何かが道をやってくる

何かが道をやってくる

1,200円 (税込)

6pt

4.6

その年のハロウィーンはいつもより早く訪れ、ジムとウィル、ふたりの13歳の少年は、一夜のうちに永久に子供ではなくなった──。深夜3時に町に現れた古びた列車で、カーニヴァルは運ばれてきて設営された。その喧騒のなか、回転木馬の進行につれて、人の姿は現在から過去へ、過去から未来へ変わりゆき、〈全身を彩った男(イラストレイテッド・マン)〉や〈塵の魔女〉が徘徊する悪夢の世界が、少年たちの前に現出する。SFの叙情詩人を代表する一大ファンタジー。著者自身のあとがきを付す。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

何かが道をやってくる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ハロウィンの前、吹く風が冷たくなり始めた今にぴったりの幻想的なホラー。過剰にも感じる比喩表現が、不気味なものをなんとか自分の知っている言葉に当てはめて理解しようとしているみたいでとても良かった。

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    ダークで独特の雰囲気に没頭できました。主人公もいいし、お父さんも素晴らしいです。好きだなあって思う文章がたくさんありました。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    かのスティーヴン・キングをしてSF界の巨匠レイ・ブラッドベリの最高傑作と言わしめたファンタジーSFの傑作『何かが道をやってくる』です

    「新訳」と銘打たれておりますが、むしろ古臭い感じ、しかしこれがいい味を出している

    物語はウィルとジムという二人の少年が住む町に夜中にカーニヴァルがやってくるところ

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    ブラッドベリで1番好きな一冊!!!!!!
    持ってるのは、藤田和日郎先生が表紙イラスト描いているもので、あの「からくりサーカス」を描く上でインスピレーションを受けたそうです。
    ダークファンタジーでありながら、主人公たちが敵に立ち向かう中での成長を感じられてとても素敵な作品です。

    0
    2024年06月10日

    Posted by ブクログ

    初のレイ・ブラットベリ。
    幻想的な世界観。時期的にもハロウィーン近くでより楽しめた。
    読後の清涼感が心地良かった。

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    レイ・ブラッドベリの1962年発表のダークファンタジー。著者は短篇のイメージが強いですが、これは長篇。1983年にディズニーで実写映画化(映画自体は凡作との評価)。

    10月のある夜、田舎町に突然現れたカーニバル。親友同士の少年2人は、そのカーニバルの奇怪で異常な様子を覗き見てしまいます。やがて2人

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とにかくめちゃ怖かった!
    ハロウィンに古びた列車で街にやってきたカーニバルは、人々の負の感情を糧に永遠に続く悪夢のような存在。ターゲットにされた人間は時を巻き戻すメリーゴーランドにのせられ、何十歳も年を取り(または若返り)、日常での居場所が無くなり、カーニバルの一員になるしかなくなる。もう2度と戻れ

    0
    2024年05月06日

何かが道をやってくる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元SF文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す