レイ・ブラッドベリのレビュー一覧

  • 華氏451度〔新訳版〕

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    言い回しが理解できない部分もたくさんあるけど
    刺さる言葉もたくさんあって
    定期的に読んで心に留めておきたい本

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    2026年02月25日
  • ベスト版 たんぽぽのお酒

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    翻訳だからかSFだからか読みづらさはあるけれど、読み進めていくとハッとする瞬間が散りばめられていた。
    1957年刊行の本なのに、機械文明の侵蝕についていけない心が、AIについていけない現代と重なって、今の時代を書いているのかと錯覚する時も多かった。

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    • 12歳の少年ダグラスが世界の美しさや死の影に気づいていく過程を書いた本。
    • たんぽぽのお酒は、夏の出来事を象徴するモチーフとして扱われている。

    ◆ 小さな冒険と死の影が同居する夏
    • 1957年の長編だが、1940年代から発表されていた短編を縫い合わせた構成。
    • 緑豊かな田舎町での小さな冒険、家族の記憶、そして

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    2026年02月21日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    詩的な表現が多くて、思った以上に読むのに苦労した。でも、付箋を貼った箇所は沢山あって、面白かった。ベイティーの言葉が特に好き。ドラマ「女王の教室」を思い出した。確かに私たちはぼーっとしたり考える時間がどんどん減っているよな。気をつけよう

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    2026年02月13日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    何事にも興味を持ち、自由に調べられる、勉強できる事の素晴らしさを忘れてはならない
    知識と知恵の重要さを考えたり、自分を見つめる時間を改めて作ってくれた本作に感謝したいです

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    2026年02月01日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    はるか昔から人類が平和を希求してきた成果の集積である本を、たまたま歴史の先端にいるだけの者が燃やしていいわけない

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    2026年01月12日
  • ウは宇宙船のウ ブラッドベリ自選傑作集

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    SFファンのみなさん!
    SFの叙情詩人と謳われたレイ・ブラッドベリの至極の短編集『ウは宇宙船のウ』の新訳版が出てますよ!

    うーん、素晴らしい
    素晴らしい新訳ですよ中村融さん

    だいたいさー
    SFの叙情詩人よ?そんなん言われてる人の翻訳なんてごっついプレッシャーやと思うのよ
    想像でしかないけど、普通の英文じゃないと思うのよ
    それを訳すだけでもたいへんなところをさらに日本語でも叙情感出さなきゃならんのよ
    そしてちゃんと出てた!
    素晴らしい!

    だがしかーし!
    旧版の訳者大西伊明さんの業績にも触れたい
    何がすごいって邦題よ邦題

    原題ね『R Is for Rocket』なの
    これさ、わいらみたいな

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    2025年12月14日
  • 何かが道をやってくる

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    初のレイ・ブラットベリ。
    幻想的な世界観。時期的にもハロウィーン近くでより楽しめた。
    読後の清涼感が心地良かった。

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    2025年10月19日
  • ウは宇宙船のウ ブラッドベリ自選傑作集

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    書店で見かけて、懐かしい…と思わず手にとりました
    ブラッドベリ、何年ぶりだろう
    改めて読んで 彼の詩的な文体に惹かれるんだと改めて実感しました

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    2025年09月21日
  • 10月はたそがれの国

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    ネタバレ

    ブラッドベリのSFやホラーや幻想系の色んな短編が読めて大満足!毎日夜寝る前に1話ずつ読む楽しみにしてました。

    特に好きだったお話は『ある老女のはなし』と『集会』の2つ。

    『ある老女のはなし』
    歌って踊るのが大好きで、毎日を楽しく生きてるおばあさんは、「死」を受け入れることはけしてしない。それでも死の世界からお迎えがやってきて、うっかり寝てる間に魂がぬけて体が死体仮置場に持っていかれても諦めなかった。普通は起こり得ないからと諦めず、自分の信念に基づいて、強く逞しく生き返ってしまう元気おばあさんの話は勇気がもらえた。

    『集会』
    吸血鬼やコウモリ男、翼を持つおじさん、他人の意識に潜り込める少女

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    2025年08月28日
  • 太陽の黄金の林檎

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    各話に一つずつ描かれた挿絵が、この短編集の素晴らしさを底上げしていると思うんですよね…。

    SFとしてもファンタジーとしても完璧な、ブラッドベリの全魅力を注ぎ込んだような文句無しの名作「霧笛」から始まる短編集。

    ブラッドベリの短編集は「結局何が言いたかったんだ…?」という抽象的なお話も一定数含まれているのですが、この作品はそういう成分が薄めだと思います。

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    2025年06月26日
  • 10月はたそがれの国

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    やっと読み終わった
    だいぶ読むのに時間がかかってしまった。
    短編集はどうしても時間をかけて読んでしまう
    雰囲気とかとても好みでした。
    アイナーおじさんのファンタジーな感じと、群集の無機質な怖さの感じが特に印象に残りました。

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    2025年05月23日
  • 火星年代記〔新版〕

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    ネタバレ

    80年前に書かれたという作品。まだ火星というものが詳しく知られなかった頃に書かれたと思われるので、実際の火星をイメージして読むと混乱してしまう。ただしそれ以外はかなり面白く、人間のあらゆる側面が面白おかしく、そして少しだけ悲しく描かれている。個人的にだけれども、作者本人のキリスト教の、キリスト自身に対する解釈が凄く面白かった。

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    2025年04月27日
  • 火星年代記〔新版〕

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    ネタバレ

    レイ・ブラッドベリで最初に手に取ったのが「とうに夜半を過ぎて」で、それはうまく良さを掴みきれず挫折してしまったのですがこれは面白く読めました。
    著者はこの作品がSFと言われるのは疑問だと序文で書いているとおり、火星を舞台にした哲学的なファンタジーと言われるとこの小説の雰囲気にしっくりくる。
    でもこの幻想的で詩的な中に人間のリアリティがしっかりとある。宇宙旅行が自由になり人間たちは火星へそれぞれ色々な目的で旅行や移住するようになる。その結果、火星の元からあった文明はすべて破壊され、さらに地球では核戦争が起こり火星も地球をも壊してしまうという人間の悲しい罪深さが描かれている。
    この小説の核となる7

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    2025年03月27日
  • 太陽の黄金の林檎

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    引き込まれる。恐ろしくて、不快だが、どんどん読み進めてしまう。想像力を掻き立てる強烈な皮肉。「鉢の底の果物」が良い。狂気。

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    2025年01月24日
  • 火星年代記〔新版〕

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    「とやかくいわないでください。知りたいとは思いませんから」って、この本の冒頭の作者自身のけっこう長い“まえがき”。

    自分的には“童話的SF”または“SF的童話”なんだけど。

    確かに、グリムもアンデルセンも擬人化してるんだから、火星を地球化したからといって“サイエンス・フィクション”であるかどうかが議論されることは、ナンセンスだよねって、思うし。

    それにしても、長めも短め(たった1ページのもある)もごちゃごちゃなんだけど、なんとなく時系列であることがわかり、且つ、つながっているんだなぁって、感じる。
    前半の火星人とのやりとりも良いけど、特に、この短編集のなかではやや長めの「月は今でも明るい

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    2024年11月29日
  • 万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集

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    ネタバレ

    中村うさぎさんが霧笛の話をしており、この本を読もうと思った。読み進めていくにつれ、私はどんよりとした海に呑み込まれる気持ちになった。霧笛は孤独を象徴していると思う。物語に出てくる頸長竜は仲間の声が聞こえたと思って、暗い海の底の底から長い時間をかけ、泳いできた。なのに、仲間の正体は灯台。結局、竜は大きな声で叫び叫び叫び、灯台を壊して、また海の底で眠りにつく。この孤独感は、今作の竜だけではなく、私たち人間も一生背負っていくものだ。いくら友達や恋人や家族がいても、孤独感は消えないと思う。でも、私たちはこの孤独を背負って生きていくのだと、頸長竜が教えてくれた。

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    2024年06月23日
  • 火星年代記〔新版〕

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    レイ・ブラッドベリ(1920~2012年)は、米イリノイ州生まれ、高校卒業後に新聞の販売をしていたときに書いた作品(共作)でプロ作家となったが、1950年の『火星年代記』で名声を得、1953年に代表作『華氏451度』を発表した。作品にはファンタジックな雰囲気の短編集が多く、幻想作家として不動の地位を築いた。
    『火星年代記』は、米国のSF関連雑誌「ウィアード・テイルズ」等に発表された短編群に、書き下ろし作品を加えた、26の独立した短編を連ねて一つの長編とした作品である。年代記の題名の通り、1950年出版のものは、個々の短編に1999年1月から2026年10月までの年月が付され、その順の構成になっ

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    2024年06月19日
  • 火星年代記〔新版〕

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    火星への移住を試み、実際に移住し、最終的に手放すまでの時代を生きた人達の心情に寄り添ったオムニバスストーリー。なんですが、本作の火星は呼吸もでき、地球からの物資持ち込みも容易な設定なので(設定というよりは当時はそういう場所として想像されていたんだと思いますが)、当時の欧米から見た、地球上にある未開の地との交流といった体で読んだ方が楽しめるかもしれません。

    どれも詩的な表現に富んだ素晴らしい短編ばかりでしたが、中でもお気に入りは「第二のアッシャー邸」「火星の人」「長の年月」の3編。特に「火星の人」は居なくなった人を求める人間の心情を繊細に描きながら、ラストの「かんぬきをかけた」という言葉で締め

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    2024年05月30日
  • 火星年代記〔新版〕

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    ブラッドベリ初読みでした〜。

    地球から火星への植民という、作品全体を貫くひとつの設定。それを繰り広げられるSF連作短編集。
    いちおうSFだけれど、人間模様や風景の描き方がかなり幻想的で詩的で叙情的。幻想小説といった方がしっくり来る。

    火星人も出てくるのだけれど、そのイメージが序盤と終盤ではけっこう違う。後半では火星人は、エルフや何か人外の架空生物のよう。
    年代を追うごとに火星や地球人を取り巻く状況が変化してゆくので、続きが気になりつい読んじゃう。

    【ネタバレあり】
    全体の大きな破滅の中にも一縷の希望があるという終わり方が『華氏451度』を彷彿とさせる。といっても、原作は未読で映画だけ観て

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    2024年05月26日
  • 何かが道をやってくる

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    ネタバレ

    とにかくめちゃ怖かった!
    ハロウィンに古びた列車で街にやってきたカーニバルは、人々の負の感情を糧に永遠に続く悪夢のような存在。ターゲットにされた人間は時を巻き戻すメリーゴーランドにのせられ、何十歳も年を取り(または若返り)、日常での居場所が無くなり、カーニバルの一員になるしかなくなる。もう2度と戻れない日常に絶望する人間の感情はカーニバルを運ぶ列車の燃料となる。
    仲良しな13歳の2人の少年がそのカーニバルに捕らえられそうになる話。

    メリーゴーランドに乗ってぐるぐる回ることがこんなに怖い話になるとは…。鏡の迷路で、突然何十年も年を取った自分の姿を見る羽目になるのはこわい。
    少年たち2人とも仲良

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    2024年05月06日