ネレ・ノイハウスのレビュー一覧

  • 死体は笑みを招く

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    刑事オリヴァー&ピアのシリーズ、日本での刊行は4冊目。
    主席警部のオリヴァーと警部のピアは恋人ではなく同僚で、仕事で認めあっている関係です。

    時系列としては「悪女は自殺しない」に次ぐ2作目に当たり、1作目はどちらかというとオリヴァー編だったのが、こちらはピア編といったところ。
    1作目のほうがシンプルで、こちらのほうが筆が乗っている気がします。
    ドイツでは2冊同時に私家版で発表、それが大きな出版社に認められたという作家デビューなのですね。

    ピアは、まだ最初の夫と別居中。
    その夫ヘニングは高名な法医学者で、オリヴァーとも友人でした。
    大事件があると、ヘニングはまたこちらへ来ることにもなります。

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    2018年01月09日
  • 穢れた風

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     第一印象。分厚い!

     風力発電所の建設計画をめぐり、建設を推進したい施設建設会社と、自然保護を名目として建設反対を訴える市民団体との争いを軸にストーリーは展開する。
     風力発電ならばクリーンエネルギーとして環境にも優しいと考えがちだが、巨大な風車を数多く建てなくてはならないから、やっぱり木々を倒し、土地を均して環境を変えなくてはならない。市民団体もその点を突く。さらには自然の立地としても風車を回すほどの風が常時吹くほどの見込みはない。それではなぜそこに建設しようとするのか。その裏に見え隠れするのは補助金やファンドから流れ込む潤沢な資金の影。大金が動くところに人は群がる。そして事件は起こる…

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    2017年11月30日
  • 死体は笑みを招く

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    ネタバレ

    次々と登場する人物、錯綜する人間関係、交互に入れ替わるオリヴァーとピアの視点、そして頻発する事件…、一気読みできた。
    ただ、丁寧な登場人物一覧に助けられるものの、やはりドイツ語の名前は覚えにくい!しかも親子で登場が多いし。
    しかし、次々と容疑者を繰り出しながらも最後まで犯人を絞らせない展開の速さは見事で、前作より進歩している。
    確かこの作者は立て続けに(自主出版で)発表しているのにこのレベルというのはスゴイ。
    今作では環境破壊と汚職という骨太なテーマもあるし、一方でオリヴァーやピアの家族や過去に触れて横糸ともなるドラマもしっかり描かれホント盛り沢山な一作だった。

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    2017年06月05日
  • 死体は笑みを招く

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    ドイツの地名や名前が頭に中々入らず登場人物も多いから前半は面白さが感じられなかったけど中盤からは引き込まれた。
    どんでん返し系が好きなのですごく楽しめた。

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    2017年02月17日
  • 死体は笑みを招く

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    オリヴァー&ピア・シリーズ。翻訳順では第4作になるが、シリーズとしては第2作にあたるようだ。本作も二転三転のストーリー展開と、次々と浮上する容疑者、最後まで読めない犯人像とミステリーとしての面白さを十二分に堪能出来た。

    動物園で発見された切断された左腕と左足。殺人捜査課の刑事、オリヴァーとピアは事件の捜査に乗り出すが…

    邦訳第1作にして、大傑作の『深い疵』以来、次々とシリーズ作が翻訳されており、これからも読むのが待ち遠しい作家である。

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    2016年11月05日
  • 悪女は自殺しない

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    登場して日が浅い文庫なので仔細は敢えて綴らないが…「殺害の動機」に繋がりそうな話しが次から次へ出て来る人物が殺害されてしまい、様々な話しの中から事の真相を探ろうとする物語で、実に面白い!!

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    2015年07月11日
  • 深い疵

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    ノイハウス氏を知るきっかけの1冊。白雪姫も面白くよんだ。3冊めには今行き詰まっているけど。。。。
    ドイツ・ミステリーの深みにはまる途で出会った作者。好きです。

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    2015年04月12日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    オリヴァー&ピアコンビの第2弾。1作目より、こっちの方が登場人物がごっちゃにならなくて、読みやすかった。今回は、事件の捜査と並行してそれぞれのプライベートの事が描かれていたり、警察内部にも一悶着あったりで話の幅が広くて面白い!出だしから面白い小説ってあんまりないけど、これはその数少ないなかの1つ。

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    2014年12月18日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    ネタバレ

    面白かった。
    主人公のオリヴァー主席警部がコージマと別れてしまったのは残念だが、
    一応立ち直ったようなので良かった。

    ミステリーとしても、人間ドラマとしても
    とても面白い。
    もうひとりの主人公トビアスの出所後の人生に、
    ぐいぐい引き込まれる。

    前作に引き続き、
    お願いだから、このシリーズの一作目と二作目を
    翻訳してほしい。

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    2014年11月16日
  • 深い疵

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    面白かった。
    慣れないドイツ系の名前に四苦八苦しながらも、
    ぐいぐい引き込まれていく感じで、
    とても面白かった。
    相棒であるオリヴァーとピアが好対照で、
    お互いをぐいぐいひっぱっていく感じが良かった。
    二人の家庭(同棲)生活が良好なのも、好感がもてる。

    ただ、非常に残念だったのは、これが第三作なこと。
    第一作と二作はまだ訳されていないらしい。
    どおりで、途中でわからない話がでてきた訳だ。
    お願いだから、早く翻訳して出版してほしい。

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    2014年11月06日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    確かに人間のおぞましさが紛々としている感じ。加害者も被害者も事件の現場も関係者もすべてが同じ輪の中で、それゆえいろんなものが凝縮されてしまっているような。それにしても、一作目から読みたい!

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    2014年09月23日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    オリヴァー&ピアコンビの二作目。
    短い単元ごとに時系と視点が変わる独特の物語進行。
    「深い疵」を読まなければ、手に取らなかったかもしれない本。タイトルだけで敬遠しない方がいい。

    ところ変われど人が死に物語がはじまり、犯人が判明し帰結するのだが、わかっていながらもこの作者のミステリーに心底ハマってしまうのは、物語に手加減をしないリアリティなのかもしれない。不幸はどこまでいっても不幸なのが現実だし、憎悪は負の連鎖を招き、人間はどこまでも欲深く、恐ろしい。そしてそれを詳らかにする側の警察でさえ、ただ一人の、「人」なのだと気付かされる。そのリアリティは人の繊細で複雑な側面を観察し徹底的に描くからなの

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    2014年07月03日
  • 怪物を捕らえる者は

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    今回は、オリヴァ―が悪い女に引っかからなかった。家族の問題もなかった。良かった。本当に。
    ピアの個人的なあれやこれやが無いこともないが、ヤマがデカかったので署内の人間関係的なゴタゴタはなく、そこも良かった。そういうの要らない。
    分厚いが、先が気になり一気に読める。でも分厚いので手が痛くなる。何ページを超えたら分けると法律で定めるべきだ(笑)。
    今回は被害者家族と展開重視かな?

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    2026年04月03日
  • 怪物を捕らえる者は

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    ネタバレ

    2026年の9冊目は、ネレ・ノイハウスの「怪物を捕らえる者は」です。オリヴァー&ピアのシリーズ11作目となります。相変わらず辞書のような厚さで、読み応えが有ります。登場人物もかなりの多さです。
    ラストで驚きの展開が待っており、シリーズのターニングポイントになると思います。
    娘の初めての一人暮らしに伴うゴタゴタが重なり、かなり時間がかかってしまいました。
    16歳の少女ラリッサ・ベーレフェルトの殺害に伴って、犯罪被害者の遺族達による私的制裁組織の存在とその暗躍が明るみに出ます。組織は、法曹界や警察内部、オリヴァーとピアの所属するホーフハイム刑事警察署捜査11課内部にも及んでいました。誰が裏切り者な

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    2026年03月20日
  • 悪女は自殺しない

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    登場人物が多く名前も覚えにくく時間がかかってしまった。文章自体は読みやすく最後の二転三転する展開も良い、面白かったので別の作品にも期待。

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    2026年02月19日
  • 死体は笑みを招く

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    終盤で二転三転、伏線回収しながら結末に向かう終盤は圧巻、読後はとても満足度が高い。ただ読んでる途中は人の名前が覚えられずきつい、登場人物が多いのと内容詰め込みまくるからこんなに覚えられないのか?

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    2026年02月19日
  • 深い疵

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    ページ数を感じさせない展開とテンポで面白かった。主人公警察官のペアがとてもいい感じ。ただ人名覚えるのが大変だった…

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    2026年02月18日
  • 白雪姫には死んでもらう

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    韓ドラ視聴後、原作と知り読んでみました。
    映像として記憶されてしまいましたが、それでも読む進むうちに情景はドイツの小さな村になりました。
    他の作品も読んでみたいです。

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    2025年09月06日
  • 森の中に埋めた

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    相関図を書きながら読みましたが今回は特に込み入ってて途中で、これ誰とどんな繋がりあった!?みたいになりながら読みました。

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    2025年07月07日
  • 死体は笑みを招く

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    Theドイツミステリーの刑事オリヴァー&ピアシリーズの第2巻ですよ!

    ミスリードの仕方がちょっとぎこちなくて、下手くそか!思いましたよ

    でね、ちょっとあらためてドイツミステリーの特徴ってやつを調べてみたんですね

    ①社会派プラス警察小説
    「日常に潜む闇」みたいなのを描く
    警察の捜査を軸に環境問題や社会問題、地域社会の問題などを絡ませる

    ②田園ミステリ
    どことなくのどかで静かな風景の中で、陰惨な犯罪が発生する
    田舎の濃い人間関係の中で秘密が暴かれていく

    ③緻密でリアルな捜査描写
    鑑識や法医学、心理分析なんかも丁寧で、職業としての刑事がリアルに描かれる
    派手なアクションシーンは控え

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    2025年06月29日