鈴木康士のレビュー一覧

  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    相変わらずの読みやすさ!ページのめくる速さとスピーディーな展開がかみ合って、八雲シリーズの1つの面白さが出てるんだと思う。
    石井さんの話より、複雑で、こっちの方が面白かった。
    複雑な事件の様子に対して真っ直ぐな後藤さんの姿勢が見ていて気持ちがいい。

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    2015年01月06日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    久々の神永さんモノでしたが、独特の雰囲気感、テンポ感は、どの作品にも共通していて今回も一気読みでした。
    内容的には少々山猫が脇役な感じですが、まぁ今回はそういう回だったってことで、復活山猫、次回作にも期待しまする。

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    2015年01月05日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)

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    読書録「心霊探偵八雲6下」4

    著者 神永学
    出版 角川文庫

    p34より引用
    “確かめてもいないことを、決めつけて
    話す。こうやって、噂に尾ひれがつくのだと
    晴香は実感した。”

    目次より抜粋引用
    “彷徨・陽
     決別
     その後
     夜桜”

     幽霊を見ることができる大学生を主人公
    とした、心霊ミステリー小説。
     八雲の叔父である一心が、刺されて重傷
    を負った。その犯行を宣言した相手は、拘
    置所の中にいた。身内が傷つけられながら
    も、八雲は見かけ冷静に事件と対峙する…。

     上記の引用は、一心が入院する病院での
    幽霊の噂についての一節。
    人は物事を伝えるときに、多かれ少なかれ
    その人の主観が混じ

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    2015年01月04日
  • 心霊探偵八雲9 救いの魂

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    「心霊探偵八雲 (9) 救いの魂」
    シリーズ最高のクライマックスが迫る。


    2015年は、デビュー11年目となる神永学。彼が最も多く書いた作品が、心霊探偵八雲シリーズである。外伝を入れると全12作品となる。本作は本編の第9弾に当たる作品である。銘打つは“シリーズ最高のクライマックスが迫る”と言うメッセージ。否が応でも期待が高まってしまう。


    結論から言うと、シリーズ最高のクライマックスが迫る...とは表現が適切では無いかなと思った。八雲シリーズでは定番の展開に見えただけに尚更だ。


    しかし、内容にがっかりと言う訳ではない。相変わらずの一気に読める安定感を維持しているのは、個人的に大好きな

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    2015年01月01日
  • 心霊探偵八雲9 救いの魂

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    サスペンスドラマを見てるような感覚で、面白かったです~
    登場人物も段々逞しく行動的になってきてるので、ちょっとハラハラしながらテンポ良く読めました☆
    次回、石井さんと真琴さん、八雲と晴香の進展が気になるのと最後の八雲の目が心配ですが・・

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    2014年12月28日
  • 心霊探偵八雲5 つながる想い

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    読書録「心霊探偵八雲5」4

    著者 神永学
    出版 角川文庫

    p186より引用
    “世の中、真実を知ることだけが全てではな
    い。一心の愛情があったからこそ、八雲は闇
    を抱えながらも、優しさと芯の強さを持った。
    そう思いたい。”

    目次から抜粋引用
    “失踪
     悲壮
     思慕”

     死者の魂を見ることが出来る大学生を主人
    公とした、心霊ミステリー小説。
     十五年前、一家惨殺猟奇殺人があった現場
    に、テレビ番組の収録班が撮影に来ていた。
    偽の霊媒師を伴って、彼らが現場に踏み込む
    と…。

     上記の引用は、主人公・八雲の出生につい
    て語られた箇所での一節。
    嘘も方便、とりあえずその場を乗り切るため
    には、

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    2014年12月27日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    待ってました、4年ぶりの山猫。
    あの、軽くて飄々としながらやってくれる感じが好き。
    ウロボロス、検索してみたら全然関係ないけど、来年同名のドラマあるみたいで。そっちはそっちで面白そう。

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    2014年11月27日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    魔王とウロボロスと山猫、三者の争いに巻き込まれた?勝村さんが面白い。弱い面が有るけれど、物事に真摯に向き合うことが出来るのはある種の強みになるのね。

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    2014年11月23日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    八雲が犯人?
    目の前には刺殺体、手には血、記憶なし。
    最悪の状態から始まるストーリー。

    珍しく八雲視点の回想があり、こんなこと考えてたんだーと、親しみがわく一面も。
    全員が八雲の無実を信じて動き回る姿に、熱い物を感じざるを得ない。
    家族って、仲間っていいな。

    最初から七瀬美雪の罠かとは思うものの、心霊との結びつきが綺麗な線を繋ぐところは見事。

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    2014年11月18日
  • 心霊探偵八雲7 魂の行方

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    長野に転校した真人が、憑依に巻き込まれる。
    この巻、ほぼ長野。

    定番メンバーの結束力の強さを発揮しただけでなく、
    八雲の謎な生い立ちも明らかに。

    そして、何よりも石井刑事の七瀬深雪の遭遇率の高さは、悪運が強いとしか言いようがない。。
    でも、彼は確実に強くなっている。
    成長か、もともとのポテンシャルの高さか?

    後藤刑事もまた、奈緒の親としてどっしりしてきて、逞しくなった。

    今後、どうクライマックスを迎えるのか。
    楽しみ。

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    2014年11月13日
  • 怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

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    間違えて2巻から読んでしまいましたが、若干のネタバレ(?)はありましたが楽しめました。
    探偵とは付きますが、ミステリーかな?って感じです。謎らしい謎はあまり無いので、ミステリーを楽しみたいなら物足りないかもしれないです。
    ロマンスほぼ無いし、サスペンスでも無いし、アクションと言うにはあまり派手さを感じ無いので、やっぱりミステリーなのでしょうかね?
    山猫が良かったです。善人では無いけど、鼠小僧的なところや、口では悪いけど、最終的に丸く収める感じとか。調子外れの歌も。
    一巻はこれから読むので、改めてもう一度読み返したいです。
    確率捜査官御子柴さんが名前だけ出てきました。前後の巻で登場があるのか、気

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    2014年11月05日
  • 心霊探偵八雲6 失意の果てに(上)

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    かつてない不穏な空気に不安な展開。
    一心の存在の大きさと、それぞれの登場人物の絆が試される上巻になっている。
    前回からレベルアップした石井刑事と、後藤夫婦の歩み寄りに注目したい。

    八雲のふらふらどこか行ってしまう癖もここら辺で直してもらって、晴香の気持ちも考えてくれたらな。

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    2014年10月28日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    番外編という位置づけながら、本編同様の謎とスリルが味わえるシリーズ。
    今回は後藤に関わる事件ということで、彼の魅力が再発見できたような気もしました。元相棒・桐野との確執がなんとも切ないのだけれど。だからこそ今の後藤があるんだよなあ。
    ミステリ的には完全にミスリードに引っかかった……最後まで気の抜けない展開に脱帽です。やりきれない事件だけれど、その分「ただ歌うだけの幽霊」の優しさがほっこりとした読後感として残りました。

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    2014年08月18日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    讃美歌を少しは知っているがこの曲は知らなかった。YouTubeで聞いたら泣けてきた。主よ という祈りに、愛と許しが込められている気がして。

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    2014年07月13日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    今回は、後藤さんの過去の同僚が絡んでいる話でした☆
    歌っているだけの幽霊でしたが、八雲の頭脳で無事解決・・
    後藤さんと桐野さんの確執も解消(桐野さんの死後だけど)されたようで、後藤さんも少しは成長してますね~ハハッ

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    2014年07月05日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩

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    赤い左目で死者の霊が見え、話すことができる八雲が主人公の
    シリーズなんだけど、これは外伝。
    とは言え、主役も八雲のままだし、物語の展開の仕方も同じ。
    単行本では9作目、文庫では8作目まで本編は進んでいるが、
    時系列としては、6作目以前のどこか。
    後藤もまだ刑事をやめていない頃のお話。
    本編で描ききれなかった部分を掬っていくシリーズになるようです。

    前作では石井刑事にスポットを当てた内容でしたが、
    今作は後藤刑事。彼が過去にかかわり、出逢った当初の八雲を
    放っておけないと思わせるきっかけとなった事件、
    そして当時の相棒との確執。

    物語自体は大学生3人がとある泉で幽霊に出くわし、
    そのうちのひ

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    2014年07月02日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    これまでの八雲シリーズは、八雲の周りにいる人たちの目線から描かれていたが、今回は、八雲の目線から物語が展開している。ある日、洞窟で目を覚ますと、僧侶の死体が❗️さらに、そこに警官が来て、八雲にとって最悪の状況に。指名手配されながらも、真実を突き止めようとする八雲と、腐れ縁の後藤刑事。彼らが最後にみたものとは⁉︎そして、あの悪女も登場し、晴香がピンチに。手に汗握る展開はハラハラドキドキの連続。

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    2014年06月22日
  • 心霊探偵八雲8 失われた魂

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    もーーーさっさとくっつこうよーーーー。じれったい!!で、美幸しつこーーーい!!死なないと終わらないね!!きっと!!

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    2014年06月13日
  • 地獄の門

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    ネタバレ

    途中からわかってくるけどそれでも勢いがあって最後まで楽しく読めました。
    まぁほんと、悪魔だなぁって思います。
    理不尽だけど妙に納得しちゃうシステムに感心したり。分かりやすさもよかったです。

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    2014年03月25日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    ネタバレ

    舞台化をきっかけに読み始めました。このシリーズは、さらさら読めるテンポ感と、キャラが際立っているところが魅力だと思ってきましたが、舞台脚本が元のこの外伝でもそれは変わらず。読みやすいです。
    一つ気になったのは、晴香ちゃんのお友達さん。ただ憑かれただけで、特にメインの事件とも関係なかったのが、なんだかなぁ…という感じでした。

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    2014年03月16日