鈴木康士のレビュー一覧

  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    今回は閉鎖された空間で起こった事件ってことで、刑事さん全然出てこんかったけど、いつも通りの八雲。まぁいっつもあんまり刑事さん役に立ってないもんね(笑)

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    2022年01月29日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    石井さんの話はとても面白かったけど、後藤さんがいい加減しつこいっていうかワンパターンな感じが鼻につき始めたなぁ。

    石井さんの「おそらくあの言葉の意味は」の真意が知りたい。

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    2021年06月19日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔

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    どう繋がるのかが見えない、貼り巡られた伏線が収斂して、意外な真相が明らかになるクライマックスは迫力がある。ただ流石にちょっと盛り込み過ぎかも知れない。

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    2021年05月19日
  • 君を忘れる朝がくる。五人の宿泊客と無愛想な支配人

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    ネタバレ

    忘れたい記憶を本当に手放せる、そんな奇跡があるのなら、すがりたくなる人は少なからずいるだろう。
    ここを訪れる人たちの中には、都市伝説として語られるその奇跡を頼ってきた人が確かにいた。
    ある人は門前払いを食らい、ある人は実際に記憶を手放した。
    その先に何が待っているかを、予測することなく。

    手放したい人の記憶の内容もその理由も様々だ。
    心が壊れてしまった人を救いたい。
    失われた命に関わる後悔を涙を消し去りたい。
    読み手側の同情を誘うには十分な理由。

    ただ記憶を失った場合の代償は後から分かる。

    その記憶を失えば救われるかと言えば、そうとは限らない。
    その記憶の消去と辻褄を合わせるため、人間の

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    2021年02月07日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    ネタバレ

    八雲シリーズ単行本では完結したけど、最後のAnother Storyシリーズかな。
    しかし、このシリーズだと一心が存命で、まったく八雲が晴香に歩み寄っていない段階なので、八雲の態度がめちゃくちゃ辛辣w
    女子に四つ這いになって踏み台になれ、と中々いう人はいないよ・・・(笑)
    本当に晴香はドМだわ…


    大地奈津美…八雲の小学六年の時の同級生。バイト先のペンションで幽霊が出るのは天使の予言が関係しているのではないか、と相談に来た。

    桂木…ペンションのオーナー。離婚し会社員を辞めてペンション経営を2年前から始めた。

    天使真冬…最近ネット上で予言を行う事象預言者。八雲に言わせると、預言者と予言者の

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    2021年01月24日
  • 怪盗探偵山猫

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    山猫のだらけたファッションと歌声と酒の趣味が、小説なのに凄くイメージできてしまう。
    本気なのか単なる音痴なのか気になる所です。

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    2021年01月22日
  • 怪盗探偵山猫 鼠たちの宴

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    うれしい‼クロスオーバーしている。
    神永学作品のファンならあの人達の登場に歓喜したのではないでしょうか?

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    2021年01月22日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹

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    いじめた側にどんな事情があろうが
    いじめられた側は許さなくていいし
    まして罪悪感を持つ必要もないと思う。
    その意味で被害者は因果応報だろう。

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    2020年08月24日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い

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    短編も楽しい

    短編ということもあってか、軽く読めました。晴香と八雲のいつものやりとり、刑事さんとの絡みなど本シリーズと同じ。でも本シリーズほどの暗さもなく、あっさりという感じで、楽しくもありますが、ちょっと物足りない感じもあります。

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    2020年08月18日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    今回は最初から犯人が明らかだった。
    八雲の幽霊との対話も事件がおわってからこうでしたと説明された感じで、珍しいと思った。

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    2020年08月18日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    ネタバレ

    200531
    ¨̮
    八雲は相変わらず読みやすい。今回は八雲が最後までつんつんだったので次回のデレに期待します!!

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    2020年05月31日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    長年にわたり神永学を愛読しています。
    いつもなら高評価するところですが、オールキャストでないところと、意外にもありがちなトリックに、これはこれという評価です。
    まあ、本編ではないので。
    待て!しかして期待せよ!、ですね。

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    2020年05月14日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    読みかけで、家事の合間にふとストーリーを思い返してみる。あれ?ワインでてきたっけ?ん?と一瞬混乱。色々な設定が、近々で再読した死神の精度とごちゃ混ぜになってしまい、八雲読んだぁ!って満足感がいつもより薄かった。

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    2020年04月12日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    閉鎖空間、心霊現象、やって来た預言者、そして起きる事件。
    色々てんこ盛りで錘の置き所に困った。彷徨っていた小さな霊が行き先を見つけたのが救いになったかな。
    ほんの少しだけでも

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    2020年04月11日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    今回はよく喋ると思ったら、舞台用でしたか…
    シチュエーションもこれ見よがしだし
    まぁ、パラレルワールドの八雲さんって事で
    少々八雲らしさが足りなくて残念でした。゚(゚´Д`゚)゚。

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    2020年04月01日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言

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    【あらすじ】
    悔い改めなければ、三つの魂が地獄に落ちる―。心霊現象が相次ぐ湖畔のペンションに、不吉な予言が告げられた。かつての同級生から依頼を受け、調査に乗り出す八雲であったが、そこに現れたのは預言者本人だった。
    台風によって生じた閉鎖空間のなか、予言の通り犠牲者が
    出てしまう……。果たして、死の連鎖を止めることはできるのか? 呪われた予言の謎を八雲の頭脳が解き明かす! 大人気スピリチュアル・ミステリー!
    【感想】
    本編の最終巻を待つ中でのANOTHERFILE最新巻です。
    今回はほぼペンションの中だけで展開されるワンシチュエーションミステリーで刑事コンビも登場せず、ちょっと淋しい展開でした。

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    2020年03月27日
  • 岩田虞檸為、東銀座の時代

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    初読みの作家さん。あらすじからはちょっと想像出来ないお話。いわゆるファンタジーなんだけど、主人公の万丈がわりとリアル。今時の若者って感じで、ファンタジーなのに現実社会にいるなこういうやつ!的な感じで、良い人も嫌な奴も悪い奴もいる。かと思えば、タイムスリップ⁇したり、聞き屋さん⁇やってたり、突然キャバクラで働いてみたり、父母の失踪の原因は不明だったり、だいぶとっ散らかった印象。続編あったらもっと掘り下げるお話になるのかな…でもおもしろかったです☆

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    2020年01月09日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔

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    友人が八雲にはまり始めて、自分も久しぶりに八雲シリーズに手を伸ばす。

    久しぶりに読んだけど、テンポは変わってなくてサクッと読めた。
    八雲の態度は相変わらずと思っていたけど、
    晴香が容疑者として証拠まで出てしまったことにかなり無自覚にショックを受けてた。
    晴香の事を語れるほど情報を持っていないことに気づいて、なんなら本を読んで逃避行動しちゃってる。
    あいつはそんな人間じゃない、と人は自分の物差しでしか判断することは出来ないけど、関わりが多くなればなるほど、データではわからないその人の人となりってわかるものだよね。
    でも、情報が多いほど確かにもっとその人の事を知れるから、八雲は晴香の事をきちんと

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    2019年10月22日
  • 心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形

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    今回は山梨を舞台にした連作短編。
    一心の元に持ち込まれた相談事から山梨へ行き、次々と心霊事件に巻き込まれる八雲たち。

    another filesというだけあって、本編よりだいぶ時間が戻っている。一心も生きているし、八雲と晴香の関係から想像すると、かなり初期なのか。2人のビミョーな距離感が初々しくていい。

    相変わらずのスピード感でサクサク読める。初期の設定だからか、八雲がトゲトゲしくて、後藤や晴香とのやりとりが、ちょっとくどいかな。
    結局掛け軸に描かれた赤い目の男は、八雲と関係があるのか、よく分からないままだった。

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    2019年07月08日
  • 地獄の門

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    ネタバレ

    殺人事件で殺され、地獄に落ちた男が転生して真犯人を追う傍ら、現世でその恋人も犯人を追うという二重構造のミステリ。地獄の設定やシステムは非常に秀逸でスラップスティック。地獄編の描写は非常に面白かった。現世での女刑事である愛も著者特有の狂気に満ちており、その心理描写は上手い。ただ、地獄編の主人公である良太が一貫して現世に残してきた恋人の名前を出さなかったことと、愛の父親が婿入りという時点で、作品の大掛かりな仕掛けが粗方読めてしまったのは残念極まりない。理不尽を得意とする著者だからこそ、消去法で最も理不尽な可能性を考えたら容易く行き着いてしまう。ホラー寄りのせいか、ラストの悪魔の一人語りも理不尽を通

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    2019年05月27日