西野亮廣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終えて西野亮廣氏に抱いた感想、この人は地頭がいい、ということ。
難しいことを分かりやすく説明したり、頭の中で多くの人がなんとなく思っていることを言語化できたりしている。
その一例が、航空会社がニューヨークまで飛行機をフライトさせるとき、航空運賃の設定を席別に価格差を付けていることの合理的仕組みの説明だった。これはとても分かりやすかった。
「まえがき」に書いてある「今、この国に足りていないのは「希望」だ。」という部分、これはまさに同感である。
山口周『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』が勧められていたので、読みたいリストに入れておくことにする。
日本人の職人気質(とことんクオリティーにこだわる癖)に言及されている。続く「オーバースペック」に結び付く振り出しに挙げられている。この項目は考えさせられる。ビジネス的には、例えば、ラーメン作りの技術の細部に拘ったところで、費用(資源の分配)が嵩み利益の余地は少なくなる。「「オーバースペック」が職人の矜持や自己満足であり、社会的には無駄骨になる可能性を多分に秘めていることは、分かっておいた方がいい。」これは確かにもっともなことである。そうは指摘されつつも、職人気質の国民性だからこそ、日本の製造業が強いことは確かである。iPhoneを作っているAppleの創業者の一人、スティーブ・ジョブズがApple製品の開発にあたり、日本の製造業を大いに参考にしたことはよく知られている話しである。
「貧乏」を一言でまとめると、「選択肢がない状態」とはよく的を射た表現ぶりである。貧乏の状態を観察し、しっかり考えたことがないと、浮かんでこない発想だと思った。 -
Posted by ブクログ
機能で売っている限り、価格競争から逃げられない。
フェラーリの機能は実用的ではないが、意味があるから購入する。
機能ではなく、意味で購入される。
この意味をどう創出して、ファンになってもらうか、応援してもらうのか
そこを踏み間違えてはいけない。
頑張っているから応援したいな、が購入の原動力になっていると強い。
ファンになってもらうための仕掛けをいくつ作れているか。
不便であり、コミュニケーションが生まれる仕組みはあるか。
特にスペインの郊外でのお酒の話が秀逸だった。
その場にいる誰かと共同作業をしないと飲めないお酒。
しかも、そのお酒は街中でいくらでも安く飲める。
町外れにわざわざ行って、共同作業があるから誰かと繋がる。
そのコミュニケーションが楽しくて、高いお酒を郊外まで飲みに行く。
不便なコミュニケーションが生まれる。
人との繋がりがそのサービスの価値を高くする。
この本を読むと、機能で勝負するしかない大企業の方が仕事は面白くないな
と思ってしまった。 -
Posted by ブクログ
お笑い芸人としての西野亮廣氏を好きな立場で読む。
過去にたくさんの本が出ていることは知っていたけど、実際著者の本を読むのは初。
ビジネス書として自己啓発本としての側面を持ち、さまざまな視点に発見があり面白かった。
モチベーションについての考え方になるほどと思ったし、短編映画についての切り口にロマンを感じた。
読み終えてぐるぐると思考を巡らせていると、この本に書かれていることができるのは、著者だからこそ、という側面が強い気がしてきた。
「きみ」と問いかけることで、あたかも自分のための本だと信じてしまうが、これは著者のための「経典」「思想本」であるのではないか。定期的に信者へのメッセージを届け新たな信者を集めるための手段。いざ実践してみようと思ってもできることは少なくて、それができる著者の凄みを感じる流れ。今回の具体的な目的は「私に投資をしてくれ」なのだろう。
著者のターゲット層は2層ある気がする。
ビジネスというバトルに興味がある層と、プペルという心地よい王道エンタメに浸かる層。それぞれ異なる属性だが、正直著者にとって彼らの心を掴むのは容易に見える。
穿った見方をしてるかもしれないがひっくるめてすごい人だなぁと思うしお笑いの時はちゃんと本気でぶつかっているところも伝わるので好感を持っている。今後も隙間から覗いているくらいの距離感でウォッチさせてもらう。
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Posted by ブクログ
本音が書いてあっていいな。
プレミアムとラグジュアリーの違い
プレミアムは意味があって役に立つ。競合の中での最上位の体験。車で言えばベンツやBMW
ラグジュアリーは意味はあるが役に立たないもの。競合がいない体験。車で言えばランボルギーニ
認知度-普及度=ラグジュアリー度
ラグジュアリーを作りたければ「たくさんの人が知ってるのに、商品は5個しかない」もしくは買いたいのに買えない人が多ければ多いほどいい。買えない人を増やすために広告費を払っている。
「機能」はお金にならない。機能を売ると価格の答え合わせをされてしまう。
「意味」を売ると競合がいないから相場がない。〜だから高いという説明ができないから。
人間の労働力に頼ると生み出せるお金に限界がある。
たくさん売ることができない現代を生き抜く戦略として「自分以外の何かに働かせる」と言う脱労働集約型、脱完売思考は頭に入れておいたほうがいい。伊藤1人雇うと月30万のコストがかかる。
お金が尽きると夢は尽きる。これが現実。
お金の知識を増やし、新しいお金の概念を得ることが夢を掴むコツ。
とりあえず始めてみないことには何も始まらない。だけど、とりあえず始めてみるにはお金がかかる。お金がなければとりあえず始めてみることもできない。やりたいことや、モチベーションを産むためにはお金が必要ということ。なぜならそれはアクション起こして、小さな結果が出たときに、もっと結果を出してもっと気持ちよくなりたいとなることがやりたいことやモチベーションにつながから。 -
Posted by ブクログ
共同幻想によってのみ成立するお金を軸に、色々な切り口で物やサービス等の価値を説明しており、少ない字数で価値の本質が分かり易く説明されている。特にお金で手に入れられる物について、機能性と付加価値に分け、付加価値についてもプレミアム性とラグジュアリー性に細分化し、具体的な事例での説明が分かり易かった。ここから派生した事例として、日本の高性能な技術がなぜガラパゴス化して世界に一人負けしていったかのプロセスがとても分かり易かった。漠然と理解されている価値という抽象的な概念について、個々に分かり易い事例を上げて上手く言語化されていて、抽象的な価値をビジネスとしてどのようにお金に結びつけていくかの一助となる内容であった。
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Posted by ブクログ
堀江貴文「チャレンジすれば、失敗する確率も上がる。逆に言うと、チャレンジしなければ失敗することはないかもしれない。でも、成功することもありえない。」
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」
山中伸弥「どんな人の人生にも、その人なりの『塞翁が馬』がある。だからこそ人生は楽しい。大変なことが起こった時こそ、それをチャンスと捉えよう。」
秋元康「どんなに一生懸命考えたとしても、『選択は必ず間違える』。だったら考えるな。直感でいいと思った方に全力で走れ。行き止まりになったら間違えたと思って戻ってくればいい。」
「『人生、無駄なし』出会った人、起きたことすべてに意味がある。」
「夢は全力で伸ばした手の、その指の一ミリ先にある」
どんな人の人生にも浮き沈みはある。
ハッとする言葉が多く、人の言葉の力って凄いなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
始めてみないと何も始まらない。始めるにはお金が必要。
機能ではなく意味でお金を稼ぐ。方法は学ぶことができる
プレミアム
・競合がある中で最上位の体験
・比較して購入
・機能が決め手
ラグジュアリー
・競合がいない(比較しない)体験
・指名買い
・機能ではなくブランド、夢※機能を売りにすると比較されて高いと思われる
・知っている人は多いが持っている人は少ない
販売系クラウドファンディング;支援者に商品を返す
支援系クラウドファンディング;できるだけ多くのお金をプロジェクトに使う。支援者に商品を返すのにお金を使うなら、プロジェクトに使ってほしい
顧客:商品を購入してくれる人
ファン;サービス提供者が好きだから商品を購入してくれる人
①より高く売るには機能以外の意味が必要
・キャバクラやホストクラブのシャンパンは飲み物代ではなく、ファングッズ
・キャラクターグッズは機能ではなく、意味や応援にお金を払っている
・機能の価値は安定しているが、意味の価値は変動が激しい
意味の価値を守らないと暴落して、高値で買った被害者を生む。詐欺と変わらない
・応援してもらうには、目的地に向かって頑張っていることが見える状態であること
・意味の価値を守るには共同の幻想を持つコミュニティが必要
紙幣に価値があるというコミュニティに所属しているから紙切れに価値が生じる
②楽しめる不便はビジネスになる。楽しめる不便は解きがいのあるパズルだったり、他人とのコミュニケーションを生むBBQだったりする。あえて不便さをデザインすることが差別化につながる
③知らなかったのではなく、知ろうとしなかった。
知らないものを否定するから、時代遅れになった。
やりたいことはアクションを起こした先にある。待っていてもやりたいことは降ってこない -
Posted by ブクログ
「職業には寿命がある、しかし多くの大人は『職業は永遠に続く』という前提で話を進めている」という文言に凄く共感しました。
今回も西野さんの本から多くのことを教えてもらいました。
① お金とは何か?
お金とは「信用を数値化したもの」である。
② お金を稼ぐな、信用を稼げ、「信用持ち」は現代の錬金術師である。
③ 先生(公務員)は、社会に出たことがないため、お金を作る経験や知識について、壊滅的状況な人である。
④ 絵本は「ネタバレ」がスタートライン
知らない内容の絵本は買わない、だから無料公開してネタバレさせた。→スマホの縦画面だと見づらいから、絵本を買ってくれる。
⑤ 「口コミ」をどうデザインするかが大事。特に利益が絡んでいない人の口コミが大切。
⑥ 努力量が足りていない努力は努力ではない、誤った努力もまた、努力ではない。
⑦ お金で信用を両替することはできないが、信用をお金に両替することはできる。
⑧ 踏み出す勇気はいらない。必要なのは「情報」だけ。分かっていれば怖くないから、行動できる。
⑨ 情報は、行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まってくる。
⑩ 幸福度を決めるのは「クオリティ」ではなく「伸び率」である。