野尻抱介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
珍奇なタイトルだが、内容は割とまっとうな宇宙工学SFだった。好事家たちがネットを通じ協力して、有人宇宙飛行船やら軌道エレベーターやらを作るという短編集になっている。
登場人物達は超人的な技術力を有しており、資材やお金の調達も簡単に行えてしまうご都合主義的展開ではあるものの、技術的な課題をどうやって達成するかの過程は専門的かつ詳しく描写されていてリアリティがある。
物語としても面白く、大勢の人間が協力して技術的課題を乗り越え目的を達成するというストーリーからは,読んでいて工学のロマンが感じられとても良かった。
SFといっても,特に前半部分は、現実と乖離した"近未来"における -
Posted by ブクログ
面白かったです。
SFなんだけれどとってもハッピーしかない。。
ピアピア動画ユーザーたちの、「なんかそれ楽しそう!」というノリで、有人宇宙飛行や軌道エレベーター、地球外知性体とのファーストコンタクトまで。
軌道エレベーターが変異した蜘蛛(の糸)から作られるというのもよいです。ハミマ宇宙店。
「歌う潜水艦とピアピア動画」が好きでした。鯨とボーカロイド・小隅レイのコミュニケーションすてき。
最終話ですべてが繋がるのも良かったです。そしてあーやが地球を離れて宇宙空間を航海しているときに歌う曲が「ハジメテノオト」とか泣くやん。。
昔々にオススメされていた本をようやく読みましたが今までスルーしてたの勿体 -
Posted by ブクログ
「「ニコニコ動画」と「初音ミク」と宇宙開発の清く正しい未来を描く」
という宣伝文句どおりのSF
腹がくちるとかの言い回しがないと
ライトノベルとのちかさてきに
小川一水作品とあまり見分けがつかないような気がする作者の作品だが
ニコニコ動画というか初音ミクへの入れ込みっぷりは異状
「日本人は異星文明とのファーストコンタクトよりKawaiiが大事である」
で日本は今日も平和ですが始まりすぎが
「清く正しい未来」なのかは良くわからないが
「正しい」は現在に対する理想ではある
「清く」というところが返ってそうでないそうから忌避されるところである
『ふわふわの泉』が早川JAで新装される日も遠くないか -
Posted by ブクログ
「ピアピア動画」の清く正しい未来と変わらないので
「シンギュラリティ文明」化のほうについて
単語意味は「技術的特異点」で
つまり想像でき得る限り技術が向上した状態のことらしい
想像できることしか創造できない人間らしいSF用語である
人間が人間でありながら三次元以上のものを知覚することは無理らしいが
想像なら出来る
そうなったときどうなるかも想像の内であるようだが
想像できないほどそれを極端に推し進めた先はどうなっているのか(=宇宙の端の先には何があるのか)
人類が衰退して妖精さんに託されるのか
活力失うことなく連続を成すのか
オーバーロードがなんとかしてくれるのか
それとも想像できない状況に陥