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かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後10日ほど経過した遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人であるテオだったが、ピアが現場に赴いて邸内を捜索したところ、事件は一変する。主人の飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蠟化した3人の遺体が出てきたのだ。30人もの里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯だったのか? 刑事オリヴァーとピアが挑む想像を絶する難事件。大人気警察小説シリーズ最新作!
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Posted by ブクログ
最初はその分厚さに圧倒されたけど(文庫本で700ページ弱って!)読み始めたら物語に引き込まれてすいすい読めるし読むのを止められない。とはいえ、馴染みがない名前や地名でその辺りはちょっと読み難いけど。
刑事オリヴァー&ピアのシリーズ、9作目。 ドイツの警察小説です。 前作でオリヴァーの子供時代からの人間関係に絡む事件が起き、疲れ果てたオリヴァーは制度にある長期休暇を取りました。 オリヴァーは警察ではリーダーで人柄も見た目もなかなかいい男だが、やや女運が悪く振り回されがち。 とはいえ、ここへ来て落...続きを読むち着いたよう(笑) ピアは(何年も前になりますが)元夫と別居してこの地で農場を買い、警察の仕事に復帰、今では資格も先輩のオリヴァーと同等の主席警部に。お似合いの相手クリストフと再婚もしています。 さて、オリヴァーが復帰しての新たな事件。 とある邸宅の主人が亡くなっているのが見つかった。 さらに、犬舎の下に死体が埋められていたことが発覚。思わぬ大事件に発展します。 かって主人夫妻は多くの孤児を預かっており、虐待の噂もあったが真相はわかっていなかった。捜査していくと、関係者に複数の行方不明者がいることが判明します。 それは5月、母の日の頃に起きていた… ピアの妹のキムもまだ登場していて、意外に不安定な面も見せたりして、当初の予想より役割が重要になっていきます。 ピアの家族というのが長い間よくわからなかったのだが、旧弊な両親は娘たちの職業を今も快く思わっていないことなど、ドイツもそんなに開明的ではないのだねえ。 疎遠な妹へ抱くピアのコンプレックスや、上手く行かなかった理由とは。 生き生きと描かれる登場人物たち、数多い人たちが社会をなしている様子、現代の様々な問題を取り上げつつ、この特別な悲劇を解き明かしていく筆力はさすがです。 そして、真相に近づくにつれ、思わぬ出会いも… 今回も、胸に迫る読みごたえがありました。
シリーズベスト級。孤児を受け入れていたラインフェラート家の年老いたテオが死んだ。調べると犬のケージからラップフィルムに包まれた遺体が3体。テオが連続殺人鬼なのか? すごく時間がかかった。しかしその甲斐あり。 登場人物の多さ、被疑者の多さ。それを正当化するどんでん返しアンドどんでん返し。素晴らしい...続きを読む。 ※自分用ネタバレ 犯人は、孤児院で育ち、子供を捨てた母親を憎み、テレビで子供を捨てたことを話した母親を連続して殺した。刑事ピアの妹キムも実はレイプされた子を、親友の産婦人科医を通して、不妊のカップルにあげてしまっていた。そのため犯人に狙われた。
始めの翻訳シリーズからの大ファン。読み続けていてオリヴァーもピアも家族の様に感じるし、今回は特に年齢を重ねた二人を思うと、大切な友達と共にここに至ったと感慨深い。今回はピアがびっくりひっくり返るのが主題。
待ちに待ったネレ・ノイハウスの新作。 事件の原因などの陰湿な導入は、作者らしさに磨きがかかり、綿密だった! 冒頭と挿入のエピソードの惑わせ方が良かった。信じてる読み手を本当に惑わせてくれる。 シリーズを読んだ人なら、本作の深い湿度の事件の発端が、映像として今までの作品以上に脳内に表れるのではないでし...続きを読むょうか? 取材力というか、編集者さんの力というか、今のテクニカルな手法も絡めてつつ、問題提起を書く作者のメッセージが作者らしく力強い。これは過去No.1。導入と表現とロジックの妙が生きている。 オリヴァーでは無く、今回の主人公はピア、そして強くならざるを得ない女性達だから、最後はあんなにハリウッド的なのだろうか? ドイツ色があるのはオリヴァーだからだろう。本作はピアのものだ! とにかく、面白かった。エンタメ性がとても高い ネレ・ノイハウス大好きだ。
オリヴァー&ピアシリーズ9作目。孤児院から多くの子どもを引き取り、里親として世話をしていた家庭で主人の遺体が見つかる。捜査の過程でラップにくるまれた3人の遺体も発見された。犯人は徐々に絞られてゆくが、余罪も次々と明らかになる。孤児たちの厳しい現実と、子どもを捨てる女性など、社会の闇を描く。長...続きを読む編だが最後まで気が抜けない。
ここ最近のノイハウスの作品は、読み通すのに根性がいりますね。なかなか、全貌が見通せない。いったい何が起こってるんだかよく分からない。最後はそれが全部つながるのが凄い。 全然作風は違うんだけど、京極夏彦の『姑獲鳥の夏』とか『絡新婦の理』を思い出した。複雑に入り組んだ人間関係の網の目に絡み取られる感覚。...続きを読む何が起こっているのか分からず眩暈がする感覚。 そして何より、どんどん分厚くなる。
死体がゴロゴロ出て、最後は映画向きな派手な展開。 オリヴァーがまともになった。ちゃんと仕事している。 エンゲル署長が良い人になった。 ヘニングの小説はどうだったのか気になる。
オリヴァ―とピアシリーズの第9作。 新聞配達人が発見した老人の遺体。 大きなお屋敷は、以前里子を多く引き取っていた。 死にかけていた犬のゲージの中から白骨が発見され、 母の日に起こっていた連続殺人へと広がっていく。 もう一つのお話として、実の母親を捜している女性の話が 重なってくるが、まさかそれ...続きを読むがピアの妹のことだとは思わなかった。 二人とも無事助かって良かった。 ショックだったのは、ピアが白樺農場を売ったこと。 あんなに楽しそうに馬の世話をしていたのに、 馬も犬も亡くなってしまったのもショックだった。 五十歳を目前にして、夫が住んでいた家を買い戻し、 街に戻ってきた。 新しい生活になじんでいるのを読んで、 なんだか自分も引っ越ししたくなってきた。
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母の日に死んだ
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ネレ・ノイハウス
酒寄進一
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