組んだときの月々の返済額とアパートの家賃が同じだから今すぐ家を買う!と言い出した友達に、それはやめたほうがいいと説得するも全く理解してくれなかったことを思い出す。
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おもしろい
実際に精神疾患を持つ患者さんと携わってきた人ならでは視点で描かれていて面白い!
医療の裏側も知れてよかった。
これをきっかけに精神疾患を持つ患者さんや家族への理解が深まればいいと思う。
重い話だが、読みやすかった。
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社会に適応する為の助力
1巻目のメインのお話が、あまりに辛辣な社会との話だった為に、2巻目も不安に感じながら読みました。2巻目のメインのお話は人との繋がりや手助けを求めた事で違う結末でした。ケースバイケースなのだと、感じました。
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犯罪と知能
難しい社会問題の一つかもと思った。
知的障害患者が全て犯罪に繋がるとは思えないが、
ケアする機関がないのは問題点なのだろう。
考えさせられる漫画だった。 -
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リアル
表面的な事件しか知らない私たちは、なぜこんな事件が起こるのか、どうしていくべきをもっと考えるべきで、人を見る目も養い出来るだけ近づかないようにしたいけど、通りすがりに暴行を受けたことがある私はどうやっても回避できない事も知っている。命は助かったけど、やはり未だに恨めしいし、犯人は一生出てこれないようにしてほしい。
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境界認知
話題になった本のコミックス化。
少年院で精神科医をしている六麦という男。
休憩中のテレビで報道された事件の犯人が、かつて自分の担当した少年だということに気づく。
少年・田町雪人は父親の暴力によって離婚した母親に育てられたが、母親の精神不安定による入院などで施設で暮らす。
その中で万引きを繰り返す素行不良によって少年院に連れてこられる。
最初は表情に乏しく自分の考えてることを言葉に表せないことがイライラにつながり悪循環につながるが、六麦との面談や集団生活のなかでの相手とのやりとりで、他者を思いやって行動することが、相手も自分を思いやってくてることにつながることに気づき、人のことをちゃん -
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自分だけの世界から
原作ではコグトレのことを学んだけれど、漫画ではカッとしてつい犯罪になってしまったという心理や、その人の具体的な背景がわかりやすくて良かった。思いやる気持ちってやっぱり人間として大切だわ。それがないと自分だけのために何でも行動してOKな世の中になってしまうし。子どものときから思いやりの気持ちを培うように助長すべきだなと感じた。
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色々考えさせられます
問題を抱える子供たち。。その問題を起こす背景や理由が存在する。とても納得します。子供が育つ家庭環境って本当にその子自身の基本となるもので、大切にしていかないとなぁ、と子育てする側として再認識しました。
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人間の多面性
初対面の人やよく知らない人を評価する時、その人の一面しか見ないで判断しがちだけど、人には何面もあって、様々な問題を抱えている。この漫画もそういった人間の一部しか見せられていないとは思うけれど、自分の知らない世界を見せてくれて勉強になります。
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他人事ではない
問題がある子供には、親が異常に厳しくしたり、無関心だったりと、育った環境が非常に重要だと、教えてくれます。結婚して子育てしていて、うちは大丈夫だろうか、とこの作品が思い出されます。
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考えさせられる
質問に対してどこかズレた返事が戻ってくる。こういう人は意外に周りにいます。やはり健全な人間関係が育たず軋轢が深まり人は距離をおいていく。かといってこちらから歩み寄ろうという気にはなれない。そういう人たちに正面から向き合い仕事にしている人は本当にすごいなと思います。
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「孫育て」をする祖母
長寿の時代を迎え、祖父母が孫の顔を見ることは珍しくなくなった。この巻では祖母による「孫育て」が出てくる。子どもを取り巻く環境は親だけではなかった。
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聖徳太子の一万円札
銀行を通していないであろう、スーツケースに入った聖徳太子の札束。カタギに見えない父親。持ちかけられる取り引き。ドラマのようなワンシーンだけれどドキュメンタリー、なんですね。
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助かる家族、助からない家族
表紙のケース。親のせい、だけではない。悲しいことではあるが、生まれながらにして社会で生きていけないパーソナリティーの人もいる、ということを知った。
大事なのはその可能性に気付いたときの対応なのだろう。このケースに限らないが、家族だけで抱え込もうとすると助からない。そう思った。