レイ・ブラッドベリのレビュー一覧

  • 刺青の男
    何と言っても『万華鏡』に尽きるのではないだろうか。サイボーグ009の名台詞「ジョー!きみはどこにおちたい?」の原典。
  • 瞬きよりも速く 〔新装版〕
    なんだかんだブラッドベリの短編集を読み続けている。
    「Uボート・ドクター」ブラッドベリ先生、躁状態じゃなかろうか。無駄な比喩が多くて、良く判らなかった。
    「ザハロフ/リヒタースケールV」。発想は判るけれど、納得させるのは無理。
    「究極のドリアン」。SF漫画で見たような印象。これも説明不足。リアリティ...続きを読む
  • 瞬きよりも速く 〔新装版〕
    最近のブラッドベリ追悼祭りでは「う~ん」な内容だったけど、「バッグ」と「芝生で泣いている女」と「最後の秘跡」と「忘れじのサーシャ」は、個人的にあり
  • 太陽の黄金の林檎
    「サウンド・オブ・サンダー」が示す過去から現在、そして未来への小さく大きな繋がりは、SFの設定というだけでなく自分という小さくもかけがえのない存在を確認できる。
    「金の凧、銀の風」では他者と競うだけでは互いに疲弊し、調和する事に気付かなければ訪れる「ぬいとり」の終末も思いおこされる。
  • とうに夜半を過ぎて
    ブラッドベリーの短編集。SFは少ない。「青い壜」「十月のゲーム」は読んだことある。「救世主」も確か。
    ほろ苦さががブラッドベリの特長だが、苦すぎと思う作品もある。現代の都市生活にウンザリしたような話など、特にその傾向が強い。少年の日への賛美が直接的でなく、老いへの諦観へ変わってきているように感じた。...続きを読む
  • とうに夜半を過ぎて
    強烈に怖かったり、不思議だったり、絶望だったりしない。
    ただ、なんとなく自然にその世界に包まれていく感じ。
  • とうに夜半を過ぎて
    久しぶりに、レイ・ブラッドベリの短篇集。日常生活から香りだす暗い深遠を覗き見ると、自分の中に同じものを感じる。それに違和感のないことが何だか面白い。
  • 刺青の男
    久しぶりのブラッドベリです。冒頭の刺青の男との不気味な会話から、怪奇な感じの短編集かと思ったら、柔らかな宇宙SFがほとんど。父親がロケット・パイロットの家族の話などは、お約束と言えど胸が苦しくなってきます。でも、ブラッドベリは長編の方が好きだな。大傑作「何かが道をやってくる」はハロウィンの時に、「タ...続きを読む
  • 刺青の男

    僕はこの作者が嫌いかも

    訳が悪いのか、俺が悪いのか。
    あんまり合わなかった。
    ところどころ面白かったけど、なんかピンと来ないんだよね