ネレ・ノイハウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オリヴァー&ピアコンビの二作目。
短い単元ごとに時系と視点が変わる独特の物語進行。
「深い疵」を読まなければ、手に取らなかったかもしれない本。タイトルだけで敬遠しない方がいい。
ところ変われど人が死に物語がはじまり、犯人が判明し帰結するのだが、わかっていながらもこの作者のミステリーに心底ハマってしまうのは、物語に手加減をしないリアリティなのかもしれない。不幸はどこまでいっても不幸なのが現実だし、憎悪は負の連鎖を招き、人間はどこまでも欲深く、恐ろしい。そしてそれを詳らかにする側の警察でさえ、ただ一人の、「人」なのだと気付かされる。そのリアリティは人の繊細で複雑な側面を観察し徹底的に描くからなの -
Posted by ブクログ
Theドイツミステリーの刑事オリヴァー&ピアシリーズの第2巻ですよ!
ミスリードの仕方がちょっとぎこちなくて、下手くそか!思いましたよ
でね、ちょっとあらためてドイツミステリーの特徴ってやつを調べてみたんですね
①社会派プラス警察小説
「日常に潜む闇」みたいなのを描く
警察の捜査を軸に環境問題や社会問題、地域社会の問題などを絡ませる
②田園ミステリ
どことなくのどかで静かな風景の中で、陰惨な犯罪が発生する
田舎の濃い人間関係の中で秘密が暴かれていく
③緻密でリアルな捜査描写
鑑識や法医学、心理分析なんかも丁寧で、職業としての刑事がリアルに描かれる
派手なアクションシーンは控え -
Posted by ブクログ
またしてもシリーズものに手を染めるひまわりめろんさんであった
はい、ドイツミステリーの傑作シリーズとして名高いネレ・ノイハウスの刑事オリヴァー&ピアシリーズです
翻訳を務めるのは、おそらくドイツ語で書かれた小説の97%はこの人が翻訳していると睨んでいる酒寄進一さんです(なわけない)
いやー、良い
オリヴァー&ピア良い
ホープハイムの刑事警察署首席警部で奥さん大好きのオリヴァーフォン・ボーデンシュタイン(フォンて付くから貴族やん)と部下で久しぶりに警察に復帰した女性警部のピアのコンビが”悪女”が殺害された事件に挑みます
まぁ、事件の方は普通
いや普通て
でもなんかオリヴァーのキャラが良いの -
Posted by ブクログ
ネタバレドイツの作家、ネレ・ノイハウスの警察小説オリヴァー&ピアシリーズ第一弾。
邦訳はシリーズ3作目から変則的に始まったため、しばらく様子見してたらいつの間にか10年積読。。。
オリヴァーの知り合いの高名な弁護士の自殺死体が発見される。時を同じくして、馬専属医師の妻の死体も発見される。妻は周囲の人から相当嫌われていて、誰が容疑者となってもおかしくない。この二つの事件は関連があるのか。。。
死んだ妻が題のとおり、酷すぎる悪女で。絶対自殺しないだろうと笑。
非常に読みやすく、スラスラと読める典型的な警察小説。。。。なのだが、登場人物の名前が覚えづらすぎて。馴染みがないためか、登場人物表と行っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず一気読み必至のストーリーで、ぐいぐい読み進めてはいたのですが、今回はちょっと読みながら頭の片隅に違和感がちょいちょい顔を出しました。
なぜみんな、周りの人に一言言わないの!?
そうすれば何人かは死なずにすんだはず。
以下、ぬるっとネタバレになっているかもしれません。
気をつけますが。
例えば、不審な日記の切れはしが届けられた時、過去に犯罪を犯した人は口をつぐんでもしょうがないけど、何が起こったのかわからないまま口裏をあわせさせられた人は「どういうこと?」って言っていいと思う。
言ったら殺されてたかもしれないけど。
ていうか、ハイケが殺された理由がいまいち判然としない。
殺人を見