ネレ・ノイハウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ようやく。
ようやくたどり着いた。
このシリーズの中で
「白雪姫には死んでもらう」の次に気になっていた今作のタイトル、
「森の中に埋めた」
何をっ⁈
ネレ・ノイハウスの小説のタイトルは
この作品あたりから気になるものが目白押し。
これまででおそらく一番分厚かったけど
一番サクサクと読めた。
今回はオリヴァーの子ども時代にスポットが当てられ、彼の苦悩や後悔の念などが痛いほど伝わってくる、これまでとはちょっと違った展開。
ふだんはオリヴァーに厳しいわたしですが
さすがにこのたびは応援しちゃった。
そしてさらにピアとのなんとも熱い関係(変な意味じゃなく)にもしびれた。
次作の二人がどうなるのか楽しみ。
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Posted by ブクログ
ピアさん、あーざっすm(_ _)m
いつもうちのオリヴァーがたいへんお世話になっております
お陰様で今回も無事事件を解決することができました
また今回はこれまで以上にご迷惑をおかけしたこと心よりお詫び申し上げます
という訳で、刑事オリヴァー&ピアシリーズ巻の五でありますが、もうせめて刑事ピア&オリヴァーシリーズにして頂けないだろうか
貴族の血を引き、二枚目でシュッとした上に、厳しくも温かく皆をまとめ、決断力もある頼りになるリーダーとして登場
家庭も順調で新たに娘も出来て幸せの絶頂
理想の上司ナンバーワンだったオリヴァーも今や見る影なし
奥さんに浮気され、それをきっかけに自信喪失、誰かれ構わず惚れまくって、仕事にも支障をきたしまくり、ぶくぶく太りだす体たらく
事件解決に全く役に立たずむしろピアの足を引っ張っている
一方ピアの方は天才的な捜査能力が完全に開花、課内の敵対人物もいなくなり、仲間の信頼を受けてリーダーとしても成長しつつある
でもね
申し訳ない
ピアさんとちぃさんには本当に申し訳ないが、わいは、わいだけはオリヴァーの味方でいたいのよ
だってしょうがないじゃない
オリヴァーだって分かってるのよ
自分がいかにだめだめでぐずぐすかって
でもあるのよ
そういうときってあるのよ
わいは信じます
いつかオリヴァーが立ち直ることを
信じて読み続けます
わいはオリヴァーの味方です
だってあんなに信じ切っていた奥さんにずっと裏切られてたのよ?
十七巻くらいは立ち直れないって(そんなにかよ)
そんなにだよ!(# ゚Д゚) -
Posted by ブクログ
ネタバレ2026年の9冊目は、ネレ・ノイハウスの「怪物を捕らえる者は」です。オリヴァー&ピアのシリーズ11作目となります。相変わらず辞書のような厚さで、読み応えが有ります。登場人物もかなりの多さです。
ラストで驚きの展開が待っており、シリーズのターニングポイントになると思います。
娘の初めての一人暮らしに伴うゴタゴタが重なり、かなり時間がかかってしまいました。
16歳の少女ラリッサ・ベーレフェルトの殺害に伴って、犯罪被害者の遺族達による私的制裁組織の存在とその暗躍が明るみに出ます。組織は、法曹界や警察内部、オリヴァーとピアの所属するホーフハイム刑事警察署捜査11課内部にも及んでいました。誰が裏切り者なのか?割りと分かり易く書かれていますが、前作までの彼(彼女)の言動がどうで有ったかもチェックしたくなります。現実世界にこの組織が存在していれば、かなりのセンセーションを巻き起こすことでしょうが、決して空想とまで言えない所に怖さを感じます。
ラリッサ殺害事件は、ある関係者の証言に翻弄され、一向に解決に向かいませんが、事件の真相は、至ってあり来たりの動機によるものでした。
次作以降でシリーズの行方がどうなるのか、楽しみです。
☆4.6 -
Posted by ブクログ
Theドイツミステリーの刑事オリヴァー&ピアシリーズの第2巻ですよ!
ミスリードの仕方がちょっとぎこちなくて、下手くそか!思いましたよ
でね、ちょっとあらためてドイツミステリーの特徴ってやつを調べてみたんですね
①社会派プラス警察小説
「日常に潜む闇」みたいなのを描く
警察の捜査を軸に環境問題や社会問題、地域社会の問題などを絡ませる
②田園ミステリ
どことなくのどかで静かな風景の中で、陰惨な犯罪が発生する
田舎の濃い人間関係の中で秘密が暴かれていく
③緻密でリアルな捜査描写
鑑識や法医学、心理分析なんかも丁寧で、職業としての刑事がリアルに描かれる
派手なアクションシーンは控えめ
④キャラが普通に悩む
刑事たちが超人的ではなく、私生活がぜんぜんダメだったり、トラウマを抱えていたり
⑤”悪”より”人間”が主役
犯罪の原因が「サイコな犯人」とかではなく、「どうしようもない人間の弱さ」だったり「社会の構造」に起因していることが多い
なるほど〜
このシリーズの特徴とぴったり一致するね
特に主人公をつとめるオリヴァーとピア、この上司と部下がふたりとも間違えまくるんよね
でもお互いの間違えをめちゃくちゃぴったり補い合って、事件を解決に導くんだよな〜
2作目にして思わず「よ!名コンビ」と言ってしまいました -
Posted by ブクログ
またしてもシリーズものに手を染めるひまわりめろんさんであった
はい、ドイツミステリーの傑作シリーズとして名高いネレ・ノイハウスの刑事オリヴァー&ピアシリーズです
翻訳を務めるのは、おそらくドイツ語で書かれた小説の97%はこの人が翻訳していると睨んでいる酒寄進一さんです(なわけない)
いやー、良い
オリヴァー&ピア良い
ホープハイムの刑事警察署首席警部で奥さん大好きのオリヴァーフォン・ボーデンシュタイン(フォンて付くから貴族やん)と部下で久しぶりに警察に復帰した女性警部のピアのコンビが”悪女”が殺害された事件に挑みます
まぁ、事件の方は普通
いや普通て
でもなんかオリヴァーのキャラが良いのね
本人は意識してないんだろうけど、ちょっぴりお間抜けなところが良い
なんか好きになれそう
ピアのほうはまだまだこれから魅力が爆発していくんだろうなと思われるが、こちらも好きになれそうなんやな〜
そして、なにやらこの先にとんでもない傑作が控えていると評判なの
どんどん読むで!
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Posted by ブクログ
ネタバレドイツの作家、ネレ・ノイハウスの警察小説オリヴァー&ピアシリーズ第一弾。
邦訳はシリーズ3作目から変則的に始まったため、しばらく様子見してたらいつの間にか10年積読。。。
オリヴァーの知り合いの高名な弁護士の自殺死体が発見される。時を同じくして、馬専属医師の妻の死体も発見される。妻は周囲の人から相当嫌われていて、誰が容疑者となってもおかしくない。この二つの事件は関連があるのか。。。
死んだ妻が題のとおり、酷すぎる悪女で。絶対自殺しないだろうと笑。
非常に読みやすく、スラスラと読める典型的な警察小説。。。。なのだが、登場人物の名前が覚えづらすぎて。馴染みがないためか、登場人物表と行ったり来たりを繰り返した。
また、簡単な事件のはずが徐々に複雑な様相を描き始め、という体のストーリーなのだが、ラストがちょっと残念だったか。
少しピアのキャラが立っていないかとも思ったが、長いシリーズものでしっかり日本に入ってきているので、末長く期待。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。
なぜみんな、周りの人に一言言わないの!?
そうすれば何人かは死なずにすんだはず。
以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。
気をつけますが。
例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。
言ったら殺されてたかもしれないけど。
ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。
殺人を見ていた人より殺人を犯した人の方が罪が重いのは当たり前。
それよりも軽い、財産の横取りを隠すために殺人を犯すかね。
既にリミッターが外れていたのかもしれないが。
そして、35年前の殺人事件の再捜査はする(ドイツの殺人罪に時効はない)のに、それ以前の殺人事件については証拠不十分であきらめるのもよくわからない。
現在の殺人事件もかなり証拠不十分では?
だって、声は聞こえなかったけれど言い争っている姿を見た、って証言だけだったじゃん、あの時点では。
そして冷酷な殺人犯という印象で書かれているけれど、目撃証言によれば発作的な殺人だったよね、もうひとつのと違って。
使用人が姿を消すのも不自然なのよ。
何十年も使えてきて、いろいろあったかもしれないけれど、貴重品を残したまま姿を消すって怪しすぎるやろ。
口先だけでも「お世話になりました」遠き手紙を置いて、スマホは持って姿を消せ。
まったく紛らわしいんだから!
野次馬的性格ではないのに、やけに事件の捜査状況を知りたがった人も、キャラクターに統一感がなくて気になった。
オリヴァーの家庭状況も恋愛体質もわたし的には不要。
もう58歳、落ち着いて、無理をしないで生きなさいよ、と言いたい。
あと、ドイツでも、認知症の親を自宅で一人娘が介護するんだ…と思った。
あれだけ外でバリバリ働いて、親のことは内緒にして、やって行けるのか?
案の定自分が殺されたとき、親は二階で鎖に繋がれていた。
それは徘徊する親への安全対策だったのだろうけれど、日本よりは福祉国家だと思っていたドイツでこれか…。