【感想・ネタバレ】私と月につきあってのレビュー

あらすじ

フランスが計画した、アポロ計画以来となる月面着陸ミッション。そのサポート任務につくため、森田ゆかり、マツリ、三浦茜のロケットガールズ3人は、南米ギアナの宇宙センターへと向かった。しかし、そこで出会ったアリアン・ガールズの冷徹なリーダー、ソランジュとゆかりはそりが合わず、ことあるごとに衝突してしまう。不穏な空気が流れるなか訓練は進んでいくが、そこで最初のトラブルが発生する……シリーズ第3巻。

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3巻読了

この巻からアニメとは関係なく進む話。
今から20年以上前のストーリーとは言え、中々に秀逸。
ある程度、トンデモ話が組み込まれてるのは仕方無いとして、
SF物としては夢のある内容で面白い。
さて、次巻が最終巻。
タイトルは「ロケットガール」で、大きなフォントが使われてるのはサブタイトルですので。

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2021年01月07日

Posted by ブクログ

さすがにこの世界観で月旅行はリアリティに欠けてくるが、そのぶんドラマは充実。まさかのマツリの大活躍も嬉しい。特殊能力も活きてるし、レンチで指、の場面は名場面だと思う。
それにしても、このシリーズ3冊で共通して出てくる描写は、宇宙服が汗臭い、ってことでした。

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2014年06月20日

Posted by ブクログ

ほい。

これはひょっとして名作シリーズだったのか?
宇宙技術の地道な積み上げと奇想天外さが程よくミックスされていて、とても面白いですね。うん。
月面でのトラブルで絶体絶命ピンチで暗黒の闇で・・・てゆう場面、なんだか某「宇○兄弟」みたいだ。

ほい。

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2014年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 ロケットガール3作目。これは面白かった。フランス版ロケットガールの本格登場。ちょっとキャラクターが掴めないうちに出番が終わってしまう娘もいたが、イラストでもあればと思う。
 後半の危機の設定とその脱出方法は、作者があとがきで触れている通り かなり画期的なアイデアだと思う。
 科学的知見も、なにげない文章の中に 当事最新の知識と、一般人になかなか理解されない科学的事実が織り込まれ、読むと賢くなったような気がする。
 日本のロケットガール3人の中で、メインヒロインのゆかりはこれまで受動的な立場に置かれる事が多い印象が強かったが、今回能動的な立場になると実に爽快なキャラとなった。

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2014年06月11日

Posted by ブクログ

まさかの月面着陸.なお,場所はNASAが選んだところよりも難しいところへヨーロッパ(ESA)の国旗を立てに行く.ご人的にはクライマックスにいたるまでのすべてが伏線であって,脇役であり最後の最後で盛り上がり,とても素晴らしい物語である.

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2014年05月27日

Posted by ブクログ

面白かった。アニメチックでキャラクターが立ってる。
月面への着陸、離陸は野心的なやり方で、面白かった。

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

良い良い。三人のキャラが立って、三人一組感が出てきておる。マツリがあんまり活躍してない感じはあるが本人はそんなことどうでも良い感じがするのでちょうどよいバランスなのかもしれん。

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2014年10月28日

Posted by ブクログ

フランスとの共同ミッションに臨むロケットガールズの面々。
表紙の赤い宇宙服を着ているのが、フランス版ロケットガールズです。そういえば、ゆかりたちの人気に便乗する形で企画立案運用されていましたねフランスでも。
まさか、共同ミッションとして登場するとは思いもよらない。
フランス版宇宙服、もっとゴツいものを想像していました。NASAよりはボディスーツで、SSAほどスキンタイプではないというものなので、イラスト通りなんでしょうけどね。ただ、近未来SFでイメージする宇宙服として一番馴染みがあるのはフランスのタイプかもしれない。
メトロイドっぽいけどね。

偏見混じりで造形されたフランス人たちとの月面着陸ミッション。地上での訓練の時点から波乱です。なんとなく男女関係のトラブルが起こるんだろうな、という予想はしていたのですが、二人とは。こういう子おtが起こるだおるな、という予想をしてしまう時点でフランス人に対する偏見なのでしょう。日本人といえばニンジャみたいなあれですね。

月面からの脱出というか離陸というか、3巻最大の見せ場が楽しい。
限られた状況下で抜け穴を見つけて、機転を加えて、ミッションを成功させるというのが物語の華のロケットガール。
月面からの離陸ミッションはいいですよ、本当にいい。
『ラピュタ』のあがれぇえ!に通じるものがあるので、大好きです。
月面に不時着して、なんとか生存と帰還を目指すゆかりたちの奮闘があればこそ、この脱出シーンの緊迫感が際立ちます。生死の境といいますが、ほとんど死に近づいた状況からの大逆転ですから。ゆかりたちの活動で描かれている宇宙飛行士の活動は、おそらく作品のテイスト上、だいぶライトに仕上げられていると思います。現実の技術を無視しているわけではないけど、小説としてあえて省略している部分もあるはず。そのために、日常生活の延長の気分で読んでしまう面も多々あるのですが、一歩間違えれば死ぬんだ、という危機感を再確認させられた月面への不時着と、その後の行動。
いつも無鉄砲で破天荒で気風の良いゆかりが、弱音を見せるのも新鮮で、宇宙という場所の過酷さを教えてくれたような気がします。
ただただ、お気楽極楽な宇宙飛行士ではありませんよ、ということですね。マツリのおおらかさが影響している部分もありますが、彼女のおおらかさは、冷静と安心の代物。茜とは違った安定感をもたらしてくれるので、勘違いしてはいかん。

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2025年05月30日

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