【感想・ネタバレ】魔法使いとランデヴーのレビュー

あらすじ

小惑星探査機《はちどり》が、トラブルのため地球に帰還できなくなった。テザーによる救出を打診されたゆかりは、その危険性から任務を拒否しようとするが、「レミソの恋人が《はちどり》に乗っている」と不自然な積極さを見せるマツリによって、事態は思いもよらぬ方向へ――無人探査機の救出ミッションを描く表題作ほか、国際宇宙ステーションでのテロとの闘い 「対決! 聖戦士VS女子高生」など全4篇を収録する短篇集/掲出の書影は底本のものです

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Posted by ブクログ

短編集、ですね。

日常的にひょいひょい有人飛行に行ってるところがスゴイ。
ふつーは宇宙飛行士ひとりあたりトータル2~3回ぐらいのもんじゃないかな、たぶん。

はやぶさ君とのカラミもあったりなんかして。
スペースシャトルはたぶん引退済みなんだな。
うーん、時代だなぁ。

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2014年06月27日

Posted by ブクログ

今回は短編と中編で構成されたお話.時事ネタが合わさっておりちょうどはやぶさの時期に執筆されたと思う.今後は新刊としてまたでるのだろうか.これで再販は全部そろったので.

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2014年05月27日

Posted by ブクログ

とても面白かった。
今回は、マツリがメインで活躍してラストで、ただならぬ姉妹愛も垣間見えててんこ盛りだった。

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2018年05月14日

Posted by ブクログ

短編3つと中編1つのロケットガール4巻。

ムーンフェイスに慌てふためくアイドル、綺麗事をぶっ飛ばす女子高生、大義よりも愛の短編3つと、大気圏突入大作戦の中編です。

いやいや、スキンスーツで大気圏突入って何を考えているんか、と思わず突っ込みたくなる。素材的には理論的には可能といえど、ギリギリの選択すぎないか、と思います。
大気圏突入というと、どうしてもガンダムシリーズのシーンが出てきてしまう。ガンダムのおかげで、大気圏突入というと綱渡りミッションの感覚が強いですね。帰還限界点を超えると即死亡、一つ間違えたら諦めて、の印象です。
それをスーツ着ているとはいえ、ほぼ生身の感覚でやるというのは覚悟が決まりすぎているというか、理解ができない。江田島平八ぐらいかと思ってましたよ、そんな覚悟を持ち合わせているのは。塾長は、大分人外の存在だしコメディ担当な部分もあるのでいいのですがね。
と考えると、塾長以上の覚悟の持ち主ということになりますか。

そんな覚悟を持つに至ったのも、マツリの人生がかかったミッションを成功させたい、というゆかりの気持ちがあるから。
マツリ個人には寄り添うけども、マツリたち民族の風習とは距離をおいて平坦な気持ちで接する。民族の風習については否定気味ではあるけど、個人の範疇内であれば尊重する、というゆかりのスタンスはなかなか持ち得ない資質だと思います。
理解不能なものを否定、拒絶、攻撃するのは簡単ではあるけど、尊重するのは本当に難しい。共感、迎合、癒着にならず、自己を保ちながらというのも、また難しい。
徐々に相互理解を深めていくのが望ましいのだけど、そこから共存の道を探れるのが一番いいのだろうけど、理想論だと切り捨てられるんだよなぁ。
完全な相互理解というものは難しい。ニュータイプか、と言いたくなるけど、それでも土足で踏み込むな、になるので難しい。
難しいことを諦めてはいけない、というのは宇宙開拓につながることではありますね。どのジャンルでも言えることですが、やはりトライ&エラーをやり続けることが一番大変で一番の強み。努力の天才、ってそういうことだと思います。

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2025年05月31日

購入済み

んなバカな

とりあえず完結。
4巻の前半は要らない、っと云うか描写する事で逆にマイナスイメージ。
後半はいろいろ無理が有り過ぎるのと、不可能なシーンが多いので減点。
理論上可能なのは解ってるけど、人間の身体はそこまで持たない。
最終巻だけ勿体無い。

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2021年01月07日

購入済み

ハードSF的描写は良いけど・・

中篇の「魔法使いとランデヴー」は良いが、あとの短編は駄作。
特に「クリスマス・ミッション」での、世間知らずの16歳の小娘が恵まれない子供に浅薄な説教をする件にはげんなりさせられる。野尻の作品にはたまにこういう救いようのない描写が見られるが、理科系人間の人間的な薄っぺらさゆえだろうか。

それにしても、マツリと茜はともかくゆかりは何も分かってないくせに下手に歳を重ねたゆえに自信過剰でクソ生意気な三十路女に思えるのは私だけだろうか。これで16歳はありえないね。

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2015年01月12日

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